やまめの庭つくり

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たった3日で

2013-03-24 | ガーデニング
サクラが満開で,車を運転していると住宅地や山の斜面に思いもかけない大きなピンクの塊を見かけてうっとり見とれてしまいます.

本当に束の間の自己主張ですね.誰もがこの時期だけサクラに目を奪われてしまうと思います.

夜,yadoroku氏と近所の公園に夜桜見物としゃれ込んでみたのですが,遊水池なので特にサクラのライトアップとかしているわけではないため,せっかく満開の花の下にいるのに,シルエットに近い感じで残念!yellow7symbol5



スマホのライトをつけて撮影したのですが,ちょっとピンボケ.

何だか不満~
なので,散りだした頃に出来れば再挑戦したいと思います.




ところで,この時期は3日違うと植物の様相がガラリと変わってしまいますね.

3日前に見かけたイカリソウのツボミは10センチくらい茎が伸びてしっかり花を咲かせています.



タンチョウソウも・・・



鉢植えのアーマンディも咲き出しました.たくさん咲いた昨年より,ちょっと花が少ないかも知れません.







ランはやっぱり・・・

2013-03-24 | 植物
先日,新宿御苑の大木戸門近くにある大温室に行きました.



2007年に旧温室を閉館して2012年11月20日に5年ぶりにオープンした温室は,勝手にオランジェリーのようなものを想像していたのですが,行ってみるとモダンで曲線が美しい美術館のような外観でした.

中にはいると,さすがにオープンしたてだけあって植物はまだまだ植えたばっかりです,と言う感じ.

滝や池もあり,熱帯の山地など色々な植生を再現するシチュエーションになっているのですが,全体的にまだなじんでいません.

きっと3年くらいすると,植物も大きくなって意図した雰囲気が生まれてくるのでしょう.

ここでは,洋ランが止まり木のような台に鉢の状態で展示されているので,違和感を感じたのですが,新宿御苑の温室が国内で最も古い時期(1875年~)の温室で,洋ランの花卉栽培やメロンやパイナップルなどの促成栽培などが行われたという歴史が関係しているのかなと思いました.

ただ,先月ラン展を東京ドームで見ているので,それに関しては何だか物足りないというか,「あ~,ランね・・・」的な感覚で流していたのですが,ある品種に出会ってびっくりしてしまいましたyellow25

一瞬,へらみたいな形で種か,花か,ランかどうかさえわかりませんでした.



いえ,葉っぱは確かにランですけどね.

このへら状のものは一体何?



どうやら豆粒のようなものが花のようです.



下から先端に向かって裏表一列に咲き上がっていっているみたい・・・

ツボミを保護しているモモのような形の苞みたいなものが退化するようにして花が咲いていっているようです.



花をアップで見てみると,思わずギョッとするようなグロテスクさ.

よく見ると,オウムの顔にも見えますが,やまめ的には吸血すると豆粒のようになると言う,○○に見えて仕方ないです.

ランって,やっぱり不思議な植物です.



Bulbophyllum purpureorhachis (De Wild.) Schltr.

中部アフリカ コートジボアール原産