やまめの庭つくり

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早春

2012-02-13 | 樹木
昨日,ポカポカと気持ちの良い日差しが注ぐ中,何となく日に当たらないのがもったいないなぁと思って,yadoroku氏と駅までの坂道をのんびり散歩に出かけました.

途中の民家によく手入れされた庭木があるのですが,ウメのツボミはまだ固く,開花にはあと何日かかかりそうでした.



あちこちで観梅会が開催されていますが,見頃はあと二週間くらいかかるのかもしれませんね.


クリスマスローズ展

2012-02-12 | ガーデニング
今月17日から19日まで池袋サンシャインシティワールドインポートマートビルでクリスマスローズの世界展が始まります.

毎年開催されていて,今年でちょうど10周年だそうです.

この期間は会場で原種から新品種まで珍しい花や非売品の種類まで紹介されます.

また,苗はもちろん,雑貨,寄せ植えなど幅広いクリスマスローズの楽しみ方も見ることが出来ます.

やまめとしては,昨年は新品種コーナーが面白いと思いました.

クリスマスローズにも香りの良い花があるんだということを初めて知りました.(原種は青臭い感じですが,新しい品種は確か甘い感じだったような・・.)

花の付き方や形もそれぞれの作出者の努力が実り,生まれてきたものだと思うと面白く,美しいものを見せてくれてありがとう~と思うのです.

それと,一鉢がかなり高額のクリスマスローズの苗をこの時とばかりにスーパーマーケットのバーゲンよろしくカゴに詰め込んでいるおばさまたちの姿も印象的でしたyellow22symbol5


今年は本展開催前にサンシャインを訪れる人たちに対して事前PRを行うことになり,RHSJコンテナガーデニング協会が協力し,会員の方たちがクリスマスローズを使った寄せ植えを制作することになりました.

先週から30鉢が館内7カ所に飾られています.

地下の案内所横.



オフィス棟1Fエスカレーター横.



サンシャインアルパ1F 吹き抜け広場.



サンシャインアルパ2F 吹き抜け広場.




サンシャインアルパ3F 吹き抜け広場.



59Fレストラン.



水族館入り口近く.



何だか白いチェーンと大きな看板が寄せ植えより目立っている気がします.

置き場所(背景)によって,寄せ植えの印象が相当違いますyellow13symbol6

そして,クリスマスローズが地味目の植物のため,遠目に見ても目立たない上に,せっかく事前PRなのに展示してある場所が暗いyellow6・・・節電,でしょうか.それにしても・・・暗すぎではalien

多くの人が周りのベンチで座って休んでいるのですが,花があることになかなか気づいてもらえなそうな気がします.
本を読んでいる人なんか,目が悪くなりそうです.


期間中だけでも明るくしてくれればいいのになぁ.

照度が足りないので,ツボミのものは咲かないでしょうね.

こんな感じの大人の事情が諸々あるものの,お近くにお越しの際はじっくりとのぞき込んで楽しんでもらえたらと思います.

鉢はジム・キーリング氏が1976年に創設したイギリスのウィッチフォード・ポタリー社製テラコッタ2種で約10号の大きさです.







ジャカランダ

2012-02-10 | 樹木
何年か前に友達の家の新築祝いに行ったとき,リビングに大きな鉢植えの植物がたくさん置かれていて,とてもオシャレで素敵だなぁと感じました.

そこで,狭い我が家でもちょっとだけ観葉植物を育ててみようかと,ミーハーな気持ちになり,ミニ観葉などを買って,掃き出し窓のそばに数種類の小さな鉢植えを置いています.

学校の授業で,ハイドロカルチャーで植物を育てるコツについて教えてもらったので背中を押してもらえた感じです.



全部ハイドロで育てています.

生かさず殺さず・・・みたいな状況なのか,ほぼ姿形が変わらないままなので,育てているとは言えないかもalien

その中のひとつ,ジャカランダという,繊細な葉っぱのひょろっとした植物は,ぽろぽろといつも葉を落としています.



本当は街路樹にもなって,キリの花によく似た美しいブルーの花を咲かせるらしいです.

実は地植で越冬もいけそうな感じらしいです.

こんなひょろひょろな状態はやっぱり全然ダメな状態なんじゃないか,と急に反省.

一応,丈は伸びているのですけどyellow13

もっと肥料などをあげた方がいいのかな.



ところで,葉の付け根に今日は謎の茶色い物質を発見.

拡大鏡で観察し,鉛筆でつついてみましたが,ムシなどの生き物ではないようです.



これは一体なんだろう・・・hamquestion



球根ベゴニア

2012-02-08 | 植物
一週間前,ひょんなことから球根ベゴニアが家にやってきました.

やんごとない事情で.

こんなこともないと絶対我が家にベゴニアが来ることはないと思ったので,まぁチャレンジしてみようかと持って帰りました.

ファンタジーシリーズの中のアプリコットファンタジーという品種で,千葉県の育成品種だそうです.

ギフト用で,結構立派な株です.

ベゴニアかぁ・・・・学校で習ったなぁ~

温室がよかったんじゃないかなぁ・・・

いざ育ててみようとすると,温室ないし,冬のこの時期どうなの?と思って早速ネットで育て方を検索.



球根ベゴニアは晩秋に茎葉が枯れて休眠に入るため,球根は掘りあげて乾いたバーミキュライトの中で凍らない程度のところに貯蔵・・・noteって,えぇーーーーaliensymbol5

鉢につけられていた簡単な「育て方」説明書にも

「冬には地上部が枯れます.

球根がよく育っていれば,翌春以降,また楽しむことが出来ます.」

って,今こんな状態で花咲いてますけど,この状態からどうしたらいいのかを説明書につけて欲しい~yellow9anger

いつも思いますが,鉢花のこういうところ,不親切だと思います.

枯れたらまた売ればいいや,むしろ枯れてくれた方がいいdokuro・・・・そんな考えを感じませんか?

まぁ最近はネットが発達しているから調べる方も心強いですけど.

愛好者をも育てようとしないと,いつまでもプレゼントとしてのモノ扱いから抜けきれない気がします.


さて・・・・球根ベゴニア.

環境の変化には敏感らしく,置き場所を変えただけで生育に影響することがあり,花が早く終わってしまうこともあるらしい.

水や肥料のやりすぎに注意して,どちらかというと乾燥に強いので乾かし気味に育てることと,日光は好きらしい.



葉っぱは左右非対称の心臓型,フチにギザギザ(鋸歯)がある.ハート形と言わないところがリアルです.

球根はまだ見たことがありませんが,扁平な球形・・・だそうです.

来年まで育っていたら見られるかもしれませんね.




花は結構ゴージャスで大きいのですが,色が薄いので清楚でかわいい感じです.

八重なのは,雄花で,おしべが花弁化したものです.

じゃ,雌花は?というと,



雄花の根元にくっついている小さな花up,左の,これがそうです.

結局寒さには弱いらしいので室内で育てるしかないと判断.

乾いていたので外で少し水をやってみました.

が,何とその日室内にしまうのを忘れて一晩,この寒空の下に置き去りに.

翌朝ドキドキしながら見てみると,一応何ともなっていないので一安心.

それからずっと暖房のある部屋に置いていますが,土はまったく乾きません.

根が休眠中なのか?

とすると,このまま根腐れの可能性もあります.

花がぽろぽろ落ちて,すごく少なくなりました.

寒空放置の影響か,温室育ちからやまめ邸に移った影響か,単に花がいったん終わる時期だったのか.

hamquestionハテナばかりが浮かんできます.」

案外早くいなくなってしまうかも・・・と嫌な予感がしますが,一応今後も経過報告をしていきたいと思います.




ビオラの花がら

2012-02-07 | 植物
先日,熱い園芸愛好家の方たちが属する,「花なかま」という会の創刊号を読みました.

月例会のことや特集記事など,どれも面白く,そのうち自分も参加してみたいなぁ・・・と思いました.

とはいっても,月例会での種子や植物の交換会などにはとても恐れ多くて手を出せません.

が,マニアの皆様のイチオシの植物が展示され,滅多に見られない珍しい植物の実物を目にすることが出来る上に,育てている人の解説が聞けるという興味深い会なのです.

創刊号の中の特集の一つは,ビオラ・パンジーの交配の仕方についてでした.

ちょっと専門的な用語があってわかりにくい部分もありましたが,受精した花弁と受精に失敗した花弁は一目でわかる,というくだり,確かにそうだなぁと改めて思いました.

受精に成功すると,花びらがくるっと内側にまるまり,子房を守るような形になります.

こうなると,普通は「あぁ,花がらだ.取らなきゃyellow24kirakira」と考えて,一生懸命摘み取りますよね.



受精に失敗したやつは今適当な写真がないのですが,時々そのまま枯れていますよね.

アレです.

しいて言うなら下の写真のような花の状態で,子房がこんなに太っていない感じです.



わかりにくくてすみません.

今度適当な写真を撮ることが出来たらさしかえたいと思います.


もう一つ,特集の中で,「パンジーの種は温度変化が少ない冷蔵庫の野菜室に密閉容器に入れて適切に保存したとしたら,20年後でも発芽する」とありましたyellow25symbol5symbol5

よく発芽率が翌年になると落ちるんじゃないかと考えるのですが,保存をきちんとやればそんなに保つとは・・・

さすが,タネ!!

さすが種の保存を担うヤツです.すごいなぁ.