地元の野菜、こんにゃくなどなどもずらり
今日、誰もが挨拶代わりに口にしたのは「こんな陽気の梅まつりは初めてだね~」
とにかく暖かく、風も無く、春のような午前中
午後は一転して、また冬に逆戻り~~
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。
朝から杵でついた餅を、草もち、梅もちに・・・婦人会の皆さんで作ります~♪
地元に伝わる気力・体力増強のための「焼き梅茶」
梅ヶ島のお爺ちゃんたちはとっても器用
竹馬、紙でっぽう、草笛、椅子などを手作りします。
大道芸の風船はお子様に大の人気
梅干しの種飛ばし大会で景品の木製の椅子をGetされた方、おめでとうございます。
昨年の景品のその椅子を見て、私もすっかりとりこに。
同じものを注文して作っていただきました~♪
次回さくらまつりは4月14日です~
3月17日(日)は梅が島の梅まつり
大野木の梅園では、ちょうど梅が見頃です
ぜひぜひ、梅が島に足をお運びください(^^)
平成25年3月17日(日) 10:00開園
会場: 梅が島婦人会梅園 大野木バス停前
入園・駐車場無料
・ 毎年恒例の梅干しの種飛ばし大会(豪華景品付き)
・ つきたて「安倍の梅もち」のサービス
・おいしい「梅コロッケ」「焼梅茶」
・駿河若シャモ・身延湯葉入り豪華「合戦鍋」
・手作りおもちゃの体験コーナー
・静岡本山茶のサービス
・梅が島地場産品の直売 など
その他、梅が島地区内外から、多数の売店が出店します by Su~
商品終了次第に終了します(例年15時前後=お早めにお越しください)
初午祭の神楽で使われたものと同じ弓
桃の木で作られたとのこと
お茶は、和紅茶・山霧の香りでお馴染みの佐野さんの「おくひかり」緑茶
この日、「真富士の里」でわさびの花を購入(^^)
中平の販売所でみつけたコウタイサイをお浸しに~
野菜のもつ力がつまってておいしかった(^^)
少しずつ春が来てます by Su~
旧暦2月の初午の日に行われてきた梅ヶ島・新田集落の初午祭
数年前より、3月の第二土曜日と決められ
今年は3月9日に行われました
神前に奉納する舞い
青年団の方々が支えています
左後ろの真面目な顔して座っているのは「隠れ茶」の秋山さん
これは、神前のお祭り後のチキドン
各家庭を回ります
「山霧りの香り」の佐野さん(^^)
稲荷神社での神事につきものの、お神酒と一緒に配られる「するめ」
例年は、この火が唯一の暖となり人々が周りを取り囲みますが
今年は暑くって・・・焼き係はたいへん~!
神社のふもとでは、当屋がお祭り関係者、いらした方々をおもてなしします
今回、静岡市で企画されたツアーのお客さんも受け入れました
来るものは拒まずで、私もごちそうになりました
手打ちのお蕎麦です(^^)
なのですが、積極的な呼び込みはしないので、知る人ぞ知るみたいになってます by Su~
梅ヶ島新田集落の神楽は、無形文化財に指定されている歴史ある神楽。
折々の機会に舞われ、神社に奉納されております。
梅ヶ島新田での初午まつりは、新田では一番大きな行事です。
お盆に帰省しないこども達も、初午まつりには帰省するほど。
写真は、夜の部。
例年、知る人ぞ知るまつりとして営まれてきましたが、今年は、静岡市文化財課が以下を企画してくれてます。
【民俗芸能鑑賞の旅 ~梅ケ島新田神楽~】
周辺の歴史や文化に触れながら、市指定無形民俗文化財「梅ケ島新田神楽」を見学します。
【日時】 平成25年3月9日(土) 午前10時~午後5時
(神楽見学後、大谷崩れを見学し、静岡駅戻り時刻を4時から5時に変更されたそうです)
【場所】 稲荷神社 (葵区梅ケ島新田) ※市街地からバスで梅ケ島へ送迎します。現地には坂道・階段あり。
【対象】 どなたでも25人(小・中学生は保護者同伴)
【会費】 一人3,000円(バス代・保険料)
すでに定員となり締め切られているそうですが、マイカーでお越しの方は見学できます。
10時半に新田稲荷神社にお越しください。
地元では、来年に向け、新たなプランも練り始めているとか。
乞ご期待~♪
昨日27日、自由ヶ丘古桑庵にて「第3回農家のお茶会」が催されました。
静岡の茶農家4軒が、古桑庵にて、自慢のお茶を呈茶
地域や作り手によって、淹れ方によって、お茶の味は大きく変わります。
それぞれの茶農家のこだわりを、東京の皆さまにお伝えする稀有な機会。
折しも、古桑庵ではお雛さまを展示され、とっても素敵な雰囲気の会場。
隠れ茶を守る会では、梅ヶ島の煎茶「隠れ茶」和紅茶「山霧の香り」をご披露させていただきました。
隠れ茶の茶殻は、新芽特有の柔らかさ。炊き立てご飯と混ぜて「茶殻おむすび」
和紅茶のお茶うけは、お茶くらぶでお馴染みの Bar at ease 53 cafe のchiecoさん手作り
隠れ茶パウダーたっぷりの「隠れ茶ぼーる」と和紅茶の入った「山霧の香りぼーる」
和三盆で包まれほんわりした甘みとお茶の香りが大好評!
茶花?は、ワサビの花と本ワサビ!
多くの方に、「梅ヶ島のお茶の香り高さ」を知っていただけ嬉しいです。
合わせて、梅ヶ島の景色の良さ、温泉の良さもアピールできました^^)
また、耕作放棄茶畑の再生に興味をお持ちくださっている方々にも出会え、
驚き&嬉しさ倍増。
梅ヶ島の湧水で、梅ヶ島のお茶・和紅茶を楽しむ会・・・いつかやってみたいです。
隠れ茶を守る会のホームページはこちら http://wakoucha-kakurecha.com/
梅ヶ島のホームページはこちら http://umegashima.jp/
FaceBookされている方は、 「隠れ茶を守る会」もどうぞご覧ください。
ご近所さんのケヤキの木と夜空
梅ヶ島と言えば、お茶とワサビと温泉!と答える方が多いのですが、実は「水」と「夜空」も自慢の逸品!
梅ヶ島の200世帯、全戸が湧水を利用しております。
水の美味しいこと・・・
その水で淹れるお茶の美味しいこと・・・
安倍川の源流に位置する梅ヶ島界隈を水源として、静岡市民の飲料水が賄われています。
ですから、山や茶畑の保全は、市民の飲料水の保全につながっているわけです。
さて、
忘れがちなのが、夜空の美しさ
・・・そして暗闇。
月の無い夜の暗さは、都会では経験できないものです。
ほんの5m先も全く見えません。
闇夜のカラスとは言ったものです。
昔、狸に化かされる/狐につままれる/とか言ったのは、この暗闇で方向が分からなくなって
勘違いを起こしたことを言ったのでは??と思ったりするほどです。
それだけ暗いと、☆の明るさが際立ちます。
空気が澄んでいることも助けになっていることでしょう。
冬にはいつもこんな空になります。
我が家の渋柿の木と
天の川のような帯もいつも見えてます。
先週末、15分くらいの間に流れ星が2つ見えたそうです。
(15分といえども外はマイナス10℃ほど。勇気ある若者は、翌朝、風邪薬飲んでいました~~)
梅ヶ島の年末のお料理が、普通のお節料理とは一風変わったものであることは、先にお知らせいたしましたが、そのお料理を、Web雑誌の tabelatte が掲載くださいました。いつまでも残って欲しい梅ヶ島の大晦日料理・・・大切にしたいものです。
http://recipe.tabelatte.jp/feature/kitchen/vol13/
HOME > 特集一覧 > 世界のキッチン事情 Vol.13
Kitchen data ~Vol.13 From日本・静岡県梅ヶ島~
【location】
静岡県静岡市中心部から約45キロ北上した安倍川の上流にある
静かな山村・梅ヶ島。
昔ながらの暮らしを大切にしている村の方々
(大村さん、望月さん、杉山さん、小泉さん、新村さん)のお宅。
水道は湧水、燃料は薪。昔ながらの暮らしを大切にする山村の台所
静岡駅から北へ45Km。広大な南アルプスの麓に広がる静かな山村・梅ヶ島は、「安倍川」の上流にあり、徳川家康にゆかりのある土地でもあります。金山巡視の道すがら、「腹が減った」と言う徳川家康に、農家の人が小判を模して「きな粉をまぶした」餅を出したところ、気に入った家康公が「なんという食べ物だ」と問うと、「名はありません」。「ならば、安倍川餅、だ」と命名したとか。
今回は、コンコンと良質の温泉が湧き出る自然豊かな梅ヶ島で、数百年の昔から代々暮らす方々が大切にしている、「キッチンと暮らし」をご紹介していただきました。
築200年になる大村さんのお宅。「畑仕事から帰ってきて、靴のまま手早く食事ができるように」と、昔の日本の民家には当たり前のようにあった土間を、60年前に改装したキッチンは、現在も土間の面影が残されています。
土間には、どの家庭にも必ず「薪ストーブ」が置かれ、寒い時期は食卓としても利用されています。暖を取りつつ食事ができる「薪ストーブ」の燃料は、間伐材や払った木枝など。もちろん、ガスも電気も引かれてはいますが、昔ながらの暮らしは、エコ感覚に優れています。食事以外のときでも、家族団らんの場所に。かつての囲炉裏の感覚でしょうか。デザインも各家庭個性的。同じものはひとつもないというのも面白いところです。
ちなみに、標高1000mに及ぶ梅ヶ島は、標高が高すぎるため水道が引けず、今でも湧水から、直接各家庭に簡易水道で引き込んで利用されています。南アルプス山麓の水が水道から出てくるのは、ある意味贅沢かもしれませんね!
200年も受け継がれる味噌桶、代々受け継がれる我が家の味
さて、キッチン(土間)の脇には、味噌や漬物などを保存するための小部屋があります。大村さんのお宅には、なんと200年も使い続けている味噌桶がありました。もはやアンティークのカテゴリーですが、立派に現役です。代々受け継がれてきた道具を守り、土地に根付いて暮らす。今風の便利さとは対極にある部分もありますが、一朝一夕には実現できない分、憧れも感じさせられます。
梅ヶ島のお宅のキッチンの上部は、薪を燃すことによって出る煤に覆われています。台所には必ず祀られる神様も真っ黒。しかしながら、この煤が虫よけの役割も果たしているそうです。昔ながらの暮らしには、必ず…その土地の気候風土に合った「暮らしの知恵」が隠されていものなんですよね。
梅ヶ島は標高が高く、寒暖の差が激しいため霧がよく発生します。また、水が美味しいなど、銘茶を生産する条件が最高にそろっている土地でもあり、ここで生産されるお茶は「隠れた銘茶」と言われています。「和紅茶」も生産されています(写真は、梅ヶ島で生産される最高級の和紅茶)。梅ヶ島とお茶は、きってもきれないものだそう。家族の歴史が積み重なった家で、薪ストーブを囲んで地元のお茶でほっこり。素敵な山村の暮らしです。
定番料理はなんですか?
滋味豊かな食材と清涼な湧き水でつくる毎日の食卓は、どれも深みのある味わいです。写真は、伝統的なお正月のお料理「煮上げ(にあげ)」。「煮て、神様にお上げする=お供えする」の意味があるそうです。大根、人参、ごぼう、こんにゃく、シイタケ、昆布、青物。野菜だけで7色に彩色した「煮上げ」に「あずきご飯」を添えて、大晦日にお供えし、元旦に下げていただくそうです。
Report+Photo by Akiko Kajiwara http://umegashima.jp/
Realization by Sawabon
大晦日は、どのご家庭でもそれぞれご自慢のおせち料理をご用意なさると思います。
梅ヶ島でも独特の大晦日のお料理があり、標高1000m近くの「中の段」にあるお料理上手なお宅にお邪魔させていただきました。
ご家庭によって呼び名は違うようですが、大晦日に神様に上げるのは、7色の炊き合わせ「煮上げ」と「小豆ごはん」。
神棚に上げて1年の無事を感謝します。
それ以外に、おせち料理の数々をお正月用に作ります。
おりしも、食の専門サイト「タベラッテ」の素敵なご担当者さんからとっても嬉しいお申し出をいただきました。
「世界のキッチン」という特集にて、日本の「台所」を紹介しよう!という企画があるとのこと。そこで「the 日本の台所」として、古き良き日本の生活様式
が残っているの『梅ヶ島の台所』を取り上げ、下記のWeb雑誌に掲載いただきました!
http://recipe.tabelatte.jp/feature/kitchen/vol13/
梅ヶ島の皆さまのご協力をいただき、とても素敵なご紹介となりました。大晦日のお忙しいさなかにお邪魔させていただきました皆さま、ありがとうございました。
いつもながら素敵な写真を撮ってくださいましたす~さん、遠路ありがとうございました~☆
1月17日は山まつりの日。どの集落でもそれぞれに安全祈願をするそうです。
今回は梅ヶ島で一番の林業家のいらっしゃる集落「入島にゅうじま」の山まつりをご紹介します。
いつからこの儀式をしてきたのか、ずいぶん昔からとのことですが、はっきりわかるのは、出納帳が残っている明治初期から。
でもその前から行われていたはずとのこと。
29曲におよぶ謡を暗記するのが、元服前の男がすべきことの一つだったそうな。
男子は厳しく仕込まれて毎晩練習したそうです。
かつては女人禁制の儀式も、人口減少にはたちゆかず、今では女性の参加も得て執り行います。
毎年順番に、集落を代表して伊勢神宮にお参りに行った方々が前に並びます。
その方々を中心に集落の家長全員がぐるりと輪を作ります。そして、大根を利用して作った「華」(山、山に咲く花、歌う鳥、のこぎりなどの山の道具を大根で模して作ったもの)と伊勢神宮まで運んでくれた「足=今では新幹線」)をお見せしながら、謡と共に安全祈願をしながら順に回ります。
その際、杯の酒を飲み干さない限り、謡のグループは隣の方に移動しません。
一巡すると、杯が一回り大きなものに換えられて、同様に回り始めます。
謡による祈願が終わると、子供たちお待ちかねの「銭撒き」が始まります。
伊勢神宮にて祈祷を受けた小銭を、豆まきのごとくに撒き、皆で拾い「幸運」を持ち帰ります。
梅ヶ島の信心深さを伺える、そして山の仕事を大切に受け継いできた歴史を伺える行事の一つです。
薪ストーブが都会でも流行っているとか。
火を囲んでの一家団欒、恋人との語らい、一人物思いにふける。どれも「絵」になりますね~
梅ヶ島のほとんどの家庭には、薪ストーブがあります。でも都会の薪ストーブのような’ロマンチック気なストーブ’というよりは、’実用を兼ねたストーブ’のような・・・
先ず「暖を取る」そして「煮物を作る」そして「食卓として利用する」がほとんどです。
今日は、4軒のお宅のストーブをご紹介します。みなさんそれぞれ、食卓テーブル部分の材や煙突の形に工夫しています。
畑仕事から戻って、長靴や地下足袋を脱がずに、そのまま火に当たり、食事をしてまた畑に・・・・の様子が伺えますか?
一家団欒の場にも、モチロンなっております~♪
ところで、薪割りはとても大切な仕事。でも高齢者のみのご家庭には大きな負担。
薪割りを体験してみたい方、お声掛けくださいね~^^)