かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

延長戦

2012年02月20日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
 土曜日、氷点下の中、冷たいビールを楽しんだ後、延長戦をしてきました。

 場所はもちろん、ビアパブ店内。

 同じ所かよという声も聞こえて来そうです。

 でも、ピーティッドエールNo.4を3杯に峠舘マイスターの牛リヴロース炭火焼き・おでんを飲み食いしても、なおかつ飲みたい、食べたいものがあったからです。


峠舘マイスター。峠館さんは、本当にドイツで修行してマイスターを取得した方です。

 それは、つぶより牡蠣です。

 つぶより牡蠣とは、通常、2~3年育ててから出荷する岩手県宮古の牡蠣を、1年もので出荷するもの。

 その理由は、昨年の津波の被害です。

 宮古では育ててきた牡蠣をすべて津波で流されてしまったそうです。

 けれども漁師さんたちは、使えそうな道具を回収し、漁船も手配して、種を宮城から入手して、6月には牡蠣の養殖を再開しています。

 しかし、ここで問題が。

 通常の大粒のものを出荷するには、2~3年かかります。

 それでは生業として成り立っていきません。

 苦渋の決断をして、今回、1年ものを「つぶより牡蠣」として出荷したそうです。

 それがこれ。


ピントがずれてますが、『つぶより牡蠣と山芋のガーリックバター&香草パン粉焼き』。

 kaneurikichiji は牡蠣がちょっぴり苦手なのですが、これは何の抵抗もなくおいしくいただけました。

 牡蠣を食べておいしいと思ったのはこれが初めてかもしれません。

 盛岡市内の飲食店では、つぶより牡蠣を使ったメニューを食して「復興応援」キャンペーンを2月29日まで開催しているようです。

 ぜひとも盛岡にいらして、食べて飲んで、復興の応援をお願いします!

 そして、飲む方は・・・・。



 ゴールデンストロングエール。

 アルコール度数9%のベルギービールというだけで飲んでみたいと思うじゃないですか。

 ただ、それだけじゃありません。

 携帯電話のカメラで撮ったので、よく映りがよくないのですが、名前の通り黄金色をしています。

 なんか金運によさそうじゃありませんか。

 ま、それはともかく、おいしい牡蠣においしいビール。

 元気が出たので、健康には良さそうですよ。
コメント (2)
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