かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

溶岩流の上を歩く~今季2度目の岩手山 ②

2012年10月04日 | 旧ブログ記事(トレッキング関係)
いつも岩手山は御神坂コースから登っていましたが、今回は別のコースを選択。

先日、アルパカと戯れた八幡平フラワーパーク近くの焼走り登山口から登る、焼走りコースです。

『焼走り』といっても、よくニュースで流れる火渡り神事(護摩木を燃やした後、素足で走るあれです)ではありません。

岩手山が、享保4年(1719)に噴火したときに流れ出た溶岩流のことをいいます。
 ※享保16~17年という説もあるようです(←観察路入り口の解説板も、八幡平市設置のものは享保4年、環境省・岩手県設置のものは享保16年とありました。

焼け走り溶岩流は、噴火当時の状態で、ほぼそのまま残っていて、国の特別天然記念物に指定されています。

焼け走りコースを登ると・・・・

これは第2噴出口

2つの噴出口跡を見学することができます。

噴出口からは、扇形に広がる溶岩流も目にすることができます。



登山路からちょっと入るところが1か所あり、そこから見るとこんな感じ。

基本的に観察路以外は立入禁止のようです。

もちろん、ちゃんとした観察路もあります。



登山口近くにはキャンプ場もあるので、いつかキャンプ→登山→温泉というコースを楽しみたいです。