先日訪れた仁和寺。
宇多天皇が建立し、昌泰2年(889)、ここで出家した後、禅室を営んだため、別名、御室御所とも呼ばれています。
応仁の乱で、お堂はすべて全焼していますが、江戸時代になり、幕府の援助によって復興されます。
先日紹介した金堂もそうです。
ただ、この金堂、実はもと御所の紫宸殿。
慶長年間(1596~1615)に建てられたものを、寛永年間(1624~44)に移築したもの。
ですので、軒下を見ると・・・・
柱の上には、仏教建築特有の組物がなく、あっさりしています。
※柱と屋根をつなぐ部材のこと詳しくはここをご覧下さい。
そして、菊のご紋も見えます。
ちなみに、現在の御所の紫宸殿は安政2年(1855)の造営。
ですので、仁和寺・金堂は、実は現存最古の紫宸殿なのです。
宇多天皇が建立し、昌泰2年(889)、ここで出家した後、禅室を営んだため、別名、御室御所とも呼ばれています。
応仁の乱で、お堂はすべて全焼していますが、江戸時代になり、幕府の援助によって復興されます。
先日紹介した金堂もそうです。
ただ、この金堂、実はもと御所の紫宸殿。
慶長年間(1596~1615)に建てられたものを、寛永年間(1624~44)に移築したもの。
ですので、軒下を見ると・・・・
柱の上には、仏教建築特有の組物がなく、あっさりしています。
※柱と屋根をつなぐ部材のこと詳しくはここをご覧下さい。
そして、菊のご紋も見えます。
ちなみに、現在の御所の紫宸殿は安政2年(1855)の造営。
ですので、仁和寺・金堂は、実は現存最古の紫宸殿なのです。