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菜の花と油田 環境報告67
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おらが畑の水辺に菜の花が点在、20メートル位の間に3箇所、数本ずつ咲いている。
先日、畑の畦畔の草刈をしたんですがね、雑草の緑に混じって黄色が鮮やかで、せっかくキレイに咲いてるんで刈ってしまうのは可哀そう、て言うか、もったいないんで、菜の花だけは残しました。
水路の水面に光が反射して、キラキラとしてこっちもキレイです。
そういや、菜の花はチェルノブイリで大活躍したようです。 放射性物質をよく吸収してくれるそうで、向日葵なんかも同様だそうです。 どっちも鮮やかな黄色の花ですね。
福島県の放射能汚染が酷い農地は、菜の花を大量に植えたら良いんじゃないか! そんで、菜種油をしぼったらいい。 バイオ燃料として精製したら復興への一大産業になると思う。
他には、石油を作り出す「藻」ってのもあって、これは汚染されてしまった水田を利用したらいい。 技術的にはすでに実現可能なレベルらしいから、福島県の汚染農地では口に入れないものを作ったらいいのだ。
水田から石油を採る、まさにこれこそが本当の油田だね。
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【Inspector+で計測した地上1mの放射線データ】
※自宅屋内21日06時の放射線量:0.23μSv/hr
※自宅屋外21日06時の放射線量:0.91μSv/hr
【以下は公表値】
※陸上自衛隊郡山駐屯地(防衛省計測)20日14時の放射線量:0.60マイクロシーベルト
※郡山市役所前20日15時の放射線量:1.20マイクロシーベルト
※ビッグパレットの20日15時の放射線量:0.71マイクロシーベルト
※郡山市合同庁舎前の21日04時の放射線量:1.37マイクロシーベルト
放射性物質の拡散予測図 SPEEDI
気象庁の 風向風速 3日前から現在まで
21~22日の気象地球力学中央研究所の予想は こちら です。
21~22日のドイツ気象庁 予想動画 もあります。 日本時間では9時間プラスですかね。
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いつも駄文にお付合いありがとーございます。
ミズーリ大学名誉教授トーマス・ラッキー氏の2008年の論文
※副島隆彦の学問道場:重たい掲示板[539]記事より
(転載貼り付け始め)
1.胎児への影響
先天性欠陥、死産、白血病、癌、死亡率、男女割合、幼少期の成長・発達度、遺伝子異常、突然変異から血清タンパク中のDNAを50年にわたり調査した結果
(1)広島・長崎298,868名の子供達からは何の影響も見いだされなかった。
(2)1Sv以下で10-90mSvを浴びた胎児の方が死産・先天性異常・新生児死亡率が低かった。
(3)3Sv以上浴びた胎児に小頭症や知的障害が発生している。
2.癌(白血病)発生率
(1)長崎で310-690mSvの被曝をした人々(2,527名)に白血病での死者は0
(2)長崎で390mSvの被爆者(25,643名)に白血病での死者は0
(3)広島・長崎で260mSv以下の被爆者は白血病死亡率は平均値(1万人に18名)以下
(4)1950-78年でガン死亡率は1.2Sv以下の被爆者は年平均(2.3人/1000人)以下の年2.1人/1000であった。
(5)1950-78年で広島・長崎の250mSv以下の被爆者のガン死亡率は一般平均を1とすると0.9となる。
(6)長崎では3Sv以下の被爆者のガン死亡率は一般平均を上回ることはなかった。
(7)広島・長崎でのガン死亡率は60mSvを被曝したグループ23,000名は一般平均より低く、かつ平均寿命が長い。
(8)広島・長崎でのガン死亡率は20mSvを被曝したグループ7,400名ではさらに著しい低下があった。
3.寿命について
(1)100mSv~1Svの被爆者の子供50,689名の死亡率は一般平均より低い。
(2)同年齢のグループとの比較では癌を除く死亡率では1.8Sv以下の被爆者は65%であった。
(3)広島・長崎で2Sv未満の被爆者20,000人の平均寿命の短縮は認められなかった。
(4)1950-85年の死亡率は700mSv以下の被爆者で相対的な低下が認められた。最小値は140mSvの被爆者。
(5)45歳から75歳の年齢では、5mSvよりも10mSvの被爆者の方が死亡率が1~3割少ない。
3.水爆とチェルノブイリ
1954年(昭和29年)のビキニ環礁で被曝した第五福竜丸の乗組員23名中、6.7Sv被曝した一人は206日後に死亡した。
しかし他の2~5.75Svの被爆者は(論文作成時1993年までの)40年間癌の発生はない。
第五福竜丸はチェルノブイリの場合と酷似している。つまり2Sv未満の作業員209名は誰も死亡していない。
4.考察
引用した論文によると、急性の低線量放射線は日本の原爆生存者へ生涯にわたり健康に寄与したことを示唆している。広島と長崎の人々が浴びた放射線は、いわば「放射線ワクチン」と言える。
一時的に浴びるにせよ、慢性的に受けるにせよ、動物を使った1991年の実験によれば、たとえば以下のような長期的効果があることが判明した。
1)大量の電離放射線への影響
2)傷の治癒が早いこと
3)ミクロではDNAや細胞の修復力の改善
4)免疫力の強化
5)罹病率の低下(特に感染症からの)
6)健全な子孫
7)死亡率の低下
8)平均寿命の伸び
など
原爆による放射線の影響を総括すると、結果的には「電離放射線は生命体には不可欠なもので、我々はその不可欠な物質が不足しているかもしれないという仮説」を裏付けるものである。原爆生存者に関する諸研究により、放射線には有益と有害の境界があることが明らかになった。この結論によりフランスの権威ある委員会も全ての放射線は有害であるという考えは間違っているというという確証を発表した。
以上
(転載貼り付け終わり)
大阪大学近藤宗平教授もラッキー教授と同様の指摘をされています。
http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub081128kondo.html
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