しゃらんらしゃらんら へいへへいへへい しゃらんら~♪
っつー感じで、最終回で催眠術に掛かっちゃって子供番組なのにブラジャー外そうとしちゃって
惜しいところで我に返るというメグちゃんにクラクラした小学生時代を思い出す@河童です。大型連休って何?美味しいの??
水蒸気だと~思ったら!!大間違いよ~エンジンオイル~♪♪って感じで、仕事に使ってる車がタービンブロー起こしちゃったらしく
パーツ探しにすったもんだした週末だった訳ですが、皆さんは楽しい連休だったでありましょうか?
所謂GW中は仕事仕事仕事でうんざりだったんですが、子供達があまりに不憫だったので、近場の豊後高田市ってとこにある昭和の町に連れて行ってあげました。
・・・って、それテメェの趣味じゃネェか!
豊後高田市 昭和の町
人口2万5千人ほどの田舎町なんですが(私が住んでる大分県ド田舎市でさえ一応80000人)、やる気元気長州力って感じで豊後高田の商工会は地道に頑張っておられます。
既に昭和の町が企画されてから10年が経過。メインストリートを昭和の風情にて揃えようというプロジェクトだったんですが、そもそも浜田省吾のMoneyの歌詞みたいに数百mしかない訳。
しかも、一致団結って訳じゃなく、中には全国チェーン傘下に入って生き延びてる個人商店さんとかはチェーンの看板を勝手に変更するわけに行かなかったり、
土日祝日なんかは協力できても、お客さんの少ない平日とのギャップに苦労されてるお宅とかもある様でして、ホントに地道に10年掛けて行楽に他県からも訪れて貰える町を構築してきた様です。
他県から初めて来る方の中には、テレビ・雑誌などの過剰な紹介演出を見て壮大な物を期待しすぎて肩透かし食らっちゃうなんて話もあるわけですが、
やはり昭和世代の私や更に上の世代の方にはタマラン物が満載の町になってます。はい、地元と言っても良いくらい近いトコに住んでいながらマトモに訪問したのは初めてです(笑
残念ながら平成ど真ん中世代の我が子には頗る不評でありました。駄菓子屋の「如何にコストを掛けずテキトーな物で子供から金を巻き上げるか」に必死なアイテムとか
最早絵本の世界でさえ知ることが出来なくなってきた必殺五右衛門風呂とか、星一徹伝説の象徴たるちゃぶ台のある昭和のお茶の間とか、B10&B110サニーとか、
あまりに質素で不味くて何が悲しくて金出してこんなもん食わされなあかんねんと遂には我が子から泣きが入った学校給食完全再現定食とかw子供達には理解不能の様でした。
学校給食、正直お値段はバカ高いんです。どの定食メニューも1000円以上します。ただ、本気で再現してくれているので、その手間を考えると個人的には充分納得できる価格かと。
「ブルヴァール」という普段はカフェバーやってる店で提供されてるんですが、金属製のトレーや食器に先割れスプーン、瓶入り牛乳に私より1世代上の方向けに脱脂粉乳のオプションまである拘り。
私は京都で小学生時代を過ごしたので、大分県の学校給食ってのは知らなかったんですが、図らずもこういう形で知ることになり、しかも概ね同じ様な物だったらしく懐かしさ堪能させて貰いました。
大好きだった鯨カツや鯨竜田揚げや「てめぇ、焼いてないくせに焼きそばを名告るんけ?」な焼きそばとか妙に粉っぽいカレーとか、カミさんや子供達に無理矢理注文させつつ色々嗜んでみました。
この街の最大の弱点は、やはり田舎故の交通アクセスでしょうね。あと、旅行に来られるとしても、此所だけの為に県外から旅行をするってのは少々物足りないかも。国東半島や
別府方面への旅行の行程に組み入れるってのがBESTかと思います。車好きの方向けには
こういうレトロカーイベントが時々開催されますんで、機を狙ってみると面白いかも知れません。
さてさて、ツイッターで信条吐露した如く412T2はやる気が沈下しちゃって再浮上しないので、気分転換で別なのチョコチョコやっとります。
昨年末当たりからバックヤードでチョビチョビ弄ってたのがフジミのエンスーキット「フェラーリ365GTB4デイトナ」。一気に完成まで持っていくつもりは無いんですが
これ以外にネタに出来るモンが無いのでエントリーすることにします。ちなみにベヨ姐さんってのがありましたが、デカールの具合に納得いかなかった事もあり
バーゲン格安でもう一枚デカールも入手できましたっつー事で、風呂に入っていただいて再起動待ちとなっとります。もう一回稲妻描かなきゃね。
さて、フジミのデイトナですが、我が家の棚にあるのは3種類の箱。内容的にはどれも同じなんですが、初期のは信じられないくらい厚みの薄い箱に入ってて
これが所謂「一度ランナーを箱から出すと元通りに戻せなくなる店頭箱開け厨初見殺し仕様」で、その対策か箱の厚みが増えて取り出し→収納が楽になったモノ、
そして近年再販された赤箱赤整形色仕様の三種です。で、初期の頃の薄いモノは箱から出して元に戻せなくなり、渋々ランナーを切り刻んで箱に入れてあったものです。
思えばエンスーシリーズの頓挫にもROSSOが少なからず絡んでたんだよなーっつーのはさておき、やる気元気相沢まき全力な頃のフジミのキット。
特徴としては前期後期のコンバーチブルでホイールもワイヤーホイールとクロモドラホイールの2種が入ってます。開閉はボンネットのみですが、
内装や完成後は全く見えなくなるトランクルーム内も再現されている凝り用。開閉機構を追加して全開閉モデルにするも良しな内容ではありますが、
もしそうした事をお考えなら、近年再販された赤成型色版を用いる方が安全です。旧版は年式的にプラの劣化を考慮せねばならない事に加え
そもそものプラ質が非常にヤワいので、ドアやトランクを切り飛ばすと猛烈に強度が下がります。そらもう軟質樹脂か?っつー位柔い。
柔いのは若いちゃんネーのパイオツだけで結構でございます。研ぎ出しの時に塗膜割らないように注意が必要です。あと、当然パーツも反りが出やすい。
今回は前期型にて製作。キットではフロントマスクをゴッソリ切り取って、そこに専用のライトハウジングとクリアーパーツで前期型マスクを作る様になってんですが
これだとクリアーパーツ下辺の「ライトハウジングの底面と一体のボディーパネルの一部」が無いために、上から見たときに地面が丸見えで正面から見ても
ライトがグリルからコンニチハしてしまいます。実際には
↑の様にちゃんと塞がってるのが正解のようですんで、そうなる様にデッチアップ踏まえつつ足りない分を自作の方向で。
昔のパッケージのバージョンをお持ちの方なら御存知かと思いますが、結局発売には至らなかったものの、レーシングSPLもラインナップ予定だったらしい。
レーシング仕様やリトラクタブル仕様なら、ヘッドライトとバンパーの隙間からライトが見えちゃっても問題ないんですが、前期型のみ見えてはいけない様です。
しかしながら、そもそもデイトナ前期型は所謂ハンドメイド生産の車であるため、細かいことを言えば一つとして同じ個体が無いそうな。つっても250GTOみたいに
シャーシナンバー毎にステイタスが有るようなハンドメイドでもなく、一応共通パーツを組み合わせてるけど、いざ修理とかの際にその共通パーツが微妙に合わなくて
マウントやチリ合わせに無駄に手間が掛かるってタイプのハンドメイド。なので、後期型ではそこいらがプレス機導入とかライトユニット外注とか効率化が図られてて
現存車でも後期型の方がオリジナルに近い状態を保ちやすいんだそうです。前期型の場合は、リトラライトの後期型をわざわざ前期型にモディファイしたものや
前期型でも板金修理の際にオーナーの都合でオリジナルとは異なるパーツで補修されていたりで、私如きではどの資料画像の個体がオリジナルなのか判らなかったりします。
そういう意味でも、この特徴的フロントマスクを”特徴”でありながら一部デッチアップをせねばならない忸怩たる思いがあって、長年手を付けられずにいたんですが
すっかりオッサンになった今、そんな細かいことはどうでも良く思えるようになりましたんで、ブログネタのバックヤードでチョコチョコ手を付けていたという訳であります。
キットの指示通りフロントマスクをゴッソリ切除したら、キット指定のヘッドライトハウジングパーツを用いつつ、プラ板を組み合わせて不足している部分を新造します。
一応寸法図って図面起こしてプラ板切り出して云々やってますが、基本的には漢の現物合わせ上等にて。サラッと書いてるけど私程度の技量では思いの外時間と手間を要してしまいました。
クリアーパーツでは点線部の下端(ボディーカラーで塗る部分)はこのガラス側じゃなくボディー側にパネルがあって、ガラス部分はボディパネル上下にて挟まれるじょうたいになりますんで
そうなるように加工をしてやりました。文字で書くと判りにくいですね~。
更にガラスを乗っけてやると糊代の少なさに万が一の強引接着の必要に駆られた場合の逃げ道が少なすぎたので
エポパテでセンター部分に土台を作っておきました。
モチベーション上げるために取り敢えずボディーとシャーシとフロアパネルを仮組み。
フロントのトーにも若干問題が出てるんですが、それよりもリアタイヤとホイールアーチの位置関係が気に入らない。赤矢印方向に1mm程度動かしたいんですが、
そう簡単に事が運ばないのがこのシリーズの面白いところ。全体的な腰高感も少々気になってますんで、どう弄るかちょっくら考えてみようと思います。