がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

あの暑かった日々は何処へやら

2011年10月15日 | 模型

一ヶ月ぶりの御無沙汰の@河童です。

さて、ツイッターや各模型関係ブログでネタが出揃ってきてる感がある秋のホビーショー発表新アイテムについて。
9月の時点では「この秋も不作やのう~」と思ってたんですが、なんのなんの実際に蓋開けてみたら、面白そうなアイテムが沢山出てきておりますね。
特にフジミは参考出品ながら非常に気になるアイテムを色々出してくれていたようで、今後の動向が非常に気になります。っつーかフジミだけ異様なやる気(笑)

この秋の車ネタの中では個人的に一番注目してるのがアヴェンタドール。

とうとうLP640もレヴェントンも出してくれなかったが、アヴェンタドールはちゃんと出してくれた。ランボはスタイリングは勿論のこと
カラーリングのマッチングが実に多彩なので、塗装好きにはタマラン自動車です。

それからポルシェ→Z4と車種回帰したミクZ4が参考出品。

ただ懸念というか先んじて諦めてるのはゼッケン関係。サードパーティーも別カラーリングデカールばっかじゃなく、
前回のポルシェの時に不足したデカールとアソートして発売してくれりゃどんなに助かるか。もっと言えばフジミが
GAのマルボロロゴみたいな作戦遂行してくれりゃ気持ちよく買い物できるんだけどね。

これまた参考出品だけど、何故か今更デ・トマソ・パンテーラ。

過去にレジンキットで出してきてたけど、今度はインジェクションで企画してくれてるのかな?
モデル化されるのがGT4かGTSか今のところ不明なんだけど、車種的には「サーキットの狼」世代限定で大喜びか。
俺ちゃんはというとビンゴな世代なので大喜びですが、イタ車の皮を被ったアメ車がそれ以外の層にどんくらい訴求力があるかは不明。

それから毎度F1物でサプライズ出してくるフジミの今回のサプライズ参考出品がザウバーF1。

モックアップ参考出品でどの年式かは私にはイマイチワカランのだが、昨年型でも今年型でも
小林効果で企画に上がったって事でしょうか。出てくれば犬小屋のオッチャンとか仕入れまくるんじゃね?

これまたモックアップ参考出品だったようですがP34'1977

タミヤがT79一発屋状態で、ハセガワも例のバッティング騒動からの意気消沈化で空っ風吹いてた70年代DFV系にフジミも参入か?
以前P34`1976が塗装状態で参考出品されたときは糠喜びさせられて実際は1/18ミニカーの話だったというオチでしたが、今回はどうでしょう。
以前MFHのタミヤ用トランスキットを購入した身としても、こういうフルカウルタイプのF1は、製作時にカウルを開けて作るか閉めて作るかが悩みの種なんですが、
インジェクションで出してくれると安価な投資で両タイプの製作も可能になるから有り難いんですが。

それから昨年型のフェラーリF10。こちらは今年末に発売予定でテストショットも上がってきた模様。

こちらは以前購入したMFHのガレキがプロポーションモデルだったのでカウル開け仕様での製作を一瞬夢見たんですが、
現状のパーツを見る限りでは、その点は儚い夢で終わりそうな予感。まぁV8限定のレギュになってからは臓物の魅力も無いに等しい訳ですし、
ガレキだと高価だから1仕様しか買えませんが、インジェクションなら違うバージョンも揃えることが出来るから良いんじゃないかと(ただし30%オフ価格前提)。

最近MA誌やMC誌がやたら推してるっぽい気がする80年代旧車ってのがありまして、個人的には初めて買った車(US12 日産シルビアRS-X)の部品を買いに
当時やたらと出入りしていた自動車解体置き場(ジャンクヤード)でやたら見掛けた車ばかりなのでイマイチ興味湧かないんですが、

この車だけは”今後に”期待。団長が欲しいのは4枚ぢゃないんだなー、2枚なんだなー。今の金型技術でマシンX製作させてくれよ!と展開を期待してます。
この4枚バージョンでも、顔つき含めたアウトフォルムは最高のジャパンになってるんじゃないでしょうか。2枚出せよ2枚。細かいパーツはアオシマのを拉致るからさ(殴)

そしてこの秋の新製品で一番気になってる車。

「みらいのぱとかー すぴなー」。カルトグラフ製デカール付属ってのはいいから、劇中車のマーキング再現度はどれくらいか気になる。
9月のテストショット見た感じでは色々気に入らない点もあり、取り敢えずの1個だけポチったんですが、今回の試作品を見たところかなり改修が施されており、
この状態でデカールが合格なら複数ポチリ直行になります。30年近く待たされたんですから、どうか溜飲を下げさせてくださいマシ。

で、フジミだけでこんなにスペース割きましたが、フジミ以外は実は不作(´・ω・`)。他ジャンルって事なら色々あるんですが、車はフジミ以外元気なし。
アオシマも期待してたんだけど、かのカウンタックの「先に買ったヤツは馬鹿を見る」的アップグレード商品展開くらいでめぼしい物はない。

でも、アメリカレベルに目を向けると結構面白そうなモノがアナウンスされてます。

デカブツキット、1/12シェルビーGT500です。

デカい割に価格は50~50$程度で並行業者でも7000円前後の価格設定。それもそのはず、
海外のレビューサイトを拝見したところ、1/25のキットをそのまま大型化したような内容でして、
デカいくせに精密感は悉くスポイルされた巨大なミニカーという風情。でもアウトフォルムは抜群の出来です。
 しかし、来月あたりには1/25で同車がキット化されますんで、そっちであれば程良い大味加減となるのではないでしょうか。
GT500のベース車両であるマスタングGTは1/25で既に発売中。

こちらもバラしたミニカーって風情が漂う昨今の北米REVELLの悪癖が詰まっちゃってるんですが、
アウトフォルムは非常に良い感じに仕上がってます。北米の車プラモは、キット完成見本をパッケージに載せてくれるから
購入の判断がしやすくてイイですな。日本の全てのメーカーがやらかす「箱絵と中身は異なる点があります」ってな逃げを打たないトコが潔し。
ほかにもSimil-RのFORD GTとかドイツレベルのアウディR8ロードスターとかリンドバーグのダッジチャージャーパトカーとか、
海外ネタは色々出てくるようです。

あ、ハセガワのミニ・カントリーマンを忘れてた(殴)。

でも、個人的にこの車はレーシング仕様が出てくると践んでまして、そっちに期待しております。
つか、ソッチへの展開をしてくれなかったら暴れるレベル。

他ジャンルに目を向けてみますと、巷で話題のタミヤの新製品 戦艦大和。

所謂プラモデルの王道アイテム。思えば子供の頃に親父が無塗装素組みで加賀と大和を作ってたのを見てプラモに興味を持ったことを思い出す。
ウチにも男の子がいれば目の前で作って誘引作戦を図るところですが、娘二人なので文字通り儚い夢となった訳ですが、それでも興味がない訳じゃない。
親父の製作が契機だったのに反して、実は生まれてこの方艦船模型は一度も作ったことがありません。多分タミヤの事ですから
艦船模型のイロハを知ってる人向けの製品じゃなく、出来る人はより良く、初めての方もそれなりに出来上がっちゃうキットになってんじゃないかと思ってまして、
そこに今回は思い切ってぶら下がってみようかな~と考え中。価格が高いっつっても割引店で買えばMFHのガレキより遙かに安いわけですし。

またしてもタミヤの大和に話題をゴッソリ浚われてしまった感も漂いますが

個人的にはコチラも模型の”妙”を感じるハセガワ氷川丸。大和が陽なら第二次大戦を最後まで生き延びた名脇役的艦船の氷川丸は陰か。
所謂海軍徴用前の日本郵船時代の初期仕様を模型化。キットは1万円ながら、別売り品を全部揃えるとキットと合計で2万円を超えるのが玉に瑕。

ハセガワの苦行は続く。1/72しんかい6500。

とかく宇宙旅行を夢見る人は多いが、実は自分が住んでる地球の海の底は未開エリアが非常に多い。水圧が人類の行く手を阻むのだが
それに果敢に挑み海底探索を敢行する為の日本画誇るSPL潜水艦。一応世界で最も深く潜れるって事になってる。
で、どのあたりが”苦行”なのかと言えば、こんな隙間アイテムとも言うべき逸品が、なんと時期同じくしてアイテムバッティング!

カチ合っちゃったのはバンダイの1/48しんかい6500。

キャラクターモデルで培った超絶金型設計技術と可動ギミックと発光ギミックを搭載した逸品(になる予定)。
どの辺りの価格設定をしてくるかで状況は変わるし、スケールも異なってるので以前のタミヤとのT79バッティングほどの影響は無いだろうけど
まさかこんなアイテムが時期同じくしてかち合うとはドッチも思っていなかったに違いない。

さすがにこれなからカチ合うまいと思ったのか、

懐かしい公立学校の机と椅子なんてのが参考出品されていた。スケールは1/12。「なんでこんなのが?」と思うなかれ
各種制服萌えフィギュアと組み合わせれば、色々なシチュエーションを構築できること請け合い。
あ~、プラ板と真鍮線有ったら無尽蔵に作れるんですけどとか言っちゃダメ。

でも、ハセガワにはマシーネンがある!

無人二足歩行兵器グローサーフント!お値段5000円超えと思ったより高額になっちまったが、
今まで高額なガレキ、それも数が少なくて更に輪を掛けて高額な価格で取引されていたことを思えば
この価格でも複数買いしちゃうアイテム。随分前にMG誌のMa.kコーナーで、滅したと思われてたグロフンのパーツの一部が
横山邸で発見されたとかの記事を見て、これはいつか出てくるんじゃないかと思ってたけど、漸くプラモで手に入る日が来ました。
悪役っぽさはマシーネンメカの中でもピカイチのグロフン。機体ヴァリエーション設定も複数有るので、ファルケのようなヴァージョン展開にも期待です。

一方の雄たるWAVEも新作目白押し。無人偵察機フンメルが登場とのこと。

フレーダーマウスのパーツにsフンメル専用パーツを追加することでのキット化となります。
なので、あのバーニア悶絶合わせ目消し地獄も多分健在かと(笑)。バーニアも最近の技術で1ショット抜きしてくれれば良いんだけど
最近再販されたホルニッセでは日東パーツのマンマでしたから、カッチョイイフンメルを手中に収めるには苦行必須か。
単なる個人的予想ですが、メルジーネの時同様に、フレダマのパーツも一通り全部入れてくるんじゃないかな?あくまで個人的な予想ですが。

それからケッツァーのキット化で概ね予想の範囲内だったグスタフが完全新金型でキット化。

シュトラール群側のスーツは設定スケール(1/20)よりも実は少し小さめでモデライズされてしまっていたことは有名ですが、
今回はちゃんと1/20で製品化してるとのこと。シュトラール側はキャノピー越しに顔が見えちゃうのでフィギュアの塗りスキルも問われてしまうんですが
それこそPKAシリーズの魅力って事で待ってた人も多いんじゃないでしょうか。WAVEのはここんとこ傭兵軍側に偏重してた気がしますしね。

それからSAFSファイアーボールも漸くアナウンス。

春にポストホビー限定でスーパーボールがキット化されましたが、予約段階では完売に至らなかったのでナメてたら
発売と同時にあっと言う間に店頭在庫も通販在庫も消えちゃった。ワシも見事に買い逃したわけですが、
そのスーパーボールのキットにファイアーボール用のパーツも同梱されてたって話を聞きまして、
その内出るんだろうと思ってたら案の定って事でした。スネークアイかラプターのパーツを組み合わせれば、
スーパーボールも作れちゃいます。あっちもSAFSのキットと組み合わせればファイアーボールが作れる状態だった訳で、
私含めて限定買い逃した人は取り敢えず溜飲下がるんじゃないでしょうか。


 さて、私めのモデラー的近況ですが、相変わらず好き勝手に遊んでます。

 ベヨ姐さん号と412T2はボディー関係がクリアー乾燥まで辿り着いております。
 
 目下乾燥ブース満員中。412T2のボディーはともかくウィングのカーボン処理が面倒くさかったですな。
この頃のヒロのキットはカーボンでカールを入れてくれていないので黒系塗装やカーボン目塗装で済ますか自腹でカーボンデカール用意するかする訳ですが
当初はカーボンデカールで処理しようと型紙を作ってあった筈。なんですが、長いことチンタラ作ってる間に完全に紛失してしまい、型紙がない状態で貼り込むハメになりました。

ハンダで組み上げた後、そしてリアウィングの複雑な構造のお陰もあって思った以上に苦労するハメになりました。この車のウィングは今時のコーティングされた目の綺麗なカーボンじゃなく
所謂ドライカーボンに近い状態の材質なので、 翼端板はスケールモータースポーツのデカール、フラップ等のエレメントはモデラーズのデカールを使用してます。
スケールモータースポーツのカーボンは入手が少々面倒ですが、フィルム層が非常に薄くカーボンの目に立体感があり、このフェラーリのようにカーボン地にスポンサーデカールを貼ると
下のカーボン目の凸凹が良い具合に浮き出てくる様な面白い質感をしています。反面コーティングのクリアーをミスるとデカールが溶ける前に表面の模様が溶け出す事があります。

 それから最近はデイトナも再開しています。手が止まった要因がヘッドライト部分とボンネット開閉機構にありましたが、

ようやく重い腰を上げて両方を解決させました。ボンネットの開閉機構は、キットに用意されているヒンジ以外にサポート用のダンパーが装備されているんですが、キットでは省略されてます。
ついでに言うと、ヒンジそのものの部品もゴッツ過ぎるので、そこいら纏めて作り直しておきました。開閉ギミックって個人的には面倒くさいのと博打要素が多いので省きたくなるんですが、
このキットのボンネットはちゃんと裏面の断熱材から格子フレームからキチンとモールドされていたので開閉ギミックを活かし、完成後もV12エンジンが見えるようにしておきます。
ドアやトランクも改造すれば開閉可能になるんでしょうが、特にドアは開けちゃうとなると天井裏や各ピラー裏のモールドをスクラッチしないと全体のディテールバランスが崩れるし、
かといってそんな面倒くさいことする気は全然起きないのでキットのマンマです。なので、ボディーの下揃えが終わってしまったっつー事になりますな。塗装に進みたいがブースが満員(笑)

では、ネタも尽きたので今回はここらで。

※※
 ちょっと警告といいますかご注意あれって話。
 手前んとこで話が完結してりゃこんな話書かないで済むんですが、相互リンク先のお仲間の所にも飛び火してきたって話があったので一応書いておきます。
 既に消去しましたが、コメント欄に某外国の方からキットのパーツを手に入れたいが当該製品の発売元が海外にはアフターサービスしてくれないってことで、
 私にパーツ取り寄せの代行をしてくれないだろうかという依頼があった。面倒くさいナーと思いつつ随分困ってるようだったので、丁度私も同じ会社に
 注文したいパーツが幾つかあったこともあり、ついでに取り寄せてやんよって事になったわけだ。で、8/17には支払うって事だったので盆前に取り寄せ完了。
 金銭のやり取りはE-bay等の海外オークションでも使ってるPAYPALの決済代行を経たいと言ったところ、クレカも持ってるからOKって返事だった。
 なら入金確認したらすぐEMSで送るよっつったんだけど、その後入金してないのに「EMSのナンバーを教えろ」とメールが来た。
 「ナンバーは入金確認して発送してからでないと発行されないので知らせようがない」と返事したところ、給与の支払いが遅れてるだの分割払いはダメかだの
 挙げ句の果てに代金は後で必ず払うから一時立て替えておいてくれ、で、荷物を送ってくれとかトンデモな事を言い出した訳。紆余曲折あって
 PAYPALの請求書を9/10〆で再発行するっつったところ、9/17まで待ってくれ、出来れば分割に出来ないかと言ってきたのですが、
 こっちもいつまでも付き合ってられないので、9/17〆の請求書を作成してPAYPALと直アドとで送付したところ、その後バックレやがりました。
 で、その御仁、どうやら繋がりがないと思ったのでしょうが、ブログからツイッターから私と交流のあるお仲間さんのブログのコメント欄に、
 ご丁寧に同じHNでほぼ同内容の依頼を書き込み。その書き込み日付が9/16だったというなんとも呆れた立ち振る舞いをしております。
 要するに支払う気は更々無く、荷物だけ送らせてバックレようって腹だった模様。結局どうでもいいパーツが幾つか届いてしまって俺ちゃんは損したわけですが、
 私も車モデラーなので全く無用の長物になりそうなのは1枠ランナーのみで、その他は使い途が有るので思ったよりは軽傷で済みました(笑)。
 何れにせよ、ここを御覧いただいてる他のブロガーさん達にも一応注意喚起しておこうと思い一連の事情を掲載しておきます。

コメント (11)
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