先月末に相次いでプラモ到着。最近は、余程気に入ったキャラクターの製品化でなければ手を出さないし
買い方もアマゾンで遙か事前の予約が殆どなので、ウチに届く頃には購入したことさえ忘れてる訳でして、
ファルコンはともかくデススターアタックセットを買ったのはスッカリ忘れてました。プリクウェルのキットに付いてくる
デススターパネルの詰め合わせで、既にパーツ注文でかなりの数のデススターパネルは持ってるんだけど、
ならば一層なんで買ったのか自分でもワカラン(笑。ネット通販割引価格で買うと、パネルをパーツ取り寄せするより
割安になるとか計算したのかも知れない。
これは予約買いではなく、偶々キット・エッチング・デカールの三点セットが一括買い出来るショップに出くわしたのでポチった。
当初は速攻買おうと思ったものの、予想通り丸ボロ系のロゴで悶絶するの確定だったからスルーしてたんだけどね、
こんなドマイナー車両でもTABUがちゃんとフォローしてくれたお陰で買う気になった。サファリ仕様独特の装備も
エッチング買わないと補完出来ない困ったキットではあるけど、自称シルビア好きとしてはS110系とS12系のラリーカーは垂涎のアイテムです。
これは思うところあって速攻で製作に突入したいんだけど、スケジュール的に途中で作業出来なくなる期間が長くなるのが確定してるので
秋以降に持ち越しですな。
そんでもって初号機MP4-12C。漸く乾燥したっぽいので磨きに突入です。今回は中研ぎ入れたので、最後のクリアーは
乾燥ブースのスイッチ入れられなかったから時間掛かってしまいました。
工程は、#2000で磨いて表面のうねりとデカールの段差を均して、溶剤分を多めに希釈したクリアーでコーティング。
暫く自然乾燥させてからラプロス6000→8000→3M82876(5989)と、ヤスリ目が残ってるところはモデラーズのコンパウンド。
リアフェンダーの緑ラインのデカールの貼りミスで、オッサンスッカリ萎えちゃってるんですが、エヴァカラーって事で
枯れ木も山の賑わいくらいにはなってくれるだろうと惰性で作業してます。なので、デカールの段差をツライチカキコキンまでは
攻めてないです。
今回初めてやってみた試みとして、デカール貼る前に窓枠等の黒いとこを先に塗り分けておいて、
磨き後に最小限のマスキングをしてから半艶クリアーで窓枠等の黒部分をコートするって手法。
はみ出しや漏れが万が一起きても磨いてリカバー出来る上に、デカール貼る前に黒を入れることで
塗り分けそのものはシッカリ出来る全面デカール貼った後に、全面マスキングするってのは、剥がした経験持ってると
やっぱり怖いんですよね。
あと、ウィンドウのデカールも、貼附後クリアー吹いてまして、コチラも磨き作業。作業そのものは紹介してませんが、
このキットのウィンドウパーツは合いが頗る悪いので、フロントガラスとドアガラスを分割してます。これでもまだサイドの合いが悪い。
で、このまま一気に完成までと思ったら、パーツロストが発覚。いつの間にか捨てちゃったかな~。掛け持ちで製作すると
こういうポカが出るから良くないのかもね。無くしたのはドア後部ダクトのエンド部分のパネルと、ボンネットの丸い穴に填まる部品。
ドア後部最深部のパネルは、ストックの市販仕様のMP4-12Cから持ってきて解決ですが、ボンネットのパーツは
GTレース仕様でないと付属しないFランナー枠にあるため、市販仕様にはパーツが入ってませんでした。
なので、現在メンタム&エポパテでボンネット裏を型取りして自作することにしました。そうしないとボンネットとパーツを面一に出来ない。
そんな訳で現在足留め中。
足留めと言えば、スーパーデルタも画像の赤丸部分に削り取るべきエンブレムプレートがモールドされていて、
これを削らなきゃなんないことにデカール貼り終える頃にやっと気付いた。既に塗装済みデカール貼附済みだったので
この部分の修正は一旦諦めてたんですが、結局諦めきれずに修正しましたとさ。ボディーカラーが白だったお陰で
モールド切削除去→ヤスリ掛け→サフ(クレオス1500)→クールホワイトって手順で無事修正完了。ぼかし吹きで
クリアーを補完塗装してるので、コチラもクリアー乾燥まで足留めです。
そんなわけで、エヴァーレンはパーツの自作待ち、デルタはクリアー乾燥待ちで
ドッチもシャーシは殆ど作業が終わってるので、いきなりやることがエポパテの効果を待つだけとなった。
そこで、次にもう一個くらい手を付けようかと、庭の物置のフェラーリ&レジメタガレキ積み棚を漁ってみた。
我ながら久々にこの開かずの扉(笑)を開けてみたが、下段に積んでるガレキF1、残りの余生で片付けるのは絶対無理だな。
で、引っ張り出してきたのがハセガワの1/24フェラーリ328GTB。箱絵が横レイアウトの初期ロット。再販で箱絵が縦構図になり
再々版はフェラーリ指定の黒箱仕様となりましたが、今回引っ張り出してきた初期ロットでさえバリ・ヒケのオンパレードなので、
再版分は更にこの辺りの処理が面倒くさいかも知れませんね。モールドも浅いので全面的に彫り直し、
黒サフ吹いてヒケとうねりとパーティングラインをゴッソリ落としました。改めて組んでみると、意外なほど簡単に形になりました。
シャーシやクリアパーツとの相性も時代の割に良い感じの勘合。近年はスライド金型が当然になってるけど、この時代はそうではなかったから
前後バンパーは別パーツになってる。それにしても、今時のフェラーリから見れば、実にシンプルなデザインです。
ボディーの整形が済んだので、ロクに資料も見ずに塗装に突入。GTBとGTSそれぞれ複数積んでるので、
気楽にストレート組する方向で。数年前にセコハン市場で6~700万位で良コンディションの個体が流通してたけど
気が付くと1500~1600万位に市場価値が跳ね上がってて驚いた。
使用したのはフィニッシャーズのリッチレッド。こないだ塗料の棚整理してみたら、ここのリッチレッドとシルクレッド、
ブライトレッドにディープレッドって辺りを思いの外ストックしてるのが解ったので、早速に使用してみました。
やや生赤寄りのモンザレッドって印象。クレオスのスーパーイタリアンレッドをオレンジ方向に一段彩度を上げた感じの赤。
下塗りは自家調色のパステルオレンジを使用しております。赤の乾燥後、クリアーを厚吹きして目下乾燥ブースでお休み中。
シャーシの作業を先に片付けてからボディーワークという、所謂カー-モデルの効率的製作手順の逆で進めてるんだけど、
もしかすっと自分にはコッチの手順の方が性に合ってるかも。最終的な組上げの時に酷い目に遭う可能性が低くなるのがイイ気がする。
別に締め切りとか有るわけじゃ無いし、効率求める必要もないしな~って事で、5月に再起してから4台続けて同じ手順を踏んでまする。
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