随分と秋めいてきました。時間の経過は早いですね
4日の日曜夜のNHKスペシャルの反響が大きいですね
脳卒中での片麻痺になった人達の大きな関心事の
「6か月の壁」の突破口になるであろう内容でしたから…
ただ、リハビリに関しては、後遺症の度合や本人の生活スタイル
価値観、体力、金銭、時間…とあまりにも尺度が違い過ぎて
【絶対にこれだ】というのは難しいと思います
私の考えとしては、「生活が大事」ということです。
私は産後直ぐに発症したこともあって「家事がリハビリ」という姿勢で
今日まで来ました。まだ若かったから、麻痺手の回復の為に
リハビリに重きを置けば、もっと動くようになっていたかもしれません。
でも、私は早く家に帰りたかった退院してからが精神的に苦しかったです。
片手での身の回りの事や、家事が出来る事の有り難さ…
(逃げただけじゃん)という声もあるでしょう。だけど『22年間やってきた』
という自負はあります残された右側のフル操業と家族の理解と支えとで
今の自分があります。今現在、毎日マイペースで過ごせているので
何の不自由も感じません。閉じ籠りでも無いし…。
今の最大の関心事は「今の生活のQOLの維持」です
(QOL=Qolitey Of Life生活の質)
発症前の身体であれば、家事もその他の事も楽でしょうが
今の私は片麻痺でありながら、発症前と同じような生活をしている。
自分で自分の身の回りの事が出来て、家事もしているから…。
ただ、右手だけでやってるって、いうのが普通じゃないだけ
これも「アリ」なのではないでしょうか?
毎日の生活を、暮らしをする事が一番のリハビリだと思います。
入院中に、多くの患者さんが回復出来るようなリハビリを受けられるような
態勢なり環境が改善される事を願っています。
気温が下がってきました。体調管理にはお気をつけて下さい
今回の甚大な大雨の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます
ここまでのご精読、ありがとうございました
「86400」について次回は書こうと思います。さて、なんだ?