毎日、日中は、うだるような暑さが続いています
ここ数日、私は夫に、「今日が今年一番の暑さではないかしら?」と、同じ言葉を繰り返してばかり。
でも朝夕は、お昼との落差に驚くほど、随分涼しくなってきました。
猛暑の中、時に涼やかな風を感じると、
「風立ちぬ、いざいきめやも」
の言葉が、最近は浮かんきます。
そして、幾分爽やかな心持になり、元気を取り戻せる私です。
なぁ―んて気取ってみましたが、堀辰雄の「風立ちぬ」を今再読中なので、あながち嘘でもありません。
それに致しましても、私の郷里、広島の集中豪雨の被害の痛ましさに、驚いています。
瀬戸内のため、温暖で穏やかな気候のイメージがあリますが、近年は他の地域同様に、自然災害が多いようですね~
もう十年以上前の事でしたでしょうか。
叔母家族が、巨大台風の襲来が恐ろしくて、市内の全日空ホテルに家族で避難した、という話を聞いた事がありました。
その叔母は今回、被害が大きかった安佐北区に住んでいます。
主人の親戚も、安佐南区に住んでいる方が。
なんだか心配。
ご無沙汰のお詫びを兼ねて、お電話をしてみよかしら。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
ここからは加筆になりますが・・・・・・
その後、主人が親戚に電話をかけました。
その方の第一声が、「やられた~」
お宅の庭と車が二台とも土砂に埋まり、和室も水浸しとのこと。
息子さんの会社の方々が、救援のために駆けつけ、今土砂を取り除いている最中とのこと。
身近に被害者がいて、ますますびっくりの私です。
そんな大変な状況にもかかわらず、とても冷静な口調で、「百年に一回の水害だから、宝くじをいま買えば、当たるかもね」とジョークを飛ばされたとか。
私は、それを聞き、同情を禁じ得ませんでしたが、
一方、人間の逞しさに、改めて感銘も受け、旦那さまに、言いました。
「あなたと同じ年齢の方でしょ。凄い精神力ね~
私だと、腰が抜けてへなへなになり、寝込んで、そのまま死んでしまいそう」と。
そんな気弱な事を言ってしまった私ですが・・・・・・
同じ状況に陥れば、前を向いて復旧作業に打ち込む力が、自然と沸いてくるものなのでしょうか?
大震災の時にも、被災者の方々の逞しい姿に、私は同様の感慨を覚えたものでした。
ファミリールームの窓越しに今朝見た、東の空の光景
昨今は、自然の猛威と伝染病に脅かされ、人類が戦々恐々としているようにも感じられてきます。
エボラ熱が疑われる患者が、東南アジアにも現れたとか。
医師が、30名以上亡くなられたとか
記憶が確かではないので、間違っていたらごめんなさい。
経済至上主義で突っ走ってきた人類への警告でしょうか?
我が身にもいつ襲いかかるかもしれない自然の脅威に心して、掛け替えのない日々を大切に過ごさなければ、と思うこの頃です。
実は、この後、お盆の頃の思い出話の長い文章を書きあげ、投稿するばかりになっています。
けれど、加筆しているうちに、前文だけで、結構な字数になり、まとまってしまいました。
そのため、後半の文章は次回に回させていただきますね。
広島の安佐南区では、更なる土砂災害が不安視され避難指示や勧告が出たようです。
復旧作業が順調に進み、1日も早く、元の穏やかな暮らしが、被災者の皆さまの上に戻られますように。
最後になりましたが、亡くなられた方々の、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ご覧下さいまして有難うございました。
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