人事をつくして
「人事をつくして天命を待つ」ということばがある。
まことに味わい深いことばである。
私心にとらわれることなく、人としてなしうるかぎりの力をつくして、そのうえで、静かに起こってくる事態を待つ。
それは期待どおりのことであるかもしれないし、期待にそむくことであるかもしれない。
しかしいずれにしても、それはわが力を超えたものであり、人事をつくしたかぎりにおいては、
うろたえず、あわてず、心静かにその事態を迎えなければならない。
そのなかからまた次の新しい道がひらけてくるであろう。
こうした心境の尊さを人がみな知り、その境地をかみしめつつ、それぞれの人が、それぞれのつとめをつくしたならば、
この世の中は、もっと静かになるかもしれない。
天命とは、これだけのことをつくしたから、これだけの結果があたえられるという、そんな計算の成り立つものではない。
まして、私心多くなすべき人事をつくさずに、いたずらに都合よき成果のみを期待するのは、
天命を知らざることはなはだしいといわねばなるまい。
めまぐるしい利害の波に日々であるけれども、時にはおたがいに三省してみたいものである。
我が家の夕食の献立
手巻きずし・お煮しめ・豚肉のしゃぶしゃぶサラダ
公開にするには、 何とも貧弱な盛り合わせですね~(笑)
私自慢のお煮しめです。
ぜひお試しくださいね。
お野菜を切るのに、ちょっと手間がかかりますが(私は必ず面取りもします)
調理は驚くほど簡単で、美味しいです。
関東風お煮しめ
<材料>
里芋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8個
ごぼう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
干し椎茸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6枚
人参・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1本
ゆでたけのこ(中)・・・・・・・・・・・・・・・1本
こんにゃく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1枚
蓮根・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1節
日高昆布・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g
絹さや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
煮汁
だし汁 7カップ
☆ 私は昆布とかつおでとった1番だしを使用し、干し椎茸の戻し汁も2~3カップ程度入れて7カップにします。
戻し汁は、ぜひ入れて下さいね。その方が格段に美味しくなります。
酒 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1/2カップ
しょう油・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1/2カップ
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1カップ
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1/2カップ
<作り方>
① 里芋は皮をむき、二つ切りにし面取りします。ゴボウは斜めに切り、水に放してます。干し椎茸は、ゆっくり水で戻します。ニンジンは、厚めに輪切りにし、面取りし、筍はやわらかい穂先の方は縦長に、あとは1センチ強厚さの輪切りにします。
② こんにゃくは塩でもみ、熱湯でゆでてから、手綱にし、れんこんは1センチ強の輪切りにして酢を少々落とした水に放しておきます。日高昆布は水で柔らかくしてから結びます。(私は昆布は省略することが多いですが、それでも十分おいしいです)
③ 煮汁の材料を鍋に入れ一煮立ちさせ、人参以外、用意した材料をすべて入れて煮ます。浮いてくるあくを取り除きながら20分程煮たところに人参、みりんを加え、さらに10分ほど煮ます。
④ 十分味をしみ込ませ、(翌日の方が美味しいです)器に盛り、前もってゆでた絹さやを上に散らします。
豚しゃぶサラダ
盛り合わせが、なんだか不満足。
しゃぶしゃぶ用の豚肉を輸入肉をネット注文したところ、かたいお肉でがっかりでした。
自分の目で見て買えば、こんな失敗は起きませんね~
前にもご紹介したことがありますが、私の大好きなサラダなので、これからも何度でも登場するかもしれません。

豚しゃぶのサラダ
<材料>
豚ロース薄切り(しゃぶしゃぶ用)・・・・・・・・・・・・・200g
グリーンカール(レタス、サニーレタスなどでも)・・・・・・6枚
☆ 写真のサラダは、サニーレタスを使用しています。
きゅうり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
ミニトマト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10個
ドレッシング
米酢・・・・・・・・・・・・・・・・大匙2
ごま油・・・・・・・・・・・・・・大匙1
玉ねぎのすりおろし・・・・1/8個分
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1/2
粗引き黒こしょう・・・・・・少々
しょう油・・・・・・・・・・・・・大匙1/2
<作り方>
① グリーンカールは洗って水けを切り、一口大に切ります。きゅうりは縦半分に切って斜め薄切りにします。ミニトマトはヘタを除いて縦半分に切ります。
② 鍋にたっぷりの湯を沸かし、豚肉を広げながら入れます。泳がすようにして、全体が白くなるまで10秒~12秒ゆで、ペーパータオルにのせて冷まします。
③ ボウルにドレッシングの材料を入れてよく混ぜます。
④ ①、②を合わせてボウルに入れ、③をかけてふんわりとあえ、器に盛ります。
☆、豚肉はゆで過ぎるとうまみが抜け、かたくなって美味しくないので、全体が白っぽくなったら、すぐ湯から引き揚げます。
久しぶりに手巻きずしを作りました。
とても美味しかったです。
公開するには、巻く具材が少なくて、少々お粗末ですが・・・・・
2人暮らしの老夫婦には、これで十分でしたよ。
その上、他に用事が出来、でき上がったのが夕食時間をかなり過ぎてしまい、大慌てで写真に収めました。
今日は、お料理より、器の方が皆さまの参考にならないでしょうか。
竹細工のかごや漆の重箱は、手巻きずし用に、私が二十数年前に購入し、とても気に入っています。
お皿は、二枚とも源右衛門の磁器で、これも私のお気に入りです。
手巻きずしと言えば、長女のお婿さんを、まだ婚約前に我が家に始めて招いた時に、振る舞ったお料理です。
彼に惚れこんでしまっていた娘のために(笑)、母親としても応援したくて、精一杯心を込めて作ったものでした。
未だに時々、「その時ご馳走になった手巻きずしは美味しかったな~」と彼は言ってくれます。
食にまつわる想い出は、生き生きと蘇るものですね~
今日は朝からお出かけの予定があり多忙なため、東山魁夷の絵画の画像は、帰宅してから掲載致します。
ご覧下さいまして有難うございました。
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