東山魁夷 映像
今日からは、「道を開く」は新しい章に入ります。
章のタイトルは「日々を新鮮な心で迎えるために」です。
これまで掲載した章のタイトルは、「運命を切りひらくために」でした。
最初は本の内容を、ランダムに取り上げて、ご紹介するつもりでいました。
ですから、これから綴る章の文を、すでに二つほど取り上げています。
「日々是新」と「視野を広く」です。
しかし、今後は内容通り、順番にご紹介させていただきますね。
心の鏡
自分の身なりを正すためには、人はまず鏡の前に立つ。
鏡は正直である。
ありのままの姿を、ありのままにそこに映し出す。
自分のネクタイが曲がっていないと、がんこに言い張る人でも、鏡の前に立てば、その曲直(きょくちょく)は一目りょうぜんである。
だから人は、その誤ちを認め、これを直す。
身なりは鏡で正せるとしても、心のゆがみまでも映し出しはしない。
だから、人はとかく、自分の考えやふるまいの誤りが自覚しにくい。
心の鏡がないのだから、ムリもないと言えばそれまでだが、けれど求める心、謙虚な心さえあれば、心の鏡は随所にある。
自分の周囲にある物、いる人、これすべて、わが心の反映である。
わが心の鏡である。
すべての物がわが心を映し、すべての人が、わが心につながっているのである。
古(いにしえ)の聖賢(せいけん)は「まず自分の目から梁(はり)を取りのけよ」と教えた。
もう少し、周囲をよく見たい。
もう少し、周囲の人の声に耳を傾けたい。
この謙虚な心があれば、人も物もみなわが心の鏡として、自分の考え、自分のふるまいの正邪が、
そこにありのままに映しだされてくるであろう。
我が家の夕食の献立
チキンカレー・夏野菜の煮びたし・サラダ
姪のKちゃんから教わり、その後十数年、我が家定番のカレーライスです。
チキンカレー
<材料>
鶏肉(もも)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・400g
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3個
人参 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2本
セロリ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
マッシュルーム・・・・・・・・・・・・・・・・・缶詰1缶
トマト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個
コーヒー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
しょうゆ・ソース・・・・・・・・・・・・・・・・・各小匙1
コンソメスープの素・・・・・・・・・・・・・・小匙1
ル― ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウス・ザ・カリー 1箱
ル―は、孫が来た時には甘口にしますが、普段は辛口を使用します。
本格的な味に多少でも近づきたければ、何といっても辛口が一番ですね~
私は、カレールーは二箱使用し、倍の量をいつも作り、残りは小分けして、冷凍します。
鶏のもも肉は三枚くらい、お野菜は、1.5から2倍といった具合で、適当に増量しています。
<作り方>
① 玉ねぎ2個はみじん切り、残り1個は薄くくし形に切ります。
② 人参1本は1センチ角に切ります。
③ 人参1本とセロリ一本はすりおろします。
④ トマトも細かくみじん切りにします
⑤ 鶏肉は大きめに切ります。
⑥ 玉ねぎのみじん切りを15分位炒めます。
⑦ ⑥に人参の角切りとお肉、スライスした玉ねぎを一緒に入れさらに炒めます。
⑧ 分量のお水を入れ強火にし、あくが出てきたら除き、ザ・カリーのフォンドボー、インスタントコーヒー、おしょう油、ソース、コンソメスープの素を入れ、10分位煮ます。
⑨ ⑧にすり下ろした人参とセロリも入れます。
⑩ さらに細かく切ったトマト、最後にマッシュルームも入れます。
⑪ 材料が柔らかくなったら、カレールーを入れ、とろみがつくまで弱火で10分位焦げないように煮ます。
夏野菜の揚げびたし
夏野菜の揚げびたし
<材料>
<レンジめんつゆ>
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4カップ
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1カップ
削りかつお・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15g
なす・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2本
かぼちゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150g
グリーンアスパラ・・・・・・・・・・・・・・・・3本
いんげん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6本
ピーマン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
赤パプリカ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
<作り方>
- ① レンジめんつゆを作ります。耐熱ボウルに材料を入れて軽く混ぜ、ラップなしで電子レンジで約3分加熱する。粗熱をとり、ざるでこします。
- ② なすはヘタを取り、2cm厚さの輪切りにします。 かぼちゃは1cm厚さのくし切りにして、2~3つに切る。グリーンアスパラはハカマを取って、根元のかたい部分の皮を皮むきで軽くむき、2~3等分に切る。いんげんは筋を取り、2等分にします。 ピーマンと赤パプリカは種を取り除き、一口大に切ります。
- ③ 揚げ油を170℃に熱し、②の野菜を素揚げします。油をきって揚げたてを①のレンジめんつゆに浸けます。
- ④ しばらくおいて味がしみたら、浸け汁とともに器に盛り付けます。
冷蔵庫にあるお野菜で適当に作りました。
ドレッシングは、ピエトロを、クリスタルのお洒落な容器に移し替えただけです。
前回は、戦後ベストセラー歴代三位の、松下幸之助著「道を開く」の思い出話をさせていただきました。
そして、今日はまた、そのご紹介をした私です。
心を込めて一字一句を綴っているつもりですし、その時は、心から頷き、感動すら覚えます
でも正直言って、小説のようには印象に残りません。
私は、若い時から小説より随筆を好む傾向がありました。
けれど、随筆は、よほど読み込みませんと、漠然とした記憶しか残りません。
その点、小説は、生き生きとした物語があり、時に感情移入もたやすくでき、臨場感すら持てます。
そして、いつまでも記憶にとどまり、折りに触れて、そのシーンが蘇ったりもします。
でも私は、やっぱり随筆が好きで、書店に寄ると、ついその種の本に手が伸びてしまいます。
作家の人生観や価値観、趣向などに直接触れることができ、何だかとても得をした気分に。(笑)
そして、自分が幾らかでも成長した思いに、読後しばらくは浸れます
若い時から好きだった曽野綾子さんの近刊書も、数冊最近読みましたけれど、あまり記憶に残っていません。
でも「道を開く」は今後も繰り返し繰り返し、暗誦するくらい読み込みたいものです。
ご覧下さいまして有難うございました。
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