レッスンじゃなくても

フラワーアレンジのレッスンを長くやっているうちに、
だんだんと親しくしていただく方たちが増える

ここ数年、月に1回しかレッスンに行ってないけれど、
中にはレッスン日を合わせてくださる方もいて、
少しづつ距離が縮んで行くのを感じる今日この頃

そんな中、同い年の女性がときどき声をかけてくださり、
ランチをご一緒したりするように

彼女の職場が我家のすぐ近くなので、お昼休みにちょっと、
などど声をかけてくださったりする

基本的に怠惰なので、自分から積極的に何かを企画することが
ほとんどない私にとって、声をかけてくださるのは
ホントにありがたい

怠惰な割には声をかけられると、よほどのことがない限りは
ホイホイでかけてゆく

そんな彼女が夜のお食事会に、と声をかけてくれた。
もう一人の女性がお店をセッティングして、
予約を入れてくれる。

あいにくの雨の中、この日のメンバーは全部で6人。
ほぼ同世代なので、女子会とはちょっといいにくい・・・

すでに何人かはスクールをやめていて、
お久しぶり、って方も

レッスンだけのお付き合いの割には、
会話も弾み、あっという間に時間が過ぎてゆく。

ほとんどが、レッスンを始めてから10年くらい過ぎた人達。
けれど、10年前とはいろいろと事情も変わり、
やめてしまったり、お休みしていたり・・・

このスクールは退会しても、1回のレッスン料が1000円アップで
単発レッスンも受けられるので、
母の日とかクリスマスだけってのもアリ

その中の一人と7月のレッスン日を合わせる約束をする。

夕方6時から始めて、9時前にはお開き
とっても健全

なぜなら、誰もお酒を飲まないから

いつもは夜に出かけると、ほぼ12時近くまで帰らないので、

「今日は早いね、えらいえらい」

なんて夫にほめられる・・・

近くの中学校の体育館で9時までバスケをやっていた次男にも

「え、もう帰ってるの？」と驚かれる

日頃、どれだけ素行が悪いんだ

レッスンを始めた10数年前は、息子たちもまだ小さくて、
お花をアレンジするのは本当に楽しいストレス解消だった。
あの頃だったら、夜に誘われても出かけることはできなかっただろう。
年を重ねるにつれ、少しずつ自分の時間が増え、
何日も前からの根回しなしでも、出かけられるようになった。

とにかく自分以外のことに振り回されて、
自分自身でスケジュールを決められないストレスにさいなまれていた
あの頃はいったいなんだったんだろう。

こんな日が来ることがあのときわかっていたら
もっとゆったりとあせることなく子育てもできただろうに、
そんなことは今だから言えるのね

そういえば、いろんな人から
子供が大きくなるのはあっという間よ、と
幾度となく言われていたのに、その時はその時のことで
いっぱいいっぱいで、心に響いてなかったんだろうなあ

あの頃、助言してくださったみなさん、ごめんなさい

と、思いがけないお誘いで、いろんなことを考えてしまった。

とても、楽しかったです

また、誘ってくださいね