フラワーアレンジの教室で毎年リースやアレンジを作り、オーナメントも増えていく。
生花のものは残らないけど、造花のものは何年も飾れる。
で、毎年場所を変えたりちょっと形を変えたりしてあちこちに飾っている。
でもこの布で作られたクリスマスツリーとリースはここが定位置。
階段が一段飛び出てしまっている部分をニッチにして、いつもはフェイクグリーンや造花を飾っている。
なにせ高いところなので、背の低い私には水やりが大変だから生花や観葉植物はちょっと・・・。
このツリーとリースは手芸好きの伯母が、今は社会人となった息子たちが子供のころに作ってくれたもの。
少し色あせてきたけれど、毎年飾っている。
伯母夫婦には子供がいなかったので、私たち姉妹を自分たちの娘のように、私たちの子供たちを孫のように気にかけてくれていた。
そんな伯母も、今は施設のお世話になっている。
私たちのことももう誰だかわからないのが切ない。
けれど、息子たちのことを思いながら一針一針縫ってくれたそのことはいつまでも変わらないので、そのことを覚えている私たちは今年もこの場所にリースとツリーを飾るのだ。
昨年の秋、伯母を訪ねたときのことをnoteに書いていた。
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