「ニッポン狂騒時代~令和JAPANはビックリギョーテン有頂天」
スーパーエキセントリックシアター
脚本 吉井三奈子
演出 三宅裕司
2024/10/21 池袋サンシャイン劇場
友人と私の年に一度のお楽しみ
スーパーエキセントリックシアター公演。
今回はもう一人友人が加わって、3人で出かけて行く。
「ミュージカル・アクション・コメディー」をコンセプトに
歌って踊って笑わせて、とにかく楽しい。
最近のお笑いにありがちな
誰かを貶めたり、下ネタで笑わせたり、ってことが無くて、
誰も傷つけることのない明るい笑いが好き。
1960年代の東京を舞台に、
アメリカンポップミュージックのカヴァー満載の楽しさに、
アメリカを敵対視して安保反対の学生運動の激しさと哀しさも加わり、
ちょっと深い内容だったと思う。
私が大学生のころには学生運動はすっかり下火で、
わずかに残っている人たちが、授業を妨害したり、
成田空港建設反対のビラを夜にこっそり貼ったりしていた。
坂本九が歌う「素敵なタイミング」をはじめ、
明るいカヴァーポップスが次々と流れて、
ウキウキしてくる。
60年代にアメリカンカヴァーーポップスの訳詩をした
漣(さざなみ)健児さんという方の人生をもとにしているとか。
最終的にはハッピーエンドで幸せな気持ちで家に帰ることが出来るのもうれしい。
とにかくストレス解消になるのだ。
今回、パルシステムでチケットを買ったのだけれど、
嬉しいおまけがついていた。
それは、終演後のバックステージツアー。
昨年もツアーのある日のチケットをゲットできたので、2年連続。
スタッフの方の案内で、楽屋やステージの裏を通りながら、
実際に舞台上で使っている小道具や、セットなどを見せていただく。
学生運動の学生役の方達がかぶるヘルメットが整然と壁に掛けられ、
一つ一つ役者さんの名前がちゃんと書いてある。
どれをかぶってもいいんじゃないんだ~、と感心したり。
前回は小道具の写真も撮影OKだったけど、
今回は裏側はすべてNG
最後にステージの上に立って、そこから見た客席はOKとのこと
なかなか圧巻
ステージ上からここにいっぱいの観客を見たら、
役者さんたちはやめられなくなるんだろうな~
華やかなで明るい舞台と
バックステージを見学して、二度おいしい。
楽しさが続いていた私たちは
最寄り駅に着いてから、駅前のサイゼリヤで、
飲んだり食べたりして余韻に浸ったのでした。
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