長年の股関節の痛みとさよならすべく
1月にクリニックを受診し
とりあえず手術日を予約した私。
手術を決断したことを伝えるために
2月にもう一度クリニックを受診する
いざ決まってしまうと、
次々と色々なことが進んでいく
その日のうちに、
血液検査や心電図
肺活量や尿検査
健康診断並みのスムーズさ
3月の初めに輸血になった時のために
あらかじめ自分の血(自己血)を400㏄取っておくことや
順天堂病院に行って3DCTを撮ることなどを告げられ、
予約をとる
あっという間に3月になり自己血を採るために
クリニックへ
先生が針を刺し、何やら機械で吸ってる感じ。
が、カーテンの向こうでひそひそ話す声が聞こえる
「なんか、引き、弱くない?」
ひき?
「一回止めてみる?」
止めるの?
「圧かけてみる?」
あ、圧?
と、看護師さんがそっと優しく手を握り
「大丈夫ですか?」と言いながら二の腕あたりを
ソフトにぐ~っと押す
これが圧?
「ちょっと時間かかってますけどちゃんと採れてるからだいじょうぶですよ~」
めちゃ不安・・・
さて、400㏄が無事採り終わると反対の腕に点滴するという
針を刺して少したってから看護師さんが見に来たら
「あれ!漏れてる!」
なにが?
見るとひじから下が腫れている
うまく点滴が入ってなかったらしい
「すみません、一回抜きますね
で、もう一回刺します」
どこに?と私
だよね!とにこやかに看護師さん
先ほど血を抜いたほうの腕の
ばんそうこうみたいなのを剥がしてチラ見して
「さすがにここは無理だな」
だよね(心の声)
と、ベテラン風の看護師さんが登場し
腕のあちこちをポンポンたたいて血管を探す
さっき血を抜いた血管の隣の血管にする、と一発ですっと入れてくれた
で、「大丈夫ですか?」と聞くけど
どうなってたら大丈夫なのかわかりません、と私
ですよね~
とどこかを押し、「ここに何か刺さる感じとか痛みはありますか?」
ないです
「じゃあ大丈夫です」
ホントかな~
と不安になりつつも、なんとなく作業終了
ここまでの話だと、
この病院で手術して大丈夫?って思っちゃうけど
こんなことになりながらも、なんだか看護師さんたちが
めちゃめちゃ感じがいいのだ
ついつい笑ってしまう
事務スタッフの人たちも丁寧だし
なんだか嫌な感じがしない
病院も古いし、
売店もランドリーもないらしいし
あまり快適な入院ライフは送れないような気もするけど
私の心はここで受けると決めているようだ
こういう時の勘ってほとんど外さない自信がある。
と心を決めつつ、
その2日後、順天堂浦安病院に
3DCTとやらを撮りに行くのでした。