ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

卒業式

2014年03月04日 | イベント

ついに、というか、やっと、というか・・・
次男が無事高校を卒業した

この時点でまだ進路は決定していないけれど・・・

身体が弱かったり、成績も悪かったり、運も悪かったり・・・となにかと心配事の多かった息子だったが、
この日を迎えることができて、心の底からほっとしている

運が悪いのは相変わらずで、今回の入試も何かと大変だった。
AO入試の日は台風で電車が全部止まってしまったり、
あの大雪で試験会場にたどり着けず、リタイアしたり・・・

思えば高校の入学式の日は、私の叔父のお通夜と重なり、
今回の卒業式は夫の叔母の告別式と重なった

今後の彼の人生が本当に心配だ・・・

長男の高校の卒業式は、感動を生む趣向が凝らされていたけれど、
次男の卒業式はとてもあっさりしていて、泣いちゃうような感動の場面もなかった。

唯一、代表の女の子の答辞がすばらしく、読んでいる本人も感極まって涙声で頑張っている姿が
感動を呼び、保護者席から鼻をすする音が聞こえていた。

会場は学校から一駅離れたところにある会館で、終了後子供たちは一度学校に戻り、写真撮影。
保護者は午後からの暫別懇親会、俗にいう謝恩会に参加。

学校近くのホテルでフレンチのフルコースをいただく
さすが私立

長男の時は、公立だったこともあり、学校の会議室でサンドイッチなどの軽食をつまんだくらいだった。

懇親会終了後は同じホテル内で、二次会が開かれる。

こちらは、スイーツと飲み物のビュッフェ形式

先生やほかの保護者の方たちと自由にお話ができる。

1年生の時から親しくしていただいてるお母様たちと、普段と変わらないおしゃべりをしているうちにお開きとなる。

〆の挨拶をしてくださった同じクラスの役員のお父様が、緊張のせいか、一本締めを一拍子と言ってしまい、
穏やかな笑いの中、すべてが終わる。

この後、何人かのお母様たちと、ちょっとお茶でも、とまたまたおしゃべりをして、
この日が最後っていう実感もなく、「またね」と解散。

着慣れないお利口さんっぽいスーツで、なんとなく居心地の悪さを感じた以外は
さほどの感慨もないまま、ハレの一日は終わった


息子たちが大学、高校と同時に進学したときは、東日本大震災のすぐ後で、不穏な空気に包まれていた。
大学の入学式は中止になり、授業開始も5月にずれ込んだ。
この年、いろいろな場所に飛び立つはずだった若い命もたくさん失われたことだろう。

あれから、あっという間に3年がすぎ、東北の復興はまだまだ進んでいない。

ここで、私ごときが軽々しく口にすることは憚られる気もするけれど・・・

息子たちの今日までの成長にかかわってくださったすべての人たちに感謝しつつ、
震災の影響を受けた たくさんの方たちに一日も早く平穏な日々が訪れることを願ってやまない。














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