ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

戯曲セミナー終了

2014年03月08日 | 演劇
昨年5月、ちょっとした好奇心から通い始めた戯曲セミナーが、3月5日で終了した。

舞台を観に行ったときにもらったチラシに惹かれてふらふらっと行ってしまったものの、
参加者の皆さんの自己紹介を聞いていて、「ヤバい!」と思った。

8割くらいの人たちが、何らかの形で演劇にかかわっている

あとの2割の人たちは私の様な完全な素人だけれど、その中にあっても、
わりと本気で脚本家を目指そうとしている方もいる。

なんか、ちょっとごめんなさい、って気持ちで通い始めたけれど、
行ってみるとこれがなかなか楽しい

第一線で活躍してらっしゃる脚本家の方たちが週替わりで色々なお話をしてくださる。
基本は脚本家を目指している人たちに向けてのお話しだけれど、
聞いているだけでもかなり面白い。

「知ってることばかり」とおっしゃってる方もいたけれど、私は知らないことだらけで
2時間の講義の間、眠くなることなく聞き入っていた。

夏休み前のかなりの時間を割いて、平田オリザ氏のワークショップがあり、
グループに分かれて、15分ほどの戯曲を作りリーディングをする、と言う課題のもと、
グループの人たちと、何度か集まって、作品を完成させたりしたのも、文化祭の準備をしているみたいで楽しかった
一人一本は書いてくる、というグループ内の決まりごとのもと、私は生まれて初めて、短い戯曲を書いたりした。
もはや、何を目指しているのかわからない・・・。

セミナー終了後、毎回飲み会が開かれていたが、さすがに毎回の参加は無理なので、
2か月に1度くらいはお仲間にいれてもらったりもした

みなさん、演劇への熱い思いがあり、いつも観るだけの私ではあったが、
何とも言えない不思議な高揚感の中に紛れ込んでいた。

最終日は、これでホントの最後と言うこともあり、その日の講師の竹内銃一郎氏も参加して
かなりの大人数の飲み会となった。

この日の講義が、戯曲の書き方のポイントが一番よくわかって、
近くにいた素人仲間の方と、この先生が最初の方に来てくれたら・・・などと話したりした。
というのも、最終日までに1時間ほどの戯曲を提出すれば、うまくいけば希望する脚本家の方に批評をいただける、
という特典があったからだ。
本気で目指している方は、もちろん提出していたけれど、私に書けるはずもなく、
せっかくの特典は生かせずじまい・・・

竹内氏は、とても誠実にみなさんの質問に答えてくださり、とても気さくにどうでもいい話にも付き合ってくださっていた。

いつのまにか、隣にいらしたときには、佐村河内氏のことで盛り上ったりして、
仕事関係のオジサンたちと話しているような錯覚に陥った

ふと気が付くと、終電の時間が近づき、同じ路線のご夫婦とあわてて「笑笑」を後にする。

ちょっと非日常的なセミナーが終了し、ほっとしたような寂しいような・・・

いろいろな職種や年代のお友達もできたし、セミナーの特典で、割り引き料金で舞台が観られたりと、
約一年、とても貴重な時間を過ごすことができた。

セミナーのスタッフの方たち、講師の先生方、何より楽しい時間を共有した受講生のみなさん、
お世話になり、ありがとうございました。

また、どこかでお会いできるのを楽しみに









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