以前から一度行ってみたかった伊勢神宮。
当初、すぐ下の妹と2人で行こうと思ったけれど、一応母と一番下の妹にも声をかけてみたところ、
行きたいと言う。
母は母の妹、私達の伯母にも声をかけ、総勢5名での旅となった。
1か月以上も前に申し込んだのだが、すでにめぼしい宿は満室。
選択の余地はなく、とりあえず空いているホテルをゲット
母と叔母は80歳代なので、ゆっくりと余裕を持ったスケジュール。
10時過ぎ頃東京を出発し、お昼頃に名古屋に着き、駅弁を買って鳥羽までの近鉄の電車の中で食べて、
午後2時過ぎに鳥羽に到着。
この日は鳥羽駅周辺をブラブラして、翌日はゆっくりと伊勢神宮へ、最終日のことは着いてから考えよう、
っていう2泊3日ののんびり旅行になるはずだった・・・のに。
出発日の夜半、季節外れの大型台風が関東を直撃する、という。
私たちは、台風に向かって進むことになる。
でも、伊勢あたりに台風が近づくのは夜の早い時間。
私たちは午後2時すぎには鳥羽に着くんだから大丈夫、のはずだった。
お昼頃名古屋に着いて駅弁を買う。
近鉄の特急に乗ってお弁当を広げたところで車内アナウンス。
四日市で停電があり、復旧のめどがたたない。
各駅で名古屋に戻ってください・・・。
なんですって
仕方がないので名古屋に戻る。
私が払い戻しの手続きをしている間に、真ん中の妹(妹A)がJRが動いてるとの情報を聞き、チケットを買いに行く。
その間、一番下の妹(妹B)は、母と叔母を見ている。
姉妹だと、自然に役割分担ができるのが楽ちんだ。
観光案内所にいる、という妹Aからの連絡を受け、JR方面に向かうとJRの特急も動いていないとのこと。
各駅で乗り継げば、と観光案内所のお姉さんが教えてくれるが、80歳代二人を連れているので、
フットワークが悪い。
車だとどれくらいかかりますか?と聞くと2時間半くらい、とのお答え。
山道を超える、とかあります?との問いには、高速を降りたらすぐなので大丈夫とのこと。
ならば、とレンタカーのお店を教えてもらう。
この店舗なら、あまり知られてないからまだ車が残ってるかも、とお姉さんが教えてくれたトヨタレンタリースのお店は
ホントにわかりにくい場所にあり、おかげで最後の1台をゲット
お姉さん、Good job
レンタカーのスタッフの方に、高速の通行止めなど無いか確認してもらい、
車を返却する鳥羽駅前のお店の電話番号をカーナビにセットしていざ鳥羽へ
出だしは快調だったけれど、だんだん雨が強くなる。
そのうちに風も強くなり、ワイパーを一番早くしても前がよく見えない。
雨の音でカーナビの声も聞こえない。
だって、台風に向かって行ってるのだ。
助手席で妹Aが、耳をカーナビに近づけて、私に情報を伝えてくれる中、後ろの席の3人は呑気に談笑したり爆睡したり・・・。
私の拙い運転で、よくもまあ安心して寝られるものだ。
カーナビの指示で、伊勢西出口を降り、誘導されるまま行くと、有料道路が通行止め。
ここからカーナビがおかしくなる。
メインの道路をひたすら避け、どこまでが道なのかわからないような田んぼの中に連れて行かれ、
危うく田んぼに落ちそうになる。
とても鳥羽駅に向かっているとは思えない。
変な道を1時間近くぐるぐるしたあげく、カーナビをあきらめ国道沿いの紳士服の青山に入って道を聞いたら
そもそももう一つ先まで高速で行った方がよかったらしい・・・。
そのまま行ったらとっくに着いていた
やっとトヨタレンタリース鳥羽駅前店に着いて事情を話したら、名古屋で渡された電話番号は引っ越し前のものだとか
勘弁してほしい
ホテルに電話したら、レンタカーのお店まで迎えに来てくれた。
電車が止まっているので、キャンセルが続出したらしく、食事に行ったら私たちも含め3組しかいなかった。
大変な思いをして、たどり着いたおばあさん2人にいたく同情したおかみさんが、記念品をくださるという。
で、仲居さんがわざわざお部屋まで持ってきてくださったのは・・・
女将さん直筆の短冊。
しかも自立する。
これには相当驚いた
心がこもってるけど、いったいどうすれば・・・。
でもお気持ちはありがたくいただきます。
さてさて、ホテルの中はというと、決して快適とは言えない。
と言うのも、台風のせいなのか老朽化のせいなのか、とにかくいたるところで雨漏りがしている
レストランの入り口わきでは、蛇口を緩めにひねったかのように、まっすぐに水が落ちてきていて、バケツが受け止めている。
レストラン内の床も何かこぼしたのかなってくらいところどころ濡れている。
お風呂の横のトイレは床が水浸しで使えないし、お風呂で髪を洗っていたら、
明らかにシャワーとは違う冷たい水の塊が上から落ちてきた。
部屋に戻る頃にはエレベーター2基が使えなくなっている。
アイスクリームでも買おうか、と売店に降りたら、スタッフ総動員で床を拭き、壁際の商品は片付られて、品ぞろえが薄いったら。
唖然としてたらお店の方がもう閉店しているカフェの機械でソフトクリームを作ってくれるというので、お願いする。
「キャンセルしようと思わなかったんですか?」と聞かれ、妹Aは「前しか見ないもので」などと答えている。
雨漏りすごいですねえ~、と言うと、古いからね~、とにこやかに答えてくれる。
6階なんか見せられるものじゃありません、と。
私達の部屋は5階・・・。
よかった~
びっくりするくらい固いソフトクリームを作ってもらい、部屋に戻ってやっと一息。
どちらかと言えば劣悪な環境なのだけれど、従業員の方たちがとにかく明るく、楽しく、感じがよくて
なんだかイヤな感じが一つもしない。
つっこみどころは満載なのだけれど、前出の短冊といい、とにかく笑えるのだ。
台風はどんどん強くなる。
部屋の外にはなにか風の通り道があるらしく、一晩中「ピュ~~」と言う音がし続けて、
寝られるものじゃない、と寝付けない妹Aが言っていたが、私はどんな環境でも寝られるし、
一人で嵐の中を運転した疲れもあり、爆睡した
大冒険の一日が終わり、翌日はいよいよ伊勢神宮へ・・・。
当初、すぐ下の妹と2人で行こうと思ったけれど、一応母と一番下の妹にも声をかけてみたところ、
行きたいと言う。
母は母の妹、私達の伯母にも声をかけ、総勢5名での旅となった。
1か月以上も前に申し込んだのだが、すでにめぼしい宿は満室。
選択の余地はなく、とりあえず空いているホテルをゲット
母と叔母は80歳代なので、ゆっくりと余裕を持ったスケジュール。
10時過ぎ頃東京を出発し、お昼頃に名古屋に着き、駅弁を買って鳥羽までの近鉄の電車の中で食べて、
午後2時過ぎに鳥羽に到着。
この日は鳥羽駅周辺をブラブラして、翌日はゆっくりと伊勢神宮へ、最終日のことは着いてから考えよう、
っていう2泊3日ののんびり旅行になるはずだった・・・のに。
出発日の夜半、季節外れの大型台風が関東を直撃する、という。
私たちは、台風に向かって進むことになる。
でも、伊勢あたりに台風が近づくのは夜の早い時間。
私たちは午後2時すぎには鳥羽に着くんだから大丈夫、のはずだった。
お昼頃名古屋に着いて駅弁を買う。
近鉄の特急に乗ってお弁当を広げたところで車内アナウンス。
四日市で停電があり、復旧のめどがたたない。
各駅で名古屋に戻ってください・・・。
なんですって
仕方がないので名古屋に戻る。
私が払い戻しの手続きをしている間に、真ん中の妹(妹A)がJRが動いてるとの情報を聞き、チケットを買いに行く。
その間、一番下の妹(妹B)は、母と叔母を見ている。
姉妹だと、自然に役割分担ができるのが楽ちんだ。
観光案内所にいる、という妹Aからの連絡を受け、JR方面に向かうとJRの特急も動いていないとのこと。
各駅で乗り継げば、と観光案内所のお姉さんが教えてくれるが、80歳代二人を連れているので、
フットワークが悪い。
車だとどれくらいかかりますか?と聞くと2時間半くらい、とのお答え。
山道を超える、とかあります?との問いには、高速を降りたらすぐなので大丈夫とのこと。
ならば、とレンタカーのお店を教えてもらう。
この店舗なら、あまり知られてないからまだ車が残ってるかも、とお姉さんが教えてくれたトヨタレンタリースのお店は
ホントにわかりにくい場所にあり、おかげで最後の1台をゲット
お姉さん、Good job
レンタカーのスタッフの方に、高速の通行止めなど無いか確認してもらい、
車を返却する鳥羽駅前のお店の電話番号をカーナビにセットしていざ鳥羽へ
出だしは快調だったけれど、だんだん雨が強くなる。
そのうちに風も強くなり、ワイパーを一番早くしても前がよく見えない。
雨の音でカーナビの声も聞こえない。
だって、台風に向かって行ってるのだ。
助手席で妹Aが、耳をカーナビに近づけて、私に情報を伝えてくれる中、後ろの席の3人は呑気に談笑したり爆睡したり・・・。
私の拙い運転で、よくもまあ安心して寝られるものだ。
カーナビの指示で、伊勢西出口を降り、誘導されるまま行くと、有料道路が通行止め。
ここからカーナビがおかしくなる。
メインの道路をひたすら避け、どこまでが道なのかわからないような田んぼの中に連れて行かれ、
危うく田んぼに落ちそうになる。
とても鳥羽駅に向かっているとは思えない。
変な道を1時間近くぐるぐるしたあげく、カーナビをあきらめ国道沿いの紳士服の青山に入って道を聞いたら
そもそももう一つ先まで高速で行った方がよかったらしい・・・。
そのまま行ったらとっくに着いていた
やっとトヨタレンタリース鳥羽駅前店に着いて事情を話したら、名古屋で渡された電話番号は引っ越し前のものだとか
勘弁してほしい
ホテルに電話したら、レンタカーのお店まで迎えに来てくれた。
電車が止まっているので、キャンセルが続出したらしく、食事に行ったら私たちも含め3組しかいなかった。
大変な思いをして、たどり着いたおばあさん2人にいたく同情したおかみさんが、記念品をくださるという。
で、仲居さんがわざわざお部屋まで持ってきてくださったのは・・・
女将さん直筆の短冊。
しかも自立する。
これには相当驚いた
心がこもってるけど、いったいどうすれば・・・。
でもお気持ちはありがたくいただきます。
さてさて、ホテルの中はというと、決して快適とは言えない。
と言うのも、台風のせいなのか老朽化のせいなのか、とにかくいたるところで雨漏りがしている
レストランの入り口わきでは、蛇口を緩めにひねったかのように、まっすぐに水が落ちてきていて、バケツが受け止めている。
レストラン内の床も何かこぼしたのかなってくらいところどころ濡れている。
お風呂の横のトイレは床が水浸しで使えないし、お風呂で髪を洗っていたら、
明らかにシャワーとは違う冷たい水の塊が上から落ちてきた。
部屋に戻る頃にはエレベーター2基が使えなくなっている。
アイスクリームでも買おうか、と売店に降りたら、スタッフ総動員で床を拭き、壁際の商品は片付られて、品ぞろえが薄いったら。
唖然としてたらお店の方がもう閉店しているカフェの機械でソフトクリームを作ってくれるというので、お願いする。
「キャンセルしようと思わなかったんですか?」と聞かれ、妹Aは「前しか見ないもので」などと答えている。
雨漏りすごいですねえ~、と言うと、古いからね~、とにこやかに答えてくれる。
6階なんか見せられるものじゃありません、と。
私達の部屋は5階・・・。
よかった~
びっくりするくらい固いソフトクリームを作ってもらい、部屋に戻ってやっと一息。
どちらかと言えば劣悪な環境なのだけれど、従業員の方たちがとにかく明るく、楽しく、感じがよくて
なんだかイヤな感じが一つもしない。
つっこみどころは満載なのだけれど、前出の短冊といい、とにかく笑えるのだ。
台風はどんどん強くなる。
部屋の外にはなにか風の通り道があるらしく、一晩中「ピュ~~」と言う音がし続けて、
寝られるものじゃない、と寝付けない妹Aが言っていたが、私はどんな環境でも寝られるし、
一人で嵐の中を運転した疲れもあり、爆睡した
大冒険の一日が終わり、翌日はいよいよ伊勢神宮へ・・・。
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