ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

【観劇メモ】スジナシシアターVol.17

2024年07月24日 | 演劇

【スジナシシアターVol.17】

出演 笑福亭鶴瓶・広瀬アリス

司会 中井美穂

2024/6/30 中野ZERO大ホール

 

話が前後するけれど・・・

久しぶりに「スジナシ」を観に、

夫と二人、中野に出かけてた。

 

夫は演劇には全く興味がなく、

二人で行くことはほとんど無いけれど

この「スジナシ」だけは積極的についてくる

 

以前は

2020年9月に閉館したライブハウス「赤坂BLITZ」

で上演されていた。

ここはそんなに広くないので、

なかなかチケットが取れなくて、

買えなかった時には配信で見たりしたものだ。

 

今回のホールはかなり大きいせいか、チケットをゲット。

しかもそこそこ前の方。

 

「スジナシ」はずいぶん前に深夜のテレビで放映されていた。

その時は録画して見ていたが

番組が終了してからは、不定期に舞台で上演されている。

 

決まっているのは舞台上のセットのシチュエーションだけ。

例えば今回は離島行きのフェリー乗り場。

 

ゲストと鶴瓶さんが台本無しに即興でお芝居をする。

 

どちらが、どの方向からあらわれるか、

もしくは二人とも舞台上にいて始まるか、

などは会場の観客が挙手して、指名された人が決める。

音響係も会場から選ばれる。

電話の音とか、サイレントか、好きなときに音を入れる。

観客はどんなに可笑しくても

声を出して笑ったりしてはいけない。

ノーリアクションをつらなかなくてはいけないのだ。

 

とにかく何が起こるかわからないし、

相手がどういう人物を演じているのかも

服装や持ち物や会話の中から探っていく。

 

もちろん服や小物も各人がその場でバラバラに選ぶ。

登場するまで相手がどんな格好かもわからない。

 

この日のゲストは

広瀬アリスさん

 

テレビで観ると、妹のすずちゃんに比べて

がっちりしたイメージだけれど(私の主観です)

お顔が小さいし細いし、ホントにおきれい!

 

二人とも舞台上にはいなくて、それぞれ上手と下手から登場。

ここで、双方がちょっと驚いている。

服装がかぶってる

 

服の系統は一緒だけど

アリスさんが着るとギャル

鶴瓶さんはちょっとヤバい人

 

それぞれ、探り探りの会話のなかで、

アリスちゃんは彼に振られて傷心旅行、

鶴瓶さんはマッチングアプリで知り合った女性と離島で待ち合わせ

ってことらしい。

 

アリスちゃんのはじけたギャルっぷりがお見事!

いかにもギャルが言いそうなことを言い、

やりそうな仕草をし、

「彼の前では清楚な感じを装っていた」

なんて言って、

「彼の好きな女優は広瀬すずちゃん」

と笑いを誘い、鶴瓶さんが振り回されている。

 

すっかりアリスちゃんの、ペースで

音響係さんが入れたスマホの着信音で、

彼氏との復縁を鶴瓶さんに告げ、

グータッチしたところで中井さんのOKがでて、終了となった。

 

いや~面白かった。

 

終了後、3人がトークしている間に

映像が編集され、みんなでそれを見ながら、

振り返るのがまた楽しい。

 

ところどころ映像を止め

この時はどういう気持ちだった、とか

この時は焦った、とか

お互いの芝居の意図を確かめ合う。

 

ああ、あれはそうだったのか、と意外だったり納得したり。

ついさっきのお芝居がより深くわかって、2度おいしい。

 

それにしても、即興で、よくあんなにちゃんと芝居の形になるものだ、と毎回感心する。

ご本人たちも観客も、何が起こるかわからない、という不思議な一体感。

 

ゲストに誰が来ても、きっちりと合わせていく鶴瓶さんのすごさ。

中井さんの司会の妙。

 

何度足を運んでも毎回楽しい。

 

次はいつになるか今から楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 隠れ家みたいなお店で美味しい和食をいただく... | トップ | 梅仕事2024 ようやく土用干し »

コメントを投稿