ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

【観劇メモ】クママーク 

2013年11月10日 | 演劇

「明日出張で東京に行きます。土曜日、当日券で観られるお芝居ない?」
っていうメールが木曜日に届く。

札幌に住む幼なじみからだ

彼女もお芝居が大好き

彼女からの情報で、初めて観に行く劇団もあるくらい。

この2月にも上京し、明石家さんまさんの舞台を一緒に観に行った

さんまさんのファンの彼女は、今回の研修の場所がさんまさんの自宅の徒歩圏内と知り、
なんと自宅を発見したらしい


彼女は土曜日の夜の飛行機で札幌に帰ってしまうので、昼の公演を探す。

夜ならたくさんあるのだけれど、昼間でしかも残席のあるものは少ない・・・。

で、観に行ったのが「クママーク」というお芝居。

松村武さん、八嶋智人さん、吉田晋一さんが旗揚げした劇団、カムカムミニキーナの作品。

八嶋さんはテレビドラマでもあまりにも有名。
松村さんが「叔母との旅」を演出なさっていたというのは失礼ながら存じ上げなかった

山崎樹範さんも加わっての、霊場熊野を舞台にしたドタバタ神話(?)だ。

生徒が2人しかいなくなってしまった学校が取り壊されることになり、
それに反対する先生や生徒たちが生徒数を増やすべく、神話に出てくるクママークを求めて奔走する。

クママークを集めると、死んだ子供がよみがえるというので、それを利用して子供を増やそう、
っていう先生のありえない計画と、それに振り回される子供たち。

先生に松村さん。

八咫烏の子供を80人も生んだというゴッドマザー八十女に八嶋さん。

先生に、母親に、と振り回され、八咫烏の実の子であるということで
八十女とその子供たちに命を狙われる村の子供 南無吉に山崎さん。

とにかくドタバタドタバタ、下ネタも満載。
舞台は斜めに傾斜して、大小の丸い穴が開いていて、そこから人や巨大な蛇女みたいなのが出たり入ったり。
蛇のしっぽは布だったり、全身タイツの人だったり・・・

ママのはずの八嶋さんが「実は私は男なの」なんてまさかのカミングアウトしちゃったり

ついて行くのがやっとの展開で、なんとなくハッピーエンド。

なんだかどっと疲れたけど、楽しかった


劇場は高円寺にある座・高円寺。

このところ毎週セミナーで通っているところだ。

劇場の2階にイタリアンレストランがあるので、早めに待ち合わせてランチをいただく。

久しぶりなので怒涛のおしゃべり

終演後、ここから羽田はアクセスが悪いので、寄り道せずに、とりあえずまっすぐ羽田へ向かう

少し早めに着いたので、搭乗の時間まで、少し遅めのティータイム

彼女は幼稚園のころからの友達で、途中、何年間があいても、話に詰まることは無い。
気兼ねすることもなく、好きなことを言いあい、困ってることも打ち明けられる。
幼なじみって本当にありがたい。

時々、上京する友人たちを見送りに、羽田に行くと、そのまま飛行機に乗って故郷に帰りたい衝動に駆られるけれど、
そこはぐっと我慢して、今、私が帰る場所へとバスに乗る。

羽田からバスで30分で、自宅のある駅に到着

意外と便利なのです

思いがけず楽しい時間をありがとう

また会えるのを楽しみに











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2 コメント

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藤田貴大は、いかが? (久保AB-ST元宏)
2013-11-16 11:33:39
気軽に演劇を観に行ける環境が、うらやましい~(笑)♪
もちろん、そーゆー環境だからって、それを利用している人は、ほんのわずかだから、環境よか行く人が偉いんだけどー。

そうそう、先日、日本経済新聞のコラムで『マームとジプシー』とゆー集団で作&演出をしている藤田貴大(28歳)が紹介されていました。そのコラムでは、平田オリザや岡田利規と比較しつつ、「日常を描く演劇の系譜は新たな段階に入った」と論じていました。
KARMさん、ご覧になられたら、また劇評を期待♪
返信する
情報ありがとう (karm)
2013-11-16 17:58:57
確かに、恵まれた環境です。
特に今年はセミナーのおかげで、タダだったり、学生料金で観られたり、とラッキーです。
藤田貴大氏、機会があれば観てみますね。
情報ありがとうございます。
返信する

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