人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

G.ショルティ R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラかく語りき」

2009-09-28 05:12:03 | 音楽
ニーチェの『ツァラトゥストラかく語りき』(Also sprach Zarathustra)は学生
時代原書(ドイツ語)を--無論授業で読んだ。翻訳でも難しいのによく原書で読
んだものである。

R.シュトラウスの同題名の交響詩は、本の内容を音楽にしたわけではなく、部分的
なインスピレーションを音楽化したもののようである。冒頭部分が映画『2001年宇
宙の旅』の音楽に用いられている。

本LPは、昭和52(1977)年度のレコード・アカデミー賞(管弦楽部門)を受賞し
ている。当時、宇野功芳が、メリハリが冴え、メロディ線が埋もれず、音程がピシ
ッと決まっており、カラヤン盤よりいいと絶賛していた。ショルティはどちらかと
いえば好きではないのだが、なるほどこれはいい。


昔のLPを引っ張り出して、耳を傾けるのもいいものである。しかし、SPは持っ
ていない(笑)。(--もっともLPとかSPといってもお若い方には通じないか
もしれない。)



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