今、笹本駿二(→こちら)の2冊を現在進行形として読んでいる。--
1.『第二次世界大戦前夜』(岩波新書、1969)と2.『第二次世界大戦
下のヨーロッパ』(岩波新書、1970)だ。
第一次世界大戦/第二次世界大戦間の歴史を読み直していたら、これ
らの本に行きついた。両書とも学生時代に読んだような記憶もあるが、
今は手元になかったので、amazonで古本を安く手に入れた。
<関連図書>--以前、本ブログで取り上げた。
田中・平山『ヨーロッパ現代史』(慶応通信)
A.J.P.テイラー『第二次世界大戦の起源』(講談社学術文庫、2011)
原書は1964年発刊。
A.J.P.テイラーの本は、笹本駿二の本でも取り上げられている。
ごく簡単に言えば、ヒトラーの「侵略」を阻止できなかったのは、イ
ギリスの「宥和政策」によるものだということである。
これらの本は、いささか古く、新しい事実の発見によって、内容を修
正する必要があるのかないのか--その道の専門家に聞いてみたい。
話は違うが、韓国の文政権は、北朝鮮に宥和的に見えるのだが、その
数年後の結果や如何。
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