人生ブンダバー

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ショパン「練習曲集」  マスターズ第2日

2021-04-11 05:00:00 | 音楽

ショパン(1810-1849)とリスト(1811-1886)は1歳違い。

二人とも6つほど年上の女性と付き合っていた。ショパンはジョル
ジュ・サンド。リストはマリー・ダグーである。ショパンは短命だ
った(39歳没)が、リストは長命だった(74歳没)。
ちなみに二人の女性は70歳過ぎまで生きた。

閑話休題。
先日、「天満敦子・岡田博美デュオ・リサイタル」を聴いた(→
こちら)。とてもよかった。

余韻冷めやらぬうち、岡田博美のCD、ショパン「練習曲集」
(2005rec.)を購入した。これも大変すばらしい。

作品10でいえば、「別れの曲」として知られるNo.3ホ長調のLento
では、微妙に揺れる伸び縮みはこれしかないと思わせるアゴーギ
クだ。No.6変ホ短調Andanteはモノクロのフランス映画の中で「悲
しみ」が伝わってくる。No.10Vivaceでは速さの中に「優しさ」が
ある。


一般には、1位ポリーニ盤(1972)、2位アシュケナージ盤(1972)
となっている。
この二つについては既に語りつくされているのかもしれない。

ポリーニ盤はまさしく超絶技巧!このLP盤が発売されたのは昭
和48(1973)年。--私の学生時代だが、私の友人O君の弟さん
がものすごいのが出たと狂喜していたことを思い出す。

同じ作品10でいえば、難曲No.2のキラキラした粒々がすばらしい。
一方、No.3「別れの曲」ではどんどん前に行く、サッパリ系で、
やや冷たい印象を受ける。めそめそしない「別れの曲」だ。しか
し、さすがに全体の中にはきっちりと納まっている。全体的に男
性的といっていいだろう。

アシュケナージ盤は、超絶技巧の中にも、それを感じさせない、
「誠実さ」と「温かさ」がある。
「夜想曲全集」はさらにすばらしい?

アシュケナージ:1937年生まれ
ポリーニ:1942年生まれ
岡田博美:1958年生まれ



左から岡田盤、アシュケナージ盤、ポリーニ盤

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マスターズ2日目
松山は、この日△1で通算△4(69,71)。
首位はJ.ローズの通算△7(65,72)。
2位タイが、△6でB.ハーマン(69,69)、W.ザラトリス(70,68)。
スコア的には、B.ハーマン、W.ザラトリスの並べ方がいい。

松山は少なくとも70で回りたかった?そうは行かないのがゴルフ?
優勝スコアは△10かしらん。


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