人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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ベームのブラ1

2009-02-10 05:27:07 | 音楽
東響でブラームスを聴いて、今までに聴いたブラ1のレコードをを思い出した。

ブラームスの交響曲第1番をLPで最初に聴いたのは、カラヤン/ウィーン・フィ
ルのロンドン盤だった。ついで、ベーム/ベルリン・フィル、ミュンシュ/パリ
管、クレンペラー/フィルハーモニア、ヨッフム/ロンドン・フィル、小澤/ボス
トンorサイトウ・キネン、ボールト/ロンドン・フィル等々たくさんのLP、CD
を聴いてきた。あらためて調べたら20枚以上あった。いずれ劣らぬ名盤ぞろいであ
る。

その中で私が最も気に入っているのが、やや録音は古いがベーム/ベルリン・フィ
ル盤(下の写真)である。


ベーム/ベルリン・フィル盤(録音は1959年10月)


ベームは「実演のベーム」といわれるくらいライヴの方が燃えるということになっ
ているが、このベルリン、イエス・キリスト教会における録音はライヴ録音ではな
いにもかかわらず、ベーム65歳の気力充実した、熱気をはらんだ、男性的な演奏で
ある。ベルリン・フィルも当時はフルトヴェングラー時代の楽員がまだまだ残って
いた時代だった。

親戚の叔母さんが「カラヤンを持っているけれどどうもね~」というので、貸して
あげたら、「これこれっ」と感激していた。


ベームには1975年にウィーン・フィルとブラームス全集(4曲)を完成しており、
評論家も「一応」褒めているが、これはよくないようだ。(たしかウィーン・フィ
ルもコンサート・マスターを見て、ベームを見ていないという話もあったように記
憶している。)


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