まずは「出版社 / 著者からの内容紹介」を引用しよう。
「迷い、悩み、苦しみ、祈り……人間の「煩悩」から生まれた魂の叫びに耳を
すます」
人は心に悩みや苦しみ、迷いを抱えた時、神や仏を訪れる。とりわけ、仏教国
日本においては、仏像にことさら人々の願いや思いが込められているといっても
過言ではない。
仏に男女の区別はない。しかし、人々はその煩悩ゆえに、仏像に美しく清らか
な女性を、強くたくましい男性を重ね合わせようとした。(中略)かくして仏像
には、さまざまな煩悩を抱えた人々の葛藤の壮絶な「ドラマ」が込められること
になった。仏像を見るということは、そこに込められた人々の魂の叫び、呻きを
聞くことである。(「はじめに」より抜粋)
現在は、仏像泥棒が出るほど(*)、一種の仏像ブームだといわれている。本書に
は24の寺にある仏像について、写真とともに紹介されている。
(*)仏像を盗むなんてけしからん!ぶつゾ~(笑)。(銅像ならどうぞ~という
わけではない。)・・・・・・以前書いたかしらん?
仏教徒であるはずなのに仏教は詳しくない。「釈迦の入滅」後500年以上仏像は作
られなかったということを初めて知った!釈迦が自身を信仰の対象であると考え
ていなかったことによるものである。
著者は、昭和37(1962)年生まれ。芸大大学院美術研究科修了。現在、愛知産業大
学建築学科講師。
著者は今年47歳とまだまだお若いが、重い肝硬変のため、本書が遺書になるかもし
れないという思いで書いたという。
「迷い、悩み、苦しみ、祈り……人間の「煩悩」から生まれた魂の叫びに耳を
すます」
人は心に悩みや苦しみ、迷いを抱えた時、神や仏を訪れる。とりわけ、仏教国
日本においては、仏像にことさら人々の願いや思いが込められているといっても
過言ではない。
仏に男女の区別はない。しかし、人々はその煩悩ゆえに、仏像に美しく清らか
な女性を、強くたくましい男性を重ね合わせようとした。(中略)かくして仏像
には、さまざまな煩悩を抱えた人々の葛藤の壮絶な「ドラマ」が込められること
になった。仏像を見るということは、そこに込められた人々の魂の叫び、呻きを
聞くことである。(「はじめに」より抜粋)
現在は、仏像泥棒が出るほど(*)、一種の仏像ブームだといわれている。本書に
は24の寺にある仏像について、写真とともに紹介されている。
(*)仏像を盗むなんてけしからん!ぶつゾ~(笑)。(銅像ならどうぞ~という
わけではない。)・・・・・・以前書いたかしらん?
仏教徒であるはずなのに仏教は詳しくない。「釈迦の入滅」後500年以上仏像は作
られなかったということを初めて知った!釈迦が自身を信仰の対象であると考え
ていなかったことによるものである。
著者は、昭和37(1962)年生まれ。芸大大学院美術研究科修了。現在、愛知産業大
学建築学科講師。
著者は今年47歳とまだまだお若いが、重い肝硬変のため、本書が遺書になるかもし
れないという思いで書いたという。
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