以前書いたかもしれないが・・・・・・)普段、多くは、東響とか新日本フィ
ルとか定期会員として演奏会に行く。しかし、時としてスポット
でチケットを購入することがある。その理由は、指揮者、オーケ
ストラ、プログラム(曲目)のどれかか、またはそれらの組み合
わせだ。
8月19日(土)、東響の第713回定期演奏会を聴く(於サントリー
ホール)。
今回は、東響もさることながら、指揮者とプログラムが「お目当
て」だ。
鈴木優人さんは既に有名だが、私は初めて。
<オール メンデルスゾーン プログラム>
1.交響曲第5番ニ短調op.107「宗教改革」
--休憩--
2.交響曲第2番変ロ短調op.52「讃歌」
指揮:鈴木優人
Sop.:中江早希
sop.:澤江衣里
Ten.:櫻田亮
合唱:東響コーラス(合唱指揮:辻博之)
コンサートマスター:小林壱成
メンデルスゾーンの交響曲はややこしく、1~5番は出版順であっ
て、初演ベースでは、1番、5番、4番、2番、3番となる。
1.交響曲第5番ニ短調op.107「宗教改革」
この曲は第3番「スコットランド」とともに好きな曲だ。トスカ
ニーニ盤を愛聴している。
この日、木管センターは、フルート相澤、オーボエ最上、クラリ
ネット吉野、ファゴット福士の各氏。
弦楽五部は、11-4-6-8-10の対向配置とやや小型。
鈴木さんは40代前半の「若手」。長身、スマート体型だ。
(1)やや古楽器風の演奏かしらん。金管を鳴らす。膝を使わない、
オーバーアクションもないオーソドックスな指揮ぶり。(概算演
奏時間:10分45秒)
(2)管のアンサンブルがいい。(5分35秒)
(3)ここはメンデルスゾーンらしくゆったりと。(3分50秒)
(4)相澤さんのフルートソロがすばらしい。堂々たるコラールで閉
まった。(10分35秒)
鈴木さんは早速コンマスと握手。
フルートと「セルパン」(→こちら)を立たせ、大拍手に。
--休憩--
ドリンクコーナーで定期会員のIさんと遭遇。いささか談笑。
2.交響曲第2番変ロ短調op.52「讃歌」
この曲はそうかからないのではと思われるが、今年は5月の新日
本フィル定期に次いで2回目なので、「構成」も多少は理解して
いる。
弦楽五部は第1ステージと同様だ。
合唱は、S36、A37、T24、B24の121人の大合唱団。東響コー
ラスはいつもながら暗譜だ。
ソリスト3人はいずれも立派な歌唱。中でも(6)櫻田さんの熱唱に
惹きつけられた。
(7)~(8)は合唱の山場。長母音もよく、子音もよくそろう。
(10)終曲の全員合唱も、主に感謝!主を讃えよ!と堂々だった。
カーテンコールでは合唱指揮の辻さんも登場、皆さんに大拍手だ
った。
メンデルスゾーンはロマン派だが、改めて聴くと、古典派寄りと
いうか、初期ロマン派と言えるかしらん。
ただ、サントリホールは合唱の場合、デュナーミクは分かるが、音(声)が主
として上へ拡散してしまう傾きがある、のではないか。--そう思うのは私だ
けかしらん。
16:28 あざみ野
17:10 溜池山王
17:14
17:16
17:17
17:22
17:24
17:38
18:41 休憩中
18:46 Iさん
20:09
20:10
20:10
20:10
20:22
20:27
21:11 あざみ野に戻る。
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