人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

『音楽の友』4月号--畑中良輔・更予先生

2010-03-21 07:12:28 | 読書
『音楽の友』4月号が発売になった。ブル先生は1月に肺炎で入院されたが、3月
号も4月号も「日々是好日」という連載を休まずに続けておられる。『レコード芸
術』のCD評(声楽曲)も同様である。--病院でお書きになったのかしらん。不
可思議!


4月号には「畑中良輔・更予の米寿・卒寿記念コンサート」の記事も載っている。
この記事は音楽評論家のK氏が書いておられるが、多田武彦の「富士山」を30分
を超える大曲としたり、更予先生を「名アルト」と書いたり、誤りが目立っている。
モノを書くということはやはり難しい。

*「富士山」は18分程度の曲(当日は朗読付きであったわけでもない。)であり、
 更予先生はソプラノである。


※本稿は当初5:12にアップしたものだが、本日の朝刊に更予先生が昨20日(土)
 に多臓器不全のため89歳で亡くなられた記事が掲載されていた。心からご冥福
 をお祈り申し上げます。


(追記)
3月23日(火)上野毛教会で執り行われた、更予先生の告別式に参列した。2月12
日の演奏会では、畑中先生よりもむしろお元気そうで、病弱の私が卒寿を迎えられ
るなんて考えもしなかったとお話されていたが、あれから一ヶ月あまり、あっという
間に天国に召されてしまった。

更予先生は、既に2月の演奏会の時には体調がお悪かったようだが、畑中先生を
含め周囲にはそれを隠しておられたらしい。畑中先生といい更予先生といい、余人
にはまねのできない大変なステージ魂である。賛美歌「かみともにいまして」には
涙が止まらなかった。






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