4月5日(土)
曇りのち晴れ。午前中はのんびり。午後から合唱団「アニモKAWASA
KI」第15回記念定期演奏会を聴きにミューザ川崎へ。
アニモKAWASAKIを聴いたのは、今から3年前、テアトロ・ジーリオ・ショ
ウワで行われた、J.S.バッハのミサ曲ロ短調が初めてだ。
東日本大震災が発生して2か月もしない時の「全霊を込めた演奏」に涙し
たことを思い出す。
お歌いになる方も、あの時期によくお歌いになったものだ。
入場後、堀さんの奥様にご挨拶。
席は2階席だったが、岐阜から来られた、堀さんのオッカケ(ご婦人)とご
一緒になった。
<プログラム>
1.F.シューベルト 交響曲第7番 ロ短調D759「未完成」
2.W.A.モーツァルト レクイエム K626 ジュスマイヤー版
音楽監督・指揮;堀 俊輔
Sop;馬原裕子
Mez.;富岡明子
Ten.;鈴木 准
Bari.;青山 貴
オルガン;藤井美紀
合唱;合唱団「アニモKAWASAKI」
管弦楽;東京交響楽団
以下、いつもながらつたない感想にご容赦を。
1.F.シューベルト 交響曲第7番 ロ短調D759「未完成」
(14:02~14:28)
映画で有名な「未完成交響曲」。私は、いつも7番なのか8番なのか迷っ
てしまう(笑)。
この日は、1st12、2nd10、チェロ6、ヴィオラ8、コントラバス5でやや
小さめの弦楽5部。コンマスは長身のニキティン氏。
恣意的な表現のない--シューベルトのロマン性は曲をして語らせる、
「正道」を歩む、厳しさのある「未完成」であったのではないかしらん。
(エッシェンバッハ/ウィーン・フィルに勝るとも劣らない)。
2.W.A.モーツァルト レクイエム K626 ジュスマイヤー版
(14:50~14:41)
20分の休憩後、14:45に合唱団が入場してきた。ご友人であろう、客
席から「来てるわよ~」とばかり手を振る人もいる。合唱団は、予想は
していたが、一人も楽譜を持っていない。50分の大曲を暗譜(!)であ
る。
1.INTROITUS(入祭唱)
--主よ、永遠の安息を彼らに与えてください。
序奏に続いて合唱が低声からバス、テノール、アルト、ソプラノのパート
順に入ってくるが、その第一声(Tutti)から心を鷲づかみにされてしまっ
た。
全員が出番を待ち構えていたかのように指揮に集中し、また厳しかった
練習などすべてを忘れ、一心不乱に歌っていく。
長丁場の合唱は往々にしてじわじわとスタートして、最後に山を持って
行く場合があるが、いきなりのエンジン全開に心が熱くなった。
2.KYRIE(キリエ)
--主よ、あわれみたまえ。
続く、腹筋を十分に使った、激しい「キリエ」に私は会場で一人で聴いて
いる錯覚に陥った。堀さんも、みんなと何回も何回も繰り返し練習したこ
とが分かる、渾身の指揮。ステージがにじんで見えなくなる。
3.SEQUENTIA(続唱)
(1)DIES IRAE
--その日こそ、怒りの日
アタッカで劇的な合唱Allegroが続く。グーッというクレッシェンドがすば
らしい。出だしからここまで合唱が続く。「怒りの日」の合唱が座ると、思
わず大きな拍手をしそうになった。
(2)TUBA MIRUM
--不思議なラッパの響きが
ゾリの四重唱。トローンボーンに続く、青山さん(Bari.)の第一声が、の
どの奥をよく開けて、とてつもなくすばらしい声を出した。(リーダーブッ
シュよりいい。)
その後の鈴木さん(Ten.)も頭の上に抜ける声!鈴木さんは楽譜を腰
の高さにおろし、ほとんど100%の暗譜であった。
続くアルト(富岡さん)も強い声!でブンダバー(アルトが弱いと おもし
ろくない)。馬原さんも宗教曲にマッチした声。
(3)REX TREMENDAE
--折るべき威厳の大王よ
子音を十分強調した出だしに思わず「これ、これっ!」と口に出しそうに
なった。「私を救ってください」と合唱団一人ひとりから訴えられているよ
うだった。
(4)RECORDARE
--思い出してください、慈悲深きイエスよ
四重唱(ゾリ)のアンサンブルがすばらしい。合唱に背中を押されての熱
唱となった。
(5)CONFUTATIS
--呪われた者たちが斥けられ
男声合唱と女声合唱のコントラストがすばらしい。モーツァルトは天才で
ある。
(6)LACRIMOSA
--その日こそは、涙の日
映画「アマデウス」を思い出す「涙の日」。各パートが実にしっかりまとまっ
ている。堀さんの大きな音楽!
4.OFFERTORIUM(奉献唱)
(1)DOMINE YESU
--主イエス・キリストよ、栄光の王よ
アタッカで合唱が続く。いかにも腹筋に支えられた合唱!
(2)HOSTIAS
--賛美の生け贄と祈りを
透明感がある、すばらしい合唱だ。どの曲も隙(すき)がない。
5.SANCTUS
--聖なるかな
アタッカからフォルテで始まるホモフォニー。ジュスマイヤーの加筆であ
る。これもまた、休符がきっちりとした間で、母音も美しく、とてもよかった。
6.BENEDICTUS
--主の御名においてくる者に祝福がありますように。
ゾリによる四重唱。青山さんは中山悌一や?立派な声である。この曲を
繰り返し聴いてもおもしろい。
7.AGNUS DEI
--この世の罪を取り除く神の小羊よ
バスパートが大健闘。男声(Ten.+Bass=22人?)は少ない人数で
よく歌っている。
8.COMMUNIO(聖体拝領唱)
--主よ、彼らを永遠の光で照らしてください
いよいよ終曲。Sop.の馬原さんが「主よ、彼らを永遠の光で照らしてく
ださい」と心からの歌唱。
続くポリフォニーの合唱。後半のAllegroも何回練習したことなのだろう。
一糸乱れず、ゴールに向かって突き進んでいく。最後はゆっくりと、そし
て大きなフェルマータで締めくくった。
(プログラムの訳/大意 山田純を参考にさせていただきました)。
混声合唱は、ソプラノが「金切り声」をあげる人がいたり、アルトや、テノー
ル、バスのどこかのパートが弱かったりすることがあるが、そういったこと
がまったく感じられない見事な、約90人の合唱を聴かせていただいた。
今まで生で聴いた「モツレク」では、ソリスト、合唱ともに間違いなく一番(!)
よかった。こういう合唱を聴くと、身の程知らず、一緒に歌いたくなる(笑)。
ヨーロッパでも一流の演奏会でなければ、これだけの演奏は聴けないだ
ろう。
一人でも多くの方が、1年間じっくり仕上げるアニモKAWASAKIを聴か
れんことを願ってやまない。
*来年第16回は、フォーレとデュリュフレ「レクイエム」で秋開催の予定。
終演後は、minorerさんとスタバで1時間の「反省会」。どこの喫茶も混ん
でいて、落ち着くのに一苦労だった。
力作のプログラム冊子 堀さん自ら寄稿している。
ミューザ川崎
どなたさまもお入りください。開場でございます。
ザルツブルク市コーナー
大震災で被害を受けたミューザ川崎にザルツブルクから2,100万円も
支援が寄せられた。
2階席より
2階席
終演後は、マエストロのサイン会兼CD即売会。
--「2枚4,000円でええわ~」と関西弁が出る。
この日の記念に堀さんのCDを購入。
シューベルト 交響曲第8番「ザ・グレート」、第7番「未完成」(LIVE)
堀俊輔指揮、中部フィルハーモニー交響楽団
--感想を、ひと言でいえば、繰り返し聴いても飽きない演奏だ。中部フィ
ルも健闘している。
セル/クリーブランドを気持ちゆっくりとした、新古典主義的「ザ・グレート」
だ(当たっているかしらん)。
マエストロのサインを頂戴した。
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4月5日(土)
ハナズオウ
カリタス女子短大の桜(種類は何かな?)
山口銘菓 豆子郎 あざみ野店
豆子郎にかかる中也の詩
東急線では90%がPASMO!
溝の口駅前
川崎駅西口 LAZONA 平成18年(2006)年オープン
LAZONA広場 これから wacci が出演します。→こちら。
LAZONA1階に丸善があったので行ってみた。
ずらりと並んだ文庫コーナー(店内撮影禁止?)
LAZONAをミューザ川崎から見たところ。1階が丸善。
溝の口駅の定期券売り場はいまだに行列。
溝の口駅のヴィ・ド・フランスにてパンを購入する。
<ソフィア・ヴォイス・アンサンブル>
順序があとさきになったが、3月30日(日)雨模様の中、桜の四ツ谷、紀
尾井ホールにソフィア・ヴォイス・アンサンブル(第25回定演)を聴いた。
一口に25年というが、30歳の人間が55歳になる勘定である。毎年、定
期的に25年にわたって、演奏会を開く努力に敬意を表したい。
オンステメンバーは12人。
<プログラム>
1.三好達治/多田武彦「海に寄せる歌」 指揮;篠崎新一
2.シューベルトの作品より 指揮;太田 務 ピアノ;久邇之宜
3.25年を振り返って
1.太田先生、久邇先生と共に 指揮;太田 務 ピアノ;久邇之宜
2.外国作品のレパートリーより(以下、ア・カペラ)
3.編曲作品
4.ウィッフェンプーススのレパートリーより
1.三好達治/多田武彦「海に寄せる歌」 指揮;篠崎新一
篠崎さんは、拍を刻まない指揮--これは難しいのだが、「手慣れた」
といえばいいのかしらん、いい演奏だった。
2.シューベルトの作品より 指揮;太田 務 ピアノ;久邇之宜
シューベルトはどれも難しい。よくこれだけの人数で歌えるものだ。
「ただ憧れを知る者のみが」(ゲーテ)はチャイコフスキーとまったく違う。
指揮の太田さんは、あくまで合唱主体の指揮でじわじわと浸み込む音
楽作り。
--休憩--
ワグネルOBのTくんと雑談。
(T)シューベルトっていろんな男声合唱曲があるんだネ。知らなかったヨ。
(私)CDで何枚にもなるんじゃない?
(私)話、違うけど、あなたメットのジェームズ・レヴァインに似てない?
(T)それ、知らないネ。今度、調べてみるわ。
(私)そういえばメットにはファビオ・ルイージがいるけど、僕に似てるか
な(笑)。
(T)あっ、そう。それも知らない。
3.25年を振り返って
1.太田先生、久邇先生と共に 指揮;太田 務 ピアノ;久邇之宜
パレストリーナのポリフォニーはいつ聴いてもいいですね~。
4曲目で久邇先生が登場。明るい日差しが入り込んできたかの伴奏で
少人数合唱で「美しい日本語」を歌った。
2.外国作品のレパートリーより(以下、ア・カペラ)
ヤナーチェク、シベリウス、プーランク。とくにヤナーチェクとシベリウ
スの語感がすばらしかった。
藤森さんの曲目解説は、勉強豊富、原稿いっさいなしですばらしい。
黛敏郎を思い出す。
3.編曲作品
4.ウィッフェンプーススのレパートリーより
4人の振付付き。相当な時間練習しなければできない、振付に笑って
感心してしまった。
アンコールは2曲。
*来年は、4/26(日)紀尾井ホールにて開催予定。
プログラム冊子 解説は精確である。
四ツ谷駅前
丸ノ内線とソメイヨシノ
開場間近
2階席より
2階喫茶コーナー
帰宅時は晴れ上がった。
この日は消費税値上げ前だから例年以上に定期券売り場に大行列!
<桜通り>あざみ野2丁目
あざみ野桜通りの一週間。
3月30日(日)
3月31日(月)
「朝日に匂う」ソメイヨシノ
4月1日(火)
4月2日(火)
4月3日(木)
4月4日(金)
4月5日(土)
* * * *
週間フォト日誌
3月31日(月)
昨日のソフィア・ヴォイス・アンサンブル定演の「反省」
本郷通り
神田駿河台3-9の一本桜
神田駿河台3
今日最後となる部長から配られた、件数大入袋(?)
3月31日は、退職、転勤に花屋花束)屋さんも大繁盛
私のBossも4/1で替わる。
例年のことだが、年度末とあって、午後8時まで残業でグッタリ~!
4月1日(火)
4/1、ベローチェのブレンド・コーヒーは180円から190円に。
73歳と63歳の会話
(73)おはよう。(ホットが)値上がりしたね~。
(63)上げ過ぎだヨ。便乗値上げじゃない?
(73)200円になるかと思ったよ~。
たしかに180÷1.05×1.08=185だが(笑)。
前回、消費税が3%から5%に引き上げされたのは、平成9(1997)年
だったから17年前になる。
夕礼。新人の挨拶--一生懸命頑張りますに、なぜか涙が出てきた。
私も39年前の入社式を昨日のことのように思い出す。
4月2日(水)
4/2、朝6:00
6:07発の電車が滑り込んできた。
少し散り始めたかな?
早くもチューリップの季節がやってくる。
午前中は新人研修の講師。午後から翌日の会議の資料作りほかに多忙
を極める。
夕方、救急車が出動していた。消防車も一緒にやってくる。
4月3日(木)
ワテラス付近
トーア再保険会社裏の桜
夕方、定例の会議を終え、夜は東京芸術劇場(池袋)にてOB合唱団の
練習。
いつもオムニバス・コンサートの曲を最初に演奏するが、この日は「わが
ふるき日の歌」から。
ソリストの桑田さんと今井さんがいい声を出した。
Mさんは、いつものつもりで後半からやってきたが、あてがはずれてしま
う。
NさんはR.シュトラウスかと思ってやってきた。しかし、全然、曲が違った
ので「おれ、帰るわ~」とさびしく(?)帰っていった。
ただいま休憩中
永澤友衣さんのPR
「コジ・ファン・トゥッテ」の伴奏で出演します。→下記ちらしご参照。
後方は、責任者の桑田さんと指揮者の須田さん。
第2回COLORIオペラ公演
5/10(土)、11(日)和光大学ポプリホール鶴川 3,800円
Club de Shimizu
6/21(土)渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール 4,000円
こちらはワグネル・コンサートのご案内
4/12(土) 藤原洋記念ホール 入場無料
OB合唱団は、「ただ憧れを知る者のみが」と「花は咲く」を歌う。
4/27(日)には、須田さん指揮コール・フォレスト(合唱団)の演奏会が
開かれる。
現役の「六連」は5月3日(土・祝)
ワグネルは、吉川誠二先生指揮で「月光とピエロ」
4月4日(金)
劇団四季の桜
鷺沼6:16発がホームに入線中。
昨日届いた『ワグネリアン』に目を通す。
畑中先生から新入生へ--「君たちの4年間をボクにください」に涙を禁
じえず。
木下先生、畑中先生、北村先生の怒り方、ほめ方、話し方(どちらかとい
えば怒り方カナ[笑])を思い出す。いい物(ステージ)を作るべく、一切の
妥協なく、本気で怒っていただいて本当に幸せだった。
4月6日(日)
皇居の乾通りの桜を観に行きたがったが、疲れもピークで、終日ブログ
作りのため、(会社では部長だが)自重した(家では家長[笑])。
[本稿は書き掛けです。誤字脱字(if any)はおって訂正]。
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何度も繰り返した厳しい練習、そんなマエストロの音楽がお客様に伝わり、とても嬉しいです。
震災後にロ短調ミサを歌ったこと、昨年復旧したミューザでヨハネ受難曲を歌ったこと、本当に有り難く思います。
これからもアニモをよろしくお願いしますm(_ _)m
そして、お疲れ様でした。お一人ひとりが堀先生の棒に集中している様が見ているだけで分かるステージでした。
いまブログを読み直しても、1年間たつのがあっという間、今から来年の演奏会が楽しみです。
先日の演奏会もはるばる岐阜から聴きに来られた方がおられましたが、ぜひ一度は、歩けるうちに(?)お聴きになることをおすすめします。
仙台の仲間も誘って一緒に聴きましょう!
練習は厳しそうですよ~、ついていけるかな(笑)。
出だしから3曲の合唱は、真にすばらしく、私を感動の渦(?)に巻き込んでくれ、俗世間のことはすっかり忘れさせてくれました。
これからもいい合唱を聴かせてください。「だまされたと思って一度は聴いた方がいいよ」--と友人に話しています。