人生ブンダバー

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第二次安倍内閣の一面--完全失業率

2020-09-13 05:00:00 | Weblog

やや旧聞に属するが・・・・・・朝日新聞社が9月2、3日に実施した世論
調査で、第2次安倍政権(7年8カ月)の実績評価を聞くと、71%が
「評価する」と答えた。

「評価する」項目では、「外交・安全保障」30%、「経済」24%、
「社会保障」14%等となっている。

朝日新聞が「森友問題」等で安倍内閣をさんざん追求したが、こ
の世論調査は、控えめに言っても、まずまず常識的というか妥当
な結果ではないかしらん。

吉田茂内閣(戦後昭和史の世界)への評価がそうであったように、
もしかしたら、時間が経つと、さらに評価が高まるかもしれない。


例えば、私が調べたところによれば、2010年、民主党政権時の失
業者数は約340万人、完全失業率は4.6%だった。

しかるに、第2次安倍政権になって下がり続け、2019年は、約170
万人、2.4%だ。
コロナ禍の現在、2020年7月でも完全失業率は、0.5ポイントアッ
プの2.9%にとどまっている。

(例えば)この点は「正当に」評価すべきではないかしらん。
(--アタリマエの話?)


人事考課と同じように、「評価項目」が例えば5つあるとして、そ
れぞれウェイト(%)を付け、項目ごとに採点するすべきではない
かしらん(例えば、「外交」のウェイト25%×90点というように)。

朝日のように「森友問題」100%で、そこがおかしいから0点評価で、
それしかないような騒ぎ方はおかしい、のではないか・・・・・・?
(朝日などの姿勢もジャーナリズムの一種だといってしまってはオ
シマイというか残念?)



ちなみに、平成時代になって、1年半も持たなかった短命内閣は、
宇野、細川、羽田、森、安倍(第一次)、福田、麻生、鳩山、菅
(かん)、野田の各内閣だ。

とくに第一次安倍内閣以降は毎年のように首相がかわった。
最も短命だったのは羽田内閣(64日)。ついで宇野内閣(69日)。
30年間で誕生した首相はのべ17人である。

次期自民党総裁の任期は限られているが、誰になろうとも、できれ
ば3年はやってもらいたいものだ。


なお、中国の習近平主席(67歳)は2012年から在任中。あと5年は
少なくとも君臨するかな?
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩は終身?



左から
・『図解で振り返る 激動の平成史』(三栄書房)
・竹中平蔵『平成の教訓』(PHP新書)★×4
・大嶽秀夫『平成政治史』(ちくま新書)★×3.5
 →大嶽本は、章によっては今ひとつ。


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