11月29日(日)、久しぶりに東京アカデミッシェカペレの演奏会(オー
チャードホール)に足を運んだ。
東京アカデミッシェカペレはアマチュア団体で、合唱付きの曲と交響
曲などを演奏している。年2回開催というから練習も大変なことだろう。
東京アカデミッシェカペレの演奏会に足を運ぶのは、H19(2007)年
の第34回、H24(2012)年の第44回に次いで3回目ではないかしら
ん。第34回はショスタコーヴィチプログラムで「森の歌」が聴きたくて
チケットを購入したものだった。
以前、会社のパーティーで、急遽社員で編成した、女声合唱団を指
揮をしたことがあったが、そのうちのお一人が東京アカデミッシェカ
ペレで歌っているというのでチケットを頂戴した。その後、しばらくス
ケジュールが合わなくて、行けなかったのだが。
<プログラム>
1.J.ラター マニフィカト*
2.E.エルガー 交響曲第1番
指揮;藤岡幸夫
Sop.;鷲尾麻衣*
管弦楽・合唱;東京アカデミッシェカペレ
以下、いつもながらのつたない感想ですが・・・・・・
1.J.ラター マニフィカト
Sop.;鷲尾麻衣
プログラム掲載の合唱メンバーは、ソプラノ39人、アルト33人、テノ
ール13人、バス15人の計100人。男性もこれくらいいればいいです
ね(まだ募集中?)。
J.ラターという作曲家の名前はチラシなどで時々見るが、演奏を聴く
のは初めてだ。
マニフィカトは聖母マリアへの讃歌である。第1曲「私の魂は主をあ
がめ」の「あがめます」がマニフィカトだという。
曲は「福音書」のラテン語6曲と英語(2.「バラのこと)の歌詩ででき
ている。合唱は譜面持ち(この曲を暗譜するのは難しいでしょう)だ
が、藤岡さんのテンポ感と深い呼吸にリードされ、後半に行くほど
声も出てすばらしかった。
とくに6.「飢えている者らを」は、ソリストとともに美しい合唱にひ
きつけられた。
ソリストの鷲尾麻衣さんは、歌声を聴くのは初めてだったかしらん。
譜面は持っていたが、第4曲はほとんど暗譜で歌われた。さすがに、
何事もなく、「すばらしい響き」の歌唱を聴かせてくれた。
第7曲が華やかに盛り上がって終わるとブラボーを叫んでいた。
カーテンコールでは、合唱指導の団長阿部純さんも登場、藤岡さんも
オケと合唱に盛んに拍手していた。
2.E.エルガー 交響曲第1番
エルガーの交響曲第1番は、昨年までほとんど聴いたことがなかった
が、今年はこれで3回目である。エルガーは1857年生まれ。マーラ
ー(1960年生)とほぼ同世代だ。作曲は1907~08年(この年、マ
ーラーは『大地の歌』を作曲している)。
初演は有名なハンス・リヒターとイギリスのハレ管弦楽団。演奏時間
は通常約55分の大曲だが、この日は48分弱だった(版のついては
詳しくないが、カットがあったのかしらん)。
演奏の途中で、第2ヴァイオリンとチェロに「不具合」が生じ、退場す
ることがあった。2人の退場を見たのは初めてかしらん。
演奏自体は藤岡さんの分かりやすい指揮(斎藤メソッド?)にリード
されての熱演だった。演奏会チケットは我が国の一流オケの半値くら
いだが、実力というか演奏はそこまで差がない立派なものだ。
とくに、難しいホルンがなかなかすばらしかった。第4楽章で盛り上
がり、fで終わると、またmfでブラボーを叫んだ。拍手が大人しいの
が私には不満なくらいだった。
藤岡さんは関西フィルを中心に活躍中だが、もっともっと聴きたい指
揮者だ。
次回の東京ACは、6/26(日)ドヴォルザークの「スターバト・マーテ
ル」(海老原光指揮)。できれば聴きに行きたい(前日は東響定期が
入っている)。
プログラム
大ケヤキも葉が落ちつつある。
ユリノキ
ポインセチア
12:34 あざみ野
12:58 渋谷着
渋谷駅PHで外国人夫婦がキョロキョロとしていたので、
「Where are you going?」
「Skytree」
「Oh, this side. One hour.」
「Thank You.」
東京オリンピックも中学生英語で十分?
13:01 文化村通り
13:04
13:05 東急百貨店本店前
13:08
13:09 オーチャードホール入口
13:09
カフェテラス 「ドゥ マゴ パリ」
松濤カフェ にぎわっている。
13:15 開場直後
13:16 花束等受付
第1ステージスタンバイ テレビモニターより
「2階のLにはどうやって行くのかしらん?」
ウロウロしながら指定席へ。
こちらは1階--入口から階段を上がった所が1階客席。
13:46
ジンジャーエール400円は安いかな・・・・・・。
14:50 喫茶
14:53 休憩中 ジンジャーエール
16:03 お開き後
16:10 東急百貨店本店前
16:10 渋谷駅方面
16:20 渋谷
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