ステージ上の同窓会（４）

8月24日（日）をはじめ何回もブログで取り上げているが、10月5日（日）に行なわ
れる一大イベント「ステージ上の同窓会」の練習4回目がお馴染み美登里幼稚園で
9月13日（土）に行なわれた。日中はまだまだ暑い。お彼岸は来週である。

Topは長野からＴ君と郡山からＫ君が上京、SecondのＳ君、Ｎ君もこの練習初参加
で総勢19人が集まった。Ｔ君は卒業以来のオンステだという。ピアニストのIwさん
は毎回お付き合いいただき、感謝！である。
我がグループの最終的な参加人数は35人に迫る勢いだ。

＜練習風景＞

指揮者のＩさん、前かがみで熱が入っている。
後輩「指揮（の拍）がよく分かんないよ～」
Ｉさん「フルトヴェングラーなんだよ～、有難いと思うべし」


最初に練習に初めて参加した4人のために、あらためて（当時の）学生指揮者のＩ
さんがブレス（息つぎ）の場所を再確認、曲のコンセプトの説明がある。
1曲目の「雨」は、立ちすくむものと横たわるもの、許しあうもの許しあえぬもの
「すべてに降りそそぐ雨」である。

「雨」のポイントは、もたれないことである。（油断すると「絶対」もたれる。）
あとは中間部のパートソロをいかに上手に演奏するか、である。Ｉさんの練習もそ
こを重点的に繰り返す。


次の「海よ」は、「水の讃歌」としての組曲「水のいのち」－－"Life of Wat-
er"ではなく、"Soul of Water"の「終曲」。「すべてを受け容れる海」のゆったり
したダイナミズム。「海の不可思議」である。

ゆったりしたダイナミズムの表現として、長いブレスが必要だ。（無論息つぎをし
なければ倒れてしまう。）カンニングブレスをしなければならないのだが、歌って
いないとそれも下手になっている（＊）のを実感する。あとは微妙なaccel.がかか
るので、譜面持ちの中、指揮をどこまで見られるのかがポイントである。

（＊）声、腹式呼吸、ブレスが歌う3条件（前提条件）だが、私はどれもダメだ。
　　理想と現実のギャップにガックリなのである。（「それでいいのだ～」ではな
　　く、「これではダメなのだ」。）


練習後、「遠方より来たる朋」を迎え、会場近くの「はなの舞」で「本日の打ち上
げパーティー」、14人が参加した。全員の談論風発、みな健康、ブンダバーだ！
最後にＨさんの編曲、指揮で「見上げてごらん　夜の星を」を歌って散会した。

※本演奏会は10月5日（日）13:00開演、場所はティアラこうとう。（都営新宿線、
　半蔵門線「住吉」下車徒歩5分。）合同演奏は畑中良輔指揮、歌劇「タンホイザ
　ー」より「大行進曲」。　
入場は無料！！入口で「人生ブンダバー」で知った、とおっしゃってください。
入場券はございません。　（親子室有）