人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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10/20 現役/OB連絡会~新日本フィル第595回定期

2018-10-26 05:00:00 | 音楽

10月20日(土)、午前は渋谷のカフェ・ミヤマで現役/OB連絡会。
現役6人、OB8人。メインテーマは「第143回定期演奏会」。
ジュリーではないが(?)、とにかくお客様にたくさん来ていただくこ
とだ。--昨年の学年幹事会でもそのような趣旨の発言をしたが・・・・・・。


昼は、錦糸町の「ねぎし」で牛タンを食べる。ご飯のお代わり(自由)
は1/3でやめておく。



午後は、大久保光哉さんのリサイタルを失礼して(*)、新日本フィル
の第595回定期(於すみだトリフォニー)へ。
フィンランドの指揮者ハンヌ・リントゥによるオール・フィンランドプ
ログラムだ。

 *これから12月にかけては、音楽会シーズン。行きたい音楽会が重
  なり、断念するケースもしばしばだ。10/28(日)は4つも重なっ
  てしまった。

<プログラム>
1.シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
2.リンドベルイ タイム・イン・フライト(2016-17)日本初演
 --休憩--
3.シベリウス 交響曲第7番 ハ長調 op.105
指揮;ハンヌ・リントゥ
ヴァイオリン;ヴァレリー・ソコロフ
コンサートマスター;西江辰郎

いつもながらつたないコメントを・・・・・・

1.シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
いきなりのヴァイオリン協奏曲。これは1903年の作曲だ(1905年改
訂。改訂版の初演指揮はR.シュトラウス。)。シベリウスは最初ヴァ
イオリニストを志していた(とは有名な話?)。

フィンランドの指揮者H.リントゥはゆうに190cmはあると思われる
巨人。がっしり型のソリストV.ソコロフはウクライナ出身のヴィルトゥ
オーゾで、以前ブラームスで聴いている。

曲の構成は、「急-緩-急」の3楽章制で、
(1)アレグロ・モデラート
(2)アダージョ・ディ・モルト
(3)アレグロ、マ・ノン・タント

この日の弦楽五部は、全ステージ14型(14-12-8-10-6)。出だしか
らして、「短調」のシベリウスの世界。北欧の雲と光だ。第2楽章は大
きなスケール。第3楽章はティンパニ(読響の武藤さんが客演していた。)
が刻む中、ソロと弦楽合奏がテンポよろしく、すばらしい盛り上げだっ
た。
盛大な拍手が続いたが、アンコールはなかった。


2.リンドベルイ タイム・イン・フライト(2016-17)日本初演
2017年は、フィンランドの独立100周年の記念すべき年だった。それ
を記念しての委嘱作品だ。ラテン語による原題は、「Tempus fugit」
(時は過ぎゆく)。

冒頭は、闘争か夜明けか、fの開始。ペレスさんが吹く大きなバス・
クラリネットが目立つ。フルートの音色が東洋的に響く。即物的だが、
凝った曲だ。
リントゥは長身を生かした大きな指揮。パーカッションはティンパニ
を含め、4人。3人は掛け持ちで忙しそうだった。


3.シベリウス 交響曲第7番 ハ長調 op.105
シベリウスは、マーラー、R.シュトラウスと同じ世代で、後期ロマン派
から独自に発展した。その到達点が、交響曲第7番という単一楽章のも
のだ。
「ハ長調」の交響曲とはいうもののウィーン古典派時代のものからか
ら徐々に進化し、シベリウスに至り、その最後の交響曲が1924年に完
成した一楽章制の第7番だ。
第7番は、59歳の作品だが、シベリウスはその後91歳で亡くなるまで、
30年以上交響曲を作曲しなかった。
曲の出だしは、特徴的な、ティンパニによるpの一打と低弦から。低
弦三部合奏が活躍。じわじわクレッシェンドがすばらしい。シベリウ
スらしい音楽の「瞑想」というか、フレージングの「移ろい」を楽し
める。「人間の感情」というよりは、「北欧の自然」が浮かび上がる。
終盤は金管セクションも加わり、ハメをはずさないながら、熱の入っ
た演奏だった。
お国物のすばらしい演奏。通好みの曲をシベリウスらしく(?)演奏
してくれた。
オケもリントゥへ大拍手。最後にリントゥはトロンボーンを立たせた。
シベリウスをこれからもっと聴きたくなった。



プログラム



9:10


9:11


9:16


9:20


9:45


9:48


9:49

発展する渋谷


9:50


9:51


9:52


9:52


9:53


9:53


9:54


9:54


9:55


9:56


9:56


9:57


11:45


11:50


12:13


12:13


12:15


12:17


12:18


12:50


12:52


12:55


12:56


12:58


13:05 ねぎしセット 1,400円


13:16


13:23


13:24


13:25 ロビーコンサート


13:30


13:32 ドビュッシーの弦楽四重奏曲は初めて聴いた。


13:34


13:42


13:43


13:44


15:15 白ワイン 500円


15:19


15:23 10/20朝日新聞 サウジの発表は誰もストンと来ない?


15:27


15:58 お開き


15:59 階段右に、リントゥさんのサイン会に並ぶ人々


16:02


16:03


16:06


16:09 くず餅を買う。


16:16


17:14



     *      *      *      *


10月19日(金)、団地内に『かがやき』を配布する。


13:10


13:30 あらら、最後にこんなに余っちゃった。数え間違い?


13:35 あわてて集会所に返却に


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