人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

カラヤンのマーラー9番

2018-10-27 05:00:00 | 音楽

10月21日(土)のブログで、マーラーの交響曲第9番を取り上げた。
その時、「この次はカラヤンかアバドを聴いてみたい」と書いた。

早速、Amazonで、カラヤンの「マラ9」を検索し、中古2枚組のCD
を送料込850円で注文する。品物は、注文してから4日目に無事届い
た。時間があったので、すぐに聴いてみる。

カラヤンは、最近になって突然(あらためて?)分かったが、ザッハ
リッヒな演奏が特徴だ。アンサンブルを徹底し(--ということは、
パートのピッチをそろえ)、デュナーミク(pppからfffまで8段
階)やアゴーギク、テンポは、すべては楽譜どおり。アインザッツも
徹底し、すべてはキッチリとどこにも「乱れ」はなく、美しい。「カラ
ヤンの美学」といわれるユエンだろう。

まったく「楽譜どおり」だから、何回やっても同じ演奏になる。コン
クール的には、常に「金賞」だ。ライブでもハッとするような「意外
性」、「芸術性」はないが、「節度」を保ち、見事なアンサンブルは
超絶的だ。


などと考えながら、カラヤンの「マラ9」を聴いていた。1枚目の第1楽
章、第2楽章を聴き終わり、2枚目の第3楽章、第4楽章へ。

2枚目は、このCDでは15のトラックに分かれている。14トラックの
「Tenpo Ⅰ. Molto adagio」の1分を過ぎたところで、subitoストップ。

「あれっ、おかしいな」となって、あらためてトライするが、何回やっ
ても同じところで止まってしまう。盤面にはキズは見当たらないのだが。


Come to head。怒り心頭で、すぐに送り状にあった注文した所の通話
料無料ダイヤルへ、丁重に電話する。
「もしもしいつもお世話になってます。お願いした品物、マーラーの
CDが先ほど届きました。有難うございます。早速、聴いたのですが、
2枚目の終盤で止まってしまって、何回やっても同じところでストップ
してしまいます。ついては返品したいのでお電話しました」
「それは大変申し訳ございません。では同じCDの在庫があれば、代
わりにそれをお送りいたします。代金はそのままで結構です。万一、
在庫がなければ、cancellとさせていただきます。結果は、お申込みい
ただいたメールアドレスに送信させていただきます」(--と先方も
丁重なお客様対応)
「了解しました。あ、貴社には今まで何回も注文しておりますが、い
つもはこのようなことがなく、大変満足しておりますを付け加えさせ
ていただきます。今後ともよろしくお願いします」


それから1時間ほどして、次のようなメールが来た。
「この度は、大変申し訳ございませんでした。当店にて、代わりの在
庫をご用意出来るかお探しいたしましたが、在庫がございませんでし
た。ただいまamazonより全額返金処理いたしました。

商品の返金は、お客様に再度ご迷惑をお掛けいたしますので、お客様
の方で有効利用、もしくは廃棄をお願い出来ないでしょうか。

この度は、お客様にご迷惑をお掛けして、大変申し訳ありませんでした」
というメールをいただいた。

私の話がウソ(つまり品物がsound品)だったらどうするのだろうと、
少々先方のことが心配になったが、私の注文履歴などは無論チェック
したうえのことだろう。


Amazonでは、何回も中古CDを注文しているが、このようなことは初
めてだった(--と付け加えさせていただきます)。



カラヤンのマーラー交響曲第9番 
録音;1982/9/20-30 ベルリン芸術週間でのライヴ・レコーディング


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