6月19日(土)、母の見舞いを急いで済ませ、26回目を迎えた早慶交歓演奏会へ足
を運んだ。(今年は四大学演奏会は関西(京都)で開かれるため、東京で早慶交歓
が開催される。)
杉並公会堂大ホールは、リニューアル・オープン後、私はたしか初めてだ。1200席
の、音響のいいホールである。
<プログラム>
1.エール交換
2.慶應ワグネル R.アーンによる『恍惚のとき』
(指揮;佐藤正浩、ピアノ;前田勝則)
3.早稲田グリー 革命詩人による“十の詩曲”より『六つの男声合唱曲』
(指揮;小久保大輔)
4.『若き血に燃ゆる、紺碧の空』
5.合同演奏 『天使のいる構図』(指揮;伊東恵司、ピアノ;若林千春)
<プログラム>
1.エール交換
概数でいえば慶應20人、早稲田80人の割合。響きのいいホールだ。
2.慶應ワグネル R.アーンによる『恍惚のとき』
(指揮;佐藤正浩、ピアノ;前田勝則)
佐藤先生は、ワグネルにおける“四連デビュー”ではないかしらん。1曲目「恍
惚のとき」--最初の8小節が「抑えた表現」といい、前田先生のピアノといい、
移ろうニュアンスにとくにひきつけられた。2曲目「五月」も抑えた中に激しい
パトスを表出した。
3曲目のソロは、Topながらワグネルらしいバリトンのような声。4曲目はかなり
積極的な棒だった。22人という驚くべき少人数合唱だったが、「少数精鋭」?の
よさが出たステージだった。
3.早稲田グリー 革命詩人による“十の詩曲”より『六つの男声合唱曲』
(指揮;小久保大輔)
小久保先生の指揮で、いろいろな面で興味深い、ショスタコーヴィチの曲(福永
陽一郎先生の訳詩、編曲)を持ってきた。小久保さんは眼鏡をかけて登場、深々
とお辞儀をされた。指揮棒なし、約80人によるデュナーミクの大きい、いかにも
四連らしく、熱の入った、「勝負」しようというアカペラの演奏はなかなかよか
った。小久保さんは合唱の指揮がよくなったのではないかしらん。終曲がアメリ
カの詩人ホイットマンの詩だとはうかつにも知らなかった。
4.『若き血に燃ゆる、紺碧の空』
(1)慶應 「若き血」
(2)早稲田「紺碧の空」
(3)慶應 「我ぞ覇者」
(4)早稲田「光る青雲」
(5)慶應 「丘の上」
(6)早稲田「早稲田の栄光」
ワグネルは、1年生も加わり、人数倍増。両校の責任者、部長の進行の下、熱い
「歌合戦」を繰り広げた。ずっとよかったが、なぜかしらん、(5)と(6)はどちら
も「下手糞」だった(笑)。
5.合同演奏 『天使のいる構図』(指揮;伊東恵司、ピアノ;若林千春)
昨年できたばかりで、伊東先生が初演した曲らしい。伊東さんは楽譜片手に登場。
40代半ば、油が乗っている時である。短い指揮棒で指揮していた。アカペラ部分
あり、変拍子あり、大変難しい曲だったが、合同100人は暗譜でよく歌った。
アンコールは「これからオランダ戦もあるので・・・・・・」(伊東先生)と、谷川俊
太郎作詩、木下牧子作曲「サッカーによせて」が演奏された。(この曲は独唱版
と合唱版があるようだ。)「蹴っ飛ばされてきたものは・・・・・・」にグッときた。
杉並公会堂入口
大ホール
荻窪駅 ブル先生の最寄り駅でもある
新星堂本社 上荻1丁目 杉並公会堂の近く
を運んだ。(今年は四大学演奏会は関西(京都)で開かれるため、東京で早慶交歓
が開催される。)
杉並公会堂大ホールは、リニューアル・オープン後、私はたしか初めてだ。1200席
の、音響のいいホールである。
<プログラム>
1.エール交換
2.慶應ワグネル R.アーンによる『恍惚のとき』
(指揮;佐藤正浩、ピアノ;前田勝則)
3.早稲田グリー 革命詩人による“十の詩曲”より『六つの男声合唱曲』
(指揮;小久保大輔)
4.『若き血に燃ゆる、紺碧の空』
5.合同演奏 『天使のいる構図』(指揮;伊東恵司、ピアノ;若林千春)
<プログラム>
1.エール交換
概数でいえば慶應20人、早稲田80人の割合。響きのいいホールだ。
2.慶應ワグネル R.アーンによる『恍惚のとき』
(指揮;佐藤正浩、ピアノ;前田勝則)
佐藤先生は、ワグネルにおける“四連デビュー”ではないかしらん。1曲目「恍
惚のとき」--最初の8小節が「抑えた表現」といい、前田先生のピアノといい、
移ろうニュアンスにとくにひきつけられた。2曲目「五月」も抑えた中に激しい
パトスを表出した。
3曲目のソロは、Topながらワグネルらしいバリトンのような声。4曲目はかなり
積極的な棒だった。22人という驚くべき少人数合唱だったが、「少数精鋭」?の
よさが出たステージだった。
3.早稲田グリー 革命詩人による“十の詩曲”より『六つの男声合唱曲』
(指揮;小久保大輔)
小久保先生の指揮で、いろいろな面で興味深い、ショスタコーヴィチの曲(福永
陽一郎先生の訳詩、編曲)を持ってきた。小久保さんは眼鏡をかけて登場、深々
とお辞儀をされた。指揮棒なし、約80人によるデュナーミクの大きい、いかにも
四連らしく、熱の入った、「勝負」しようというアカペラの演奏はなかなかよか
った。小久保さんは合唱の指揮がよくなったのではないかしらん。終曲がアメリ
カの詩人ホイットマンの詩だとはうかつにも知らなかった。
4.『若き血に燃ゆる、紺碧の空』
(1)慶應 「若き血」
(2)早稲田「紺碧の空」
(3)慶應 「我ぞ覇者」
(4)早稲田「光る青雲」
(5)慶應 「丘の上」
(6)早稲田「早稲田の栄光」
ワグネルは、1年生も加わり、人数倍増。両校の責任者、部長の進行の下、熱い
「歌合戦」を繰り広げた。ずっとよかったが、なぜかしらん、(5)と(6)はどちら
も「下手糞」だった(笑)。
5.合同演奏 『天使のいる構図』(指揮;伊東恵司、ピアノ;若林千春)
昨年できたばかりで、伊東先生が初演した曲らしい。伊東さんは楽譜片手に登場。
40代半ば、油が乗っている時である。短い指揮棒で指揮していた。アカペラ部分
あり、変拍子あり、大変難しい曲だったが、合同100人は暗譜でよく歌った。
アンコールは「これからオランダ戦もあるので・・・・・・」(伊東先生)と、谷川俊
太郎作詩、木下牧子作曲「サッカーによせて」が演奏された。(この曲は独唱版
と合唱版があるようだ。)「蹴っ飛ばされてきたものは・・・・・・」にグッときた。
杉並公会堂入口
大ホール
荻窪駅 ブル先生の最寄り駅でもある
新星堂本社 上荻1丁目 杉並公会堂の近く
佐藤正浩先生の四連デビューは11年前の第48回四連です。
ご自身の編曲による『ロッシーニ歌曲集』を指揮しました。
ちなみに「サッカーによせて」は男声合唱とピアノのための版が初出です。
その四連を聴いたことを思い出しました。ワグネル50人、早稲田100人でしたね~。同志社が25人にしてはよかったです。