今年3月11日小泉尭史監督「明日への遺言」(藤田まこと主演)を109シネマで観
た。
昭和20年5月14日、名古屋は米軍の「無差別爆撃」を受けた。名古屋城も炎上し
た。その際、B29爆撃機も撃墜され、米軍の搭乗兵11名も捕獲された。
この映画は、戦後、「横浜裁判」にてその11名処刑の責任をB級戦犯として問わ
れ、絞首刑となった岡田中将が主人公である。
岡田資(たすく)中将は明治23(1890)年生まれ、昭和天皇より10歳ばかり年上で
ある。
「米軍の違法な無差別爆撃を立証し、部下の命を救い、東海(とうかい)軍の最後
の名誉を守るために、司令官として、たった一人で戦い抜いて死んだ最後の記録」
である。ここにも「棺を蓋いて後知る」物語がある。藤田まことの力演が光る。
DVD化されたらぜひご覧いただきたい。
本書『ながい旅』はその原作であり、角川文庫から出版されている。(¥620)
なお、映画の脇役にR.レッサー、F.マックィーンという外国人が出演していたが、
その顔があまりに似ているので後で調べたらF.マックィーンはスティーヴ・マック
ィーンの息子であった。
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