4月13日(金)新日本フィル トリフォニー・シリーズ第492回定期(ソワレ)
1.スーク 組曲「おとぎ話」
2.ドヴォルジャーク ヴァイオリン協奏曲*
3.ヤナーチェク 『イェヌーファ』組曲
指揮;C.アルミンク
ヴァイオリン;M.ヴォロング*
コンサートマスター;崔Munsu
仕事を終え、JR御茶ノ水から錦糸町へ。今宵は新日本フィル トリフォニー・シリ
ーズである。錦糸町のスープストックで夕食--スープ・ド・フランスとオマール
エビのスープ。
新日本フィル トリフォニー・シリーズは第2夜(通常は土曜日)の会員だが、今
回は東響と日時が重なってしまったので、前日金曜日に振り替えてもらった。
これは「原則として同じ席種で」振り替えという規定だが、結果的には同じ席を
用意していただいた。新日本フィル/トリフォニーのソワレは初めてである。
午後6時45分、ワイシャツにブレザー姿のアルミンクが登場、プレトーク(独語通
訳付き)が始まる。
「今日はチェコプログラムでございます」--ヤナーチェクとオペラ『イェヌーファ』
の解説があった。『イェヌーファ』の登場人物の関係は大変複雑だそうだ。いつ
もどおりぴったり15分間で終わった。
1.スーク 組曲「おとぎ話」
1901年の初演、むろん初めて聴く曲。『ラドゥースとマフレナ』の劇音楽を管
弦楽組曲として再構成したものである。
(1)ラドゥースとマフレナの誠の愛と苦難
低弦による開始。崔さんのヴァイオリンソロも現れ、大変ロマンチックだ。
(2)白鳥と孔雀の戯れ
軽快な楽しい音楽。河村さんのファゴットが活躍。
(3)葬送の音楽
またも低弦の出だし。ティンパニの低音もきいていた。
(4)ルナ王妃の呪いと愛の勝利
パッショネートから沈うつな表情を経てシンバルも入り大きく盛り上がった。
2.ドヴォルジャーク ヴァイオリン協奏曲*
ドヴォルジャークはピアノ、ヴァイオリン、チェロとそれぞれ一つずつ協奏曲を
書いた。この曲は1883年にプラハで初演されている。ソリストは黒の上下で
登場、185cm、90kgであろうか、大柄でヴァイオリンが小さく見えた。
郷愁あるメロディーはいかにもドヴォルジャーク。
アンコールはバッハのガヴォット。ヴァイオリン協奏曲のアンコールはほとん
どバッハである。
3.ヤナーチェク 『イェヌーファ』組曲
これもまったく初めて聴く曲。日本初演だそうだ。ヤナーチェクは、チェコでもス
メタナやドヴォルジャークが生まれたボヘミアではなく、モラヴィアの出身であ
る。
(1)夜はすでに更けて
シロフォーン(柴原さん)のティコティコティコ・・・が印象的だった。シロフォーン
は休み多く、その小節を数えるのが大変だろう。
(2)みんな結婚した--すべてのカップルは問題を克服するだろう
シロフォーンの柴原さんが鉄片(piece of iron)で登場。シロフォーンと同時
に出てくることはないのかな?
(3)イェヌーファ、あなたは悲しくないの?
ティンパニが目立つ。ちょっと変わった和音?
(4)遠くて広い
崔さんのソロ部分があり。鉄片もまた登場。
(5)あなたの良き日を神は祝福し
また崔さん登場。柴原さんは、ここでは鉄片とシロフォーンに忙しい。
(5)みんな行ってしまった
ハープ(篠崎和子さん)からフルートへ。当日のフルートは白尾さんではなく、
荒川さんだった。最後は長いクレッシェンドで盛り上がった。誰も知らない曲
とあって、終わってから拍手まで、ン?という間があった。客席の第一声は
低音のブラ~ボだった。
9時30分終演 帰りはかなりの雨となった。
薄暮の東京スカイツリー
スープストック
開場前のすみだトリフォニー
山積みのチラシ セットするだけでも大変な作業である
(株)コンサートサービスさん 関西ではチラシ配布はないって本当?
座席より
休憩中のロビー
アンコール曲が貼り出された
4月14日(土)東京交響楽団 川崎定期第35回(マチネ)
雨。川崎定期は、本来本拠地ミューザ川崎で開催するものだが、大震災の影響
でテアトロ・ジーリオ・ショウワに移り、今回からみなとみらいホールになった。来
年はミューザ川崎に戻れそうだ。新しい席は3階C-1-20。3階最前列の正面の
いい席だった。
1.ラフマニノフ ヴォーカリーズ
2.マーラー 歌曲集「子供の不思議な角笛」より
(1)無駄な骨折り
(2)不幸な折の慰め
(3)天上の生活
(4)魚に説教するパドヴァの聖アントニウス
(5)塔の囚われびとの歌
(6)死せる鼓手
(7)少年鼓手
3.スクリャービン 交響曲第2番
指揮;大友直人
バリトン;トーマス・E・バウアー
コンサートマスター;大谷康子
1.ラフマニノフ ヴォーカリーズ
原曲は、1912年作曲、1916年初演。韓流映画の音楽のような、泣きたくな
るような(どんなときに泣くか?人によって違うだろうが。)メロディーだった。
2.マーラー 歌曲集「子供の不思議な角笛」より
(1)無駄な骨折り
(2)不幸な折の慰め
(3)天上の生活
(4)魚に説教するパドヴァの聖アントニウス
(5)塔の囚われびとの歌
(6)死せる鼓手
(7)少年鼓手
今年42歳になるイナバウアーならぬトーマス・バウアー(バリトン)をソリストに
迎えた。どちらかといえば硬い声というのだろうかヘルデン・テノールのような響
き。最近の日本のバリトン、テノールではイタリア系の発声が多いかもしれない
が、バウアーはいかにもドイツ人らしいバリトンだった。「ア」はやや暗めである。
すでに「冬の旅」も発売しているようだ。
2曲目と3曲目の間は長いポーズをとった。このあたりはプロのなせるわざで
ある。曲が進むにつれ、左手から両手を動かし、没入度が増した。
指揮棒を持たない大友さん指揮の東響は、マーラーはおもしろいと思わせる、
見事な伴奏。これにプレーヤーの「自発性」が加わればウィーン・フィルではな
いかしらん。
3.スクリャービン 交響曲第2番
スクリャービンの交響曲を聴くのは初めてだったが、たいへんおもしろかった。
いつもモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、そしてブルックナー、マーラ
ーではおもしろくない。スクリャーピンやグラズノフも聴いていきたい。
この曲、初演時は、「絶え間なく聴かれる不協和音」に不評だったそうだが、
どうしてどうして、なかなかロマン派的な音楽だった。入門的には第3楽章
だけ聴いてもいいかもしれない。(--両隣の男性は居眠りされていたが・・・
・・・。)
クラリネットが活躍する曲だったが、クラリネットの十亀さんは5月で定年とな
る。十亀さんには、ステージ上も含め、盛大な拍手が送られた。終演後、大
友さんは正面のみならず、360度に丁寧なおじぎをした。
午後4時10分終演
カリタス女子短期大学のシダレザクラ
地下鉄桜木町より地上へ
JR桜木町駅前 あかいくつバス
横浜ランドマークタワー 展望台行エレベーター乗り場
みなとみらいホール入口
プログラムとちらし
3階座席より
ロビーよりインターコンチネンタルホテル
休憩中のロビー
* * * *
4月12日(木)のライフログ。終業後、OB練習前に、いつもどおり「野らぼー」(錦
町本店)で讃岐うどんを食べる。その後、ドトール(神田小川町2丁目店)で一服
し、文京シビックへ。午後7時より練習。練習の帰路、M先輩のお話を伺う。人生
経験多き先輩の話に興味は尽きない。
野らぼー錦町本店
マイ・フェイヴァリット 讃岐うどん トッピングはサツマイモ天、レンコン天
(670円)
マイ・フェイヴァリット ドトールのアメリカン
文京シビック大ホールへの行列???
OB練習会場多目的室
須田さんによる発声練習
「ソーラン節」の練習--意外と難しい
座るもよし、立つもよし
スペイン語の「先生」(聖心女子大卒)によるスペイン語の指導
4月13日(金) お茶の水の井上眼科へ。眼の定期検診。
19階より周囲を眺める。検診も異常なく、視界良好(笑)。
御茶の水橋
東京スカイツリー
東京医科歯科大学
ニコライ堂 日本ハリストス正教会 ハリストス=キリストである
南側
4月15日(日) 桜散り、花々来(きた)る。健康のため、鶴見川までウォーキ
ング。17,000歩。
この時期に目立つハナズオウ
この(花々の)続きはまた来週。
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