今やいささか旧聞になるが・・・・・・、『文藝春秋』12月号を読む。
1.亡国の改革至上主義(藤原正彦)50/100
藤原正彦は何冊か読んでいる。しかし、何といっても経済学者で
はない。
私は菅内閣のブレーンに竹中平蔵氏や高橋洋一氏が入ったことを
プラスと評価しているのだが・・・・・・。
2.権力論--日本学術会議問題の本質(佐藤優)70/100
本当に「排除」したかったのは、6人のうち「日本共産党系の『民
科(民主主義科学者協会)法律部会』」の3人(松宮、岡田、小
沢各氏)という。たしかにアカハタのスクープは松宮氏が排除さ
れたことだった。
しかし、佐藤氏の論はところどころ疑問に思うところもある。
3.三島由紀夫の「滑稽な肉体信仰」(石原慎太郎)85/100
川端康成のノーベル文学賞を受賞したのは昭和48(1973)年。
それ以来、三島由紀夫はおかしくなったというのは有名な話だ。
三島由紀夫の「周辺」にいて、しばしば(often)対談していた
石原慎太郎の証言。むろん「三島事件」を評価していない。
4.自民党内から三たびの「安倍待望論」(赤坂太郎)
勝海舟は「人間の評価は株と同じで上がったり、下がったりする
ものサ」という趣旨のことを言っていた。
現在、安倍晋三株は下降気味?
『文藝春秋』12月号
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