平成17(2005)年11月、イタリアに夫婦旅行した。ミラノの晩は予定がなかったの
で、急遽スカラ座(Teatro alla Scala)でオペラを観ることにした。スカラ座は
それまでの3年間、改修中だった。
ガイドさんに当日券売場を教えてもらい、やっとの思いで1500円くらいの席を購
入、ドレスアップをして出かけた。出し物はドビュッシーの「ペレアスとメリザン
ド」。5階の立見席でステージは見えず、音しか聴こえなかったが、すばらしい音
だった。「ペレアスとメリザンド」を聴くのは初めて、むろんフランス語は分から
なかった。(手元の小さな字幕画面は英語とイタリア語。)
この時の指揮者が、今年の、ウィーン・フィル NYコンサートを振ったジョルジ
ュ・プレートルであった。
巨匠は亡くなると次の巨匠が出てくるものだが、今やG.プレートルも85歳、巨匠で
ある。一昨年には1991年のライヴ録音--マーラーの5番、6番が話題を呼んだ。
(5番は2008年度のレコード・アカデミー賞を受賞している。)
さて、2008年に続いて2回目の指揮となったプレートルのNYコンサート。ほとん
どウィーン・フィルの流れにまかせたところもあったが、巨匠風というよりも若々
しい音楽を聴かせてくれた。フランス語ではビアンといえばいいのだろうか。
スカラ座 当日の案内板
で、急遽スカラ座(Teatro alla Scala)でオペラを観ることにした。スカラ座は
それまでの3年間、改修中だった。
ガイドさんに当日券売場を教えてもらい、やっとの思いで1500円くらいの席を購
入、ドレスアップをして出かけた。出し物はドビュッシーの「ペレアスとメリザン
ド」。5階の立見席でステージは見えず、音しか聴こえなかったが、すばらしい音
だった。「ペレアスとメリザンド」を聴くのは初めて、むろんフランス語は分から
なかった。(手元の小さな字幕画面は英語とイタリア語。)
この時の指揮者が、今年の、ウィーン・フィル NYコンサートを振ったジョルジ
ュ・プレートルであった。
巨匠は亡くなると次の巨匠が出てくるものだが、今やG.プレートルも85歳、巨匠で
ある。一昨年には1991年のライヴ録音--マーラーの5番、6番が話題を呼んだ。
(5番は2008年度のレコード・アカデミー賞を受賞している。)
さて、2008年に続いて2回目の指揮となったプレートルのNYコンサート。ほとん
どウィーン・フィルの流れにまかせたところもあったが、巨匠風というよりも若々
しい音楽を聴かせてくれた。フランス語ではビアンといえばいいのだろうか。
スカラ座 当日の案内板
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