7月20日(土)、新日本フィル第608回定期演奏会を聴く(すみだト
リフォニー)。指揮は音楽監督の上岡さん。
この日から音楽会は魔の3連チャン。年に一回くらい3連チャンとなる。
(ホリヤンいわく--「『音楽評論家』は3連チャンくらいでネをあ
げてはいけません」)。
出がけに銀行預金通帳が見当たらず、あせる。
<プログラム>
1.ビゼー 交響曲 ハ長調
2.サン=サーンス ピアノ協奏曲 ト短調 op.22*
--休憩--
3.ラヴェル『マ・メール・ロア』組曲
4.ラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲
指揮;上岡敏之
ピアノ;マリアム・バタシヴィリ*
コンサートマスター;豊嶋泰司
以下、いつもながら、まことにつたないコメントを
毎年恒例の7月リクエスト。今年は「フランス音楽特集」だ。今回の
コンマスは、3人のうちの一人豊嶋さんだ。
本公演は、スターツコーポレーション社の特別協賛。開場すると同社
の方々が並んでいた。いつもより「入り」も多く、1階席もほぼ満員
だ。
この日の木管には、フルートに神田さん、オーボエに加瀬さんという
お二人が客演。「もしかしたら」お二人とも東フィルの首席かしらん。
1.ビゼー 交響曲 ハ長調 (演奏時間25分)
ビゼー(1838-75)は、『真珠採り』を出世作に、『アルルの女』、
『カルメン』で有名だ。
交響曲ハ長調は、17歳の時の作品。ビゼーは36歳で亡くなったが、
作曲後80年の1935年にワインガルトナーによって初演された。
(1)上岡さんはややゆっくりの歩調で登場。出だしの弦の和音がソフ
トできれい。時々左手を高く、パーを出す。弦は12型?コントラバ
スは4人だ。
(2)イ短調。少しメンデルスゾーン風?オーボエのソロが哀調を帯び
る。「朝、一人物思いにふける」といった感じ?
(3)明るいト長調。溌剌と開始。好きになる。上岡さんがリズムに乗
って腰を振る。
(4)こちらも明るく楽しい楽章。ジャンという出だしからAllegro vivace
へ。変幻自在の指揮ぶりだが、ほとんど恣意的なことはしない。好ま
しかった。
2.サン=サーンス ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op.22* (26分)
「アルトゥール」ではなく、「アントン」のルービンシュタインがサ
ン=サーンス(1835-1921)に委嘱した作品で、初演の指揮はA.ル
ービンシュタイン、ピアノ独奏はサン=サーンスだった(サン=サー
ンスはすばらしいピアニスト!)。
サン=サーンスは5曲のピアノ協奏曲を作曲しているが、この曲はピ
アノ独奏のウェイトが大変高い。3楽章ともにソナタ形式で書かれて
いる。
バタシヴィリはジョージア出身、今年26歳。外国人としては小柄で156
cmくらいかしらん。にこやかにおじぎ。譜面立てにピアノ譜を置い
ている。弦はここでも12型?
(1)ピアノソロfの開始。体重を乗せて強打する。上岡さんはrit.の部
分では半身でバタシヴィリを見る。後半のピアノソロは、激しく、熱
を帯びる。
(2)ティンパニと弦楽のキザミから第1主題が始まる。対比の第2主題
はまことに歌謡的。ピアノは明るい。
(3)プレスト(急速)。ピアノ独奏がすごい!自然に背中が離れる。
バタシヴィリは、譜面をすばやく上下に裏返す。一心不乱の演奏に感
動。ブラボーと大拍手。
カーテンコールでは「こんにちは。アンコールはパデレフスキーの
・・・・・・」と日本語で。パデレフスキーの「メヌエット」はアゴーギク
のある3拍子。すばらしい。
--休憩--
赤ワイン後、トイレで会員のK先輩とバッタリ。ロビーでしばらく談
笑する。Kさんは子ども時代、パデレフスキーの同曲をおやりになっ
たという。
3.ラヴェル『マ・メール・ロア』組曲 (17分)
『マ・メール・ロア』は、シャルル・ペローの童話集の名前で、意味
は「ガチョウおばさん(マザー・グース)」だ。オリジナルはピアノ
連弾曲で、ラヴェルが自ら管弦楽用に編曲したものだ。
(1)ホルン、フルートからゆっくり開始。標題どおりのパヴァーヌ。
弦のppに惹きつけられる。弦は14型か。
(2)ヴァイオリンのppからオーボエ、イングリッシュホルンが奏でる。
「しみじみ」だ。
(3)聴いた音楽。mp~mfの音楽に中国風5音階が登場。
(4)まさしく「美女」と「野獣」。後半はハープとトライアングルが
浮かび上がる。ラヴェルは「音の魔術師」なり。
(5)静かな弦楽合奏に惹きつけられる。豊嶋さんと篠崎さんのソロもす
ばらしい。
近年、管弦楽演奏会では、マーラー、ブルックナーが多いが、たまに
はフランス音楽もいいものだ。
4.ラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲(17分)
ロンゴスの『ダフニスとクロエ』をベースに作曲したバレエ音楽で、
全曲演奏は55分ほどかかるが、ラヴェルは管弦楽曲として、前半を
「第1組曲」、後半の第3場「夜明け」からラストまでを「第2組曲」
として発表した。
人数が増える。(1)~(3)attaccaでの演奏。pからクレッシェンドの
開始。まさしく「夜明けの音楽」だ。ガ~ッというクレッシェンドが
ないところがフランス音楽?フルートも上手い。後半は全奏のfへ。
ティンパニ、パーカッションも加わり、クレッシェンドでにぎやかに
終わる。
カーテンコールでは、ティンパニ、パーカッション、トランペット、
トロンボーン、ホルン・・・・・・弦もパートごとにと全員が立たされる。
その間、パーカッションの女性がシロフォンへ移動。さてはアンコー
ル?カーテンコールが5分ほどあって、す~っとアンコールへ。フラ
ンス音楽だろうが・・・・・・。あとから見たらドビュッシーだった。
帰路、錦糸町前で長身の中田宏さんを見つけ、「横浜、あざみ野です」
と握手(氏は昔あざみ野駅まで辻立ちしていた)。
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17:41 富士ガーデンで買い物をして帰宅
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