8月23日(土)、狛江エプタザールで行われた、野口マリ子さんと後藤
友香理さんの演奏会「音楽で世界を辿る~Vol.3北欧~」を聴いた。
北欧の作曲家といえば、シベリウス、グリーグが代表的だが、ニール
センは名前を知っているくらいである。
<プログラム>
G.A.ペッテション(スウェーデン・1911-1980)
「フルースエーの花々」より《お祝い》
E.グリーグ(ノルウェー・1843-1907)
小人の行進
O.メリカント(フィンランド・1868-1924)
牧歌
J.シベリウス(フィンランド・1865-1957)
樅の木
C.ニールセン(デンマーク・1865-1931)
ユーモレスク
H.カスキ(フィンランド・1885-1957)
激流
フルートソナタより第2楽章
N.ゲーゼ(デンマーク・1818-1890)
ソナタより第1楽章
--休憩--
E.グリーグ
ホルベルグ組曲
J.アンデンルセン(デンマーク・1847-1909)
ナショナル・ファンタジーより《スウェーデン人》
フルート;野口マリ子
ピアノ;後藤友香理
この日は、お二人の曲目解説で進められた。大変勉強になり、中学、
高校時代の音楽の授業を思い出した。
以下、「プログラムノート」からとつたないひと言を・・・・・・
G.A.ペッテション(スウェーデン・1911-1980)
「フルースエーの花々」より《お祝い》 野口&後藤
ペッテションは「音楽評論家としてかなり辛口の批評をして」いたとい
う。フルートとピアノの大きな音にビックリ!踊りたくなるようなテンポ
の速い曲。
E.グリーグ(ノルウェー・1843-1907)
小人の行進 野口&後藤
グリーグは「64歳で亡くなるまで小さな蛙の置物と、子豚のぬいぐる
みを大切に持ち歩」いていたという。急~緩~急の曲。
O.メリカント(フィンランド・1868-1924)
牧歌 後藤
「フィンランド国内での任期はシベリウス以上」と言われている。「優
しく物悲しい旋律が魅力」的だった。
J.シベリウス(フィンランド・1865-1957)
樅の木 後藤
シベリウスらしいといえばいいかしらん、モノクロの世界。シベリウス
のピアノ曲は初めて聴いた。
C.ニールセン(デンマーク・1865-1931)
ユーモレスク 野口&後藤
「デンマークで最も有名な作曲家」、「もともとオーボエとピアノのため
に書かれた作品」。やや変わった民族風な曲だった。
H.カスキ(フィンランド・1885-1957)
激流 後藤
フルートソナタより第2楽章 野口&後藤
「シベリウスの陰でひっそりと不遇の時代を生きた作曲家」で「近年、
急速に作品が再評価」されているという。
N.ゲーゼ(デンマーク・1818-1890)
ソナタより第1楽章 後藤
「ロマン派の時代に生きた作曲家」で「メンデルスゾーンやシューマン
などドイツ・ロマン派の作曲家たちと」も親しかった。「もともとはヴァイ
オリンとピアノのために書かれ」ている。
--休憩--
E.グリーグ
ホルベルグ組曲 組曲、サラバンド、ガヴォット、アリア、リゴドン 後藤
「ホルベルクというのは『ノルウェー文学の父』と呼ばれるベルゲン生
まれの作家」。「アリア」はバッハのアリアを彷彿とさせる曲。求心力が
あり、すばらしかった。「リゴドン」は音符の数が多く、超絶的!
J.アンデルセン(デンマーク・1847-1909)
ナショナル・ファンタジーより《スウェーデン人》 野口&後藤
アンデルセンは、「22歳でコペンハーゲン王立管弦楽団のフルート奏
者に」なった人で「『フルート界のショパン』と言われたり」している。野
口さんの解説によれば、スウェーデン人は、場が読めるA型人間で、
時間には正確だという。ユックリした部分は、心に染み入る笛の音、
だった。
ちなみにプログラムからの孫引きになるが、『ヨーロッパ各国気質』(片野
優、須貝典子著)によれば、、デンマーク人は「みんな平等で、権力が大
嫌いのお人好し」、ノルウェー人は、「世界一幸福な、質素で飾らぬ自然
児」、フィンランド人は「シャイでネクラ、無口で温厚な東北人」とのこと。
溝の口経由登戸で小田急に乗り換え
「ようこそ狛江市に絵手紙でおでむかえ」
狛江駅 狛江に降りたのは初めてかしらん。
会場近く NTT狛江ビル ちゃんと公衆電話がある。
狛江市民グランド
無心でボールを追っていた少年時代が懐かしい。
狛江エプタザール入口
ロビー
開演を待つ会場
ベーゼンドルファーのグランドピアノ
演奏会終了後のティーパーティー
すっかりご馳走に。
狛江エコルマホールのポスター
10/26(日)結成60周年記念、デュークエイセスリサイタル
11/22(土)上原彩子ピアノ・リサイタル
夕方の武蔵溝ノ口駅 花火大会で混雑
* * * *
週間フォト日誌
8月18日(月)
朝のベローチェで文藝春秋9月特別号を読む。
○「安倍晋三アベノミクス第二章起動宣言」
忙しい首相自らが寄稿しているとは私には考えられないのだが、いか
にもご本人の演説のようにうまくできている。
○「習近平体制に官僚が反旗を翻し始めた 富坂 聰」
反腐敗キャンペーンは終盤?社会主義とはもともと官僚主義だろうが
・・・・・・。中国の権力闘争は激しい。
昼休み前後に、一カ月ぶりに虎の門病院へ。
体重;65.5kg
血圧;133-75
採血9本
GOT;14
GPT;10
と順調。
治験終了後2カ月の前回7/18分はC型肝炎ウイルス「検出セズ」の結果。
治験は2/28(金)~5/22(木)の12週間投与。
この日は治験後12週(厳密には12週+3日)である。
この調子で行けば、もしかすると、「完治」宣言ができるかもしれない。
よりいっそう節制していこう!
次回の検診は9/19(金)である。
お昼はワグネルの友人Yさんとネパールカレーへ。
霞が関より虎ノ門交差点方面 右は文部科学省
虎ノ門交差点より溜池方面
虎の門病院への通り
超高層ビルは虎ノ門ヒルズ
オフィス、ホテル、住居の複合施設である。
虎の門病院
「本日の血圧」
虎ノ門ヒルズ内 ドラえもんがいた。
虎ノ門ヒルズ北側
遠くの超高層ビルは愛宕グリーンヒルズ
ネパールカレーのお店マンダップ
店内
おすすめ!
江戸城の城壁が残っている--Yさんに教えていただいた。
こんなところにサルスベリがあった。
霞が関コモンゲート 西館には金融庁が入っている。
日本郵政前から桜田通り 正面は警察庁
8月18日付産経新聞1面は福島第1事故「吉田調書」
今後の展開に注目。
8月19日(火)
文藝春秋(続き)
○「安倍首相に伝えたい『わが体験的靖国論』 渡邊恒雄」
「靖国神社は、いわゆる『A級戦犯』が分祀されない限り、国家を代表
する政治的権力者は公式参拝すべきではない」と主張する渡邊氏の
論考である。多面的な考察となっており、★4つ以上かしらん。
8月19日産経新聞1面「本紙ソウル支局長聴取」
報道の自由問題といえば・・・・・・
昭和42年、文化大革命の中国から、産経(柴田穂記者)、毎日などの
特派員が追放され、最後に残ったのは朝日新聞だけだった。
結局、朝日新聞は昭和46年の「林彪事件」を報道しなかった。--
学生時代、このニュースを追いかけたことを思い出す。
8月20日(水)
「祝全国大会・関東大会出場 山内中学陸上競技部」
週刊文春、週刊新潮発売
週刊文春、週刊新潮発売日。週刊文春を購入するのは昭和59(1984)
年の「ロス疑惑」以来だろうか。
「週刊誌を読んで」?--
週刊文春「朝日新聞よ、恥を知れ!」
週刊新潮「全国民をはずかしめた『朝日新聞』七つの大罪」
両誌を熟読、比較したが、朝日新聞の現役記者、OBなどにも取材し、
その内幕に迫った週刊文春の方がよかったかしらん。週刊文春は「追
求キャンペーン①」となっている。このキャンペーン、最低3週間は続く
だろう。
その昔、香港に「チャイナウォッチャー」がいたが、いまや「朝日ウォッ
チャー」がおり、何年何月何日に朝日新聞は何を書いたか徹底的に
調べている人がいるようだ。--私のような勤め人にはそんな暇は
ない(笑)。
20日付の読売新聞によれば、8月5日の朝日新聞に寄稿した秦郁彦
さんは、朝日から事前に相談を受けた際、「謝罪をしていないのはな
ぜだという声が出るだろう」と指摘したという。
龍名館本店のCAFE
週刊新潮に藤原正彦さんが「アファーマティヴ・アクション」について書い
ておられる。弱者、マイノリティーを教育上優遇する措置のようだ。知ら
なかった~。
8月21日(木)
文藝春秋9月号(その3)
○「戦後歴代総理の八月十五日敗戦の瞬間 保阪正康」
戦後の総理大臣20人の「8月15日」への関わり、想いを保阪氏を中
心にチーム取材したものでなかなかおもしろかった。
どうも「昭和史」物を読んでしまう。
太田姫稲荷神社 向こうに見えるはミズノ東京本社
お茶の水池田坂の朝
夜は、東京芸術劇場地下練習にてOB練習に参加。
ベローチェでの夕食
「ありがとう、ダークダックス」の練習
こんにゃく座より「おぐりとてるて」のPRタイム
産経新聞5面「阿比留瑠比の極言御免」よりの孫引きになるが
「米軍が先の大戦中ビルマ(現ミャンマー)で捕えた朝鮮人慰安婦
20人らに尋問した内容をまとめた米国戦争情報局資料「心理戦チ
ーム報告書」(1944年10月1日)は、こう指摘している。・・・・・・
日本人兵士が結婚を申し込む例も多く、実際に結婚に至ったケース
もあった。平均月収は兵士の数十倍に登り、「彼女らは金を多く持っ
ていた」という。
いずれにしても、部分は全体ではない。
その道の「女衒」(ぜげん)のような業者はいたのか?
「女衒」の存在は日本に限らないようだが。
「河野談話」(平成5(1993)年8月4日)を熟読したが、「河野談話」には
国とか軍が「強制連行」したとは一言も書かれていない。
ブログとは?単なる日記であれば、自分でこっそり書いていればよさそ
うなものだが。
8月22日(金)
ベローチェ前
文藝春秋(その4)
○「白人の世界支配は終わった--歴史の大きな転換期--特別寄稿
石原慎太郎」
結論は「白人の世界支配の終焉という新しい歴史のうねりが到来し
つつある」というもので、編集者が付けた(?)タイトルとは少々違っ
ている。一定の影響力があるだろうが、議論はややステロタイプかし
らん(★3つかな)。なんであれ皮膚の色で判断してはいけない。
本郷通り
神田駿河台3丁目
8月23日(土)
狛江市まで音楽会鑑賞に(前述のとおり)。
イ<タリアの思い出④>
平成17(2005)年11月19日(金)
オリエント急行内
ヴェネツィア~フィレンツェ オリエント急行約4.5時間の行程。
オリエント急行内のランチ
ミケランジェロ広場からの眺め
ミケランジェロのダヴィデ像(レプリカ)
実物はフィレンツェのアカデミア美術館にある。
同じくミケランジェロ広場から アルノ河も見える。
シニョーリア広場 メジチ家コジモ1世の騎馬像 ジャンボローニャの作品
コジモ1世(1519-1574)は初代トスカーナ大公だった。
シニョーリア広場 ヴェッキオ宮殿
14C.にアルノルフォ・ディ・カンビオによって建てられる。
初めはフィレンツェ共和国の政庁舎として使われ、一時はメジチ家も住
居として使用した。現在もフィレンツェ市庁舎として使われている。
サンタ・クローチェ聖堂 シニョーリア広場から500m
ホテル ヘルベチア&ブリストル泊
[本稿は書き掛けです]
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