歴史(近現代史)の日中戦争をウロウロしていて、あらためて石川達
三の『生きている兵隊』を読む。
石川達三は、『蒼氓(そうぼう)』で芥川賞第1号となる。 作風は「社
会派」といっていいのかしらん。
『四十八歳の抵抗』は一種の流行語となった?
昭和23年、私の小中学校の母校の校歌を作詩している(作曲は橋本國
彦)--以前書いた。
『生きている兵隊』は、ドキュメンタリー小説と言ってもいいのかし
らん。あまりにリアルに書きすぎて(?--当時は伏字はあったが、
「南京事件」を彷彿とさせる?)、昭和13(1938)年、「新聞紙法」
により発禁処分となった。
石川達三『生きている兵隊』(伏字復元版)
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