人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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石川達三『生きている兵隊』

2019-08-29 05:00:00 | 近現代史

歴史(近現代史)の日中戦争をウロウロしていて、あらためて石川達
三の『生きている兵隊』を読む。

石川達三は、『蒼氓(そうぼう)』で芥川賞第1号となる。 作風は「社
会派」といっていいのかしらん。

『四十八歳の抵抗』は一種の流行語となった?

昭和23年、私の小中学校の母校の校歌を作詩している(作曲は橋本國
彦)--以前書いた。



『生きている兵隊』は、ドキュメンタリー小説と言ってもいいのかし
らん。あまりにリアルに書きすぎて(?--当時は伏字はあったが、
「南京事件」を彷彿とさせる?)、昭和13(1938)年、「新聞紙法」
により発禁処分となった。

 


石川達三『生きている兵隊』(伏字復元版)


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