後先になったが、7月18日(土)、東響川崎定期第51回へ。
音楽監督ジョナサン・ノットの登場である。
彼は、無論日本人ではなく、英国人(イングランド)である。
--ノット日本人バット英国人(くだらないカナ?)。
<プログラム>
1.ストラヴィンスキー 管楽器のための交響曲(1947年版)
2.バルトーク ピアノ協奏曲第1番*
3.ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 op.67 「運命」
指揮;ジョナサン・ノット
ピアノ;デジュー・ラーンキ*
コンサートマスター;水谷 晃
1.ストラヴィンスキー 管楽器のための交響曲(1947年版)(10分)
弦楽器が登場しないと思いきや、あらためてタイトルを見て納得する。
前列から6人、8人、9人と並ぶ。そうそう聴けるものではないだろう。
ザルツブルクで聴いた「詩篇交響曲」のような音(和音)がした。ノット
は丁寧なおじぎをする人だ。1962年生まれだから今年53歳になる。
2.バルトーク ピアノ協奏曲第1番*(24分)
今回の「テーマ」はリズムだ。ティンパニ、スネアドラムなど打楽器が
中央、しかも前面に置かれた。ピアノは裏打ちありのシンコペーショ
ンありの、最終第3楽章はモルト・アレグロに従ってタイプライターの
よう。ノットはピアニストをほとんど見ない。よくずれないものだ。最後
の最後、ノットはさっと指揮を終えるとラーンキの方を向いてフィニッ
シュ!全員がストップモーションとなった。大拍手にブラボーだが、ア
ンコールはなし。
ちなみに、初演の指揮はフルトヴェングラー、ピアノはバルトークだ
(1927/7/1)。
3.ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 op.67 「運命」(35分)
若い頃--社会人なりたての頃、「運命」はよく聴いた。(--フル
ヴェン(フルトヴェングラー)から始まって、トスカニーニ、クレンペラ
ー、ショルティ等々。)耳タコである。しかし、定期演奏会で取り上げ
られるのは比較的珍しいのではないかしらん。それだけにノットの
意気込みが感じられる(合唱団が「水のいのち」を演奏するようなも
のかしらん)。
ノットは暗譜!対向配置の弦(やや小規模の12型)に向かって、右
に左に振り向きながらの指揮。最終楽章は弦の合奏力もすばらしく、
火を噴くような音楽。私には、どちらかと言えば、カルロス・クライバ
ーの「運命」のように聴こえた。--fとp、凝縮と解放の対比がすば
らしかった。
ご参考ブログ→こちら。
ユリが旬
溝の口で乗り換え
南武線で川崎へ
川崎駅を出て
ミューザ川崎へ
第1、第2ステージ
第3ステージ
終演後
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