どの本がおもしろいかは人それぞれによって違うだろう。老若男女それぞれ好みも
違えば、問題意識も異なるからだ。
あくまでそれは認めたうえでいうのだが、三國一郎『戦中用語集』(岩波新書)は
おもしろい!
三國一郎は大正10(1921)年生まれ。私の父母の世代。若い20代の人から見れば祖
父母の世代である。同氏は元朝日麦酒社員、後にテレビ司会者。東京12チャンネル
の「私の昭和史」(昭和39('64)~49('74)年)は私もよく観ていた。
本書は、日本の昭和10年~20年頃の、新聞でいえば社会面も含めた用語集(今でい
えばウィキペディア)である。
通り一遍の説明ではなく、筆者の個人体験を織り交ぜながら、冷静に書いている。
違えば、問題意識も異なるからだ。
あくまでそれは認めたうえでいうのだが、三國一郎『戦中用語集』(岩波新書)は
おもしろい!
三國一郎は大正10(1921)年生まれ。私の父母の世代。若い20代の人から見れば祖
父母の世代である。同氏は元朝日麦酒社員、後にテレビ司会者。東京12チャンネル
の「私の昭和史」(昭和39('64)~49('74)年)は私もよく観ていた。
本書は、日本の昭和10年~20年頃の、新聞でいえば社会面も含めた用語集(今でい
えばウィキペディア)である。
通り一遍の説明ではなく、筆者の個人体験を織り交ぜながら、冷静に書いている。
一郎氏からの年賀状を見せてもらったことがあります
丸顔でふっくらした感じの奥さんで、そう言われれば
一郎氏に似ていたような気もします
まさしく思いがけないめぐり合いですね。「奇遇」をキーワードにブログが書けるかしらん。
三國一郎は気配りの素晴らしい人で、インタビュー前には気になる灰皿を自分で拭いたりしていたそうです。
次回、「三木鮎郎」もよろしくお願いします。