人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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11/1 企画展「畑中良輔と中田喜直~ブルちゃんとチャンちゃん~」

2023-11-04 05:00:00 | Weblog

11月1日(水)、旧東京音楽学校奏楽堂で開催されている企画展
「畑中良輔と中田喜直~ブルちゃんとチャンちゃん~」(開催期
間:10/22~12/17)を観る。

11月の予定をチェックし、結構詰まっているので、急ぎ、この日
の午前中に行くことにした(吉川前会長が同日午後行かれたこと
が後から分かった)。

奏楽堂入口で300円を支払う。
「写真撮影はよろしいのでしょうか?」
「いいものといけないものがありまして・・・・・・」
「分かりました。表示がありますよネ」


まずは入口入って右の常設展(写真撮影可)から。
次いで企画展を観る。

企画展展示品
<畑中良輔自筆資料>
楽譜「八木重吉による五つの歌」、「三つの抒情歌」、童謡「と
んかちとん」(作曲ノオト)他
<中田喜直自筆資料>
楽譜「六つの子供の歌」、「海四章」、「夏の思い出」、「ちい
さい秋みつけた」、「雪の降る街を」他


企画展は3コーナー(部屋)に分かれている(撮影禁止)。

 昭和15年(1940)、東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽部)に入学した
 畑中良輔と中田喜直は出会ってすぐに意気投合し、ブルちゃん(畑中)・
 チャンちゃん(中田)と呼び合って交友を深めます。(中略)
 最後になりましたが、企画展開催にあたり自筆資料等の出陳をご承諾いた
 だきました東邦音楽大学図書館、中田音楽事務所、ハッピーエコーの関係
 各位の皆さま、今企画展のために新たな資料をご提供くださいました畑中
 貞博氏に、この場を借りて心よりお礼申し上げます。
                  台東区立旧東京音楽学校奏楽堂


内容的には「生誕百年中田喜直展」、畑中先生のエッセイ「繰り
返せない旅だから」とやや重なる部分もあるが・・・・・・

今回、個人的にとくに興味を覚えたものは、展示部屋順に

1.
・書簡(畑中良輔から中田喜直宛)昭和19年
 再招集を控えていた良輔から、一時帰国していた喜直へ送った
 書簡。
 「元気でいてくれて何より何より嬉しく何かに祈りたいほどのよろこばしさ
 です。(以下略)」

・写真(良輔と姉・郁枝)
・書簡(堀辰雄から畑中良輔宛)昭和17年
・ヴーハーペニヒの写真立て~良輔が生涯大事にしていた
・「GESANG SHCHULE」 独語の母音練習用楽譜

*同期の「飲み会」の写真説明が「クラス会」となっているが、正確には、昭和
18年、長岡における「山本五十六元帥(S18/4/18戦死)讃仰演奏会」後の一コマ
である


2.
・畑中良輔独唱会プログラム 昭和22年9月24日
 第1ステージはH. Wolfだった。
・写真(中田喜直からスキーのレクチャーを受ける畑中良輔)
・「畑中良輔歌曲集」詩と解説 自筆原稿
・現代日本歌曲による女性の為の集いプログラム(畑中更予)
 昭和25年1月21日 毎日ホール 畑中良輔による解説

3.
・書簡(川端康成から畑中良輔宛)昭和44年8月18日付
・「第1回ろばの会」プログラム メンバー紹介
・「歌をください」中田喜直自筆譜 平成3年9~10月
 (注)中田喜直の合同音楽葬でも三縄みどりによって歌われた。
・第1回奏楽堂日本歌曲コンクールプログラム 運営委員長黛敏
 郎
・奏楽堂日本歌曲コンクール20周年記念 奏楽堂がおくる日本歌
 曲のすべて チラシ 平成21年9月12、13、26、27日

・中田喜直の合同音楽葬での弔辞全文(畑中良輔)平成12年5月
 23日
 「中田君 とうとうお別れの日を迎えてしまいました」(以下
 長文)に涙々。長文ながら必読。
・『レコード芸術』月評 平成24年6月1日発行 畑中良輔自筆原
 稿
 (順不同)


戦時中からの古い資料が保存状態よろしく、残っていたことに驚
き、奏楽堂がそれらをよく揃えたものだと。

もうこれだけの資料が一堂に展示されることはないかもしれない。



できることなら、
・入り口を入ってからの「順路」が掲示してあったら(入口から行ったら左奥
 が当該企画展1の部屋)

・「展示品一覧表」配布があったら (目に入らなかっただけかな[笑])
もっとよかったことでしょう。

なお、当該企画展は、日・火・水曜日の公開(チラシ等ご参照)。
時間ができたら、もう一回観てもいいかもしれない。



チラシ


旧東京音楽学校奏楽堂



8:18 あざみ野


9:34


9:37


9:37


9:37 坂を登る。


9:41 上野恩賜公園 開園150年


9:41 公園口は自動車が進入禁止


9:42 東京文化会館


9:43 誰でしょう?その1 答は一番下に


9:43 キュビスム展 美の革命


9:45 「考える人」


9:46 修学旅行生


9:48 誰でしょう?その2 答は一番下に


9:49 正面は東京国立博物館


9:51


9:52 旧東京音楽学校奏楽堂


9:53 奏楽堂入口


9:53


9:54


9:54


9:54 誰でしょう?その3 答は一番下に


9:55

<常設展>こちらは撮影OK


9:55


9:55


9:55


9:56


9:56


9:56


9:57


9:57 外国人教師 いわゆる「お雇い外国人」


9:58 奏楽堂の主な設計者
山口半六/久留正道/上原六四郎


9:58


10:00


10:01


10:08



10:08

企画展を観る。



10:37 企画展を観た後、2階へ


10:38 奏楽堂ホール


10:38 30年ほど前、母が女声合唱を演奏したことがあった。



10:50 外国人が散見される。


10:51 誰でしょう?その4 答は一番下に


10:52 スターバックスにも外国人多し。


10:53 ズーっと奥が「ズー」。


10:54 誰でしょう?その5 答は一番下に


10:56 フランス人の団体ツアー(仏語を話していた。)


10:58


10:59 池波正太郎も今年は生誕100年


11:00


11:01


11:02


11:05 銀座線上野駅


11:12 三越前で乗り換え


11:14 半蔵門線へ


11:16


11:19 半蔵門線三越前


12:03 あざみ野着


12:12 中国料理「桂林」へ


12:13 桂林より あざみ野駅前


12:15


12:26 買い物


<銅像の答>
その1 安井誠一郎
その2 野口英世
その3 滝廉太郎
その4 ボードワン博士
その5 小松宮彰仁親王


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