多田武彦さんは日曜作曲家などといわれている(現在は毎日が日曜日?)が、アメ
リカのアイヴズこそ日曜作曲家だった。ニューヨークの生命保険会社に務めながら
作曲を続けたのであった。
本当に書きたい音楽を続けるためには、聴衆の冷たい反応や生活苦に縛られてはな
らないとサラリーマンの道を選んだといわれている。
さて「宵闇のセントラル・パーク」であるが、作曲者によれば「30年以上も昔、暑
い夏の夜にセントラル・パークのベンチに腰掛けている時、耳に入ってくる自然音
と偶発的な音を、音による絵に仕上げたもの」である。
小澤征爾はこういうものがうまい。本CDには交響曲第4番が収められている。演
奏は、当時の手兵ボストン交響楽団である。
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