私が読むジャンルは、「(戦前)昭和史」、「ノンフィクショ
ン」、「音楽」、「エッセー」といったところだ。
そのうち、比較的最近に読んだ「音楽書」から・・・・・・。
1.片山杜秀『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』(文春新
書2018)
音楽史と世界史は表裏一体の関係だ。
いかにも、読書量を誇る(?)片山先生(慶応義塾大学教授)ら
しい本と言えるかしらん。
今年、ベートーヴェン生誕250年に読むのにふさわしい?
2.吉田秀和『二十世紀の音楽』(岩波新書1957)
昭和32(1957)年4月第1刷の復刊。大変おもしろい。--長らく
絶版になっていたとは信じがたい。1950年代に書かれた物だが、
内容自体は「古さ」を感じさせず、むしろ新鮮さあふれるエッセ
ーとなっている。
3.許光俊『オペラ入門』(講談社現代新書2019)
許先生もまた慶応義塾大学教授。慶應の美学の出身。片山先生、
宮崎哲弥氏とは三田レコード鑑賞会のほぼ同世代。
「ですます調」で書かれており、親しみやすい。単なるオペラの
ストーリー解説となっていないところがいいかしらん。
たしかOB合唱団の某氏もおすすめだった?
4.許光俊『生きていくためのクラシック』(光文社新書2003)
久しぶりに本棚から引っ張り出した。許先生30代の作品だ。
あらためて読み返すと、おもしろい。アナログレコードを繰り返し
聴いた「耳」で書いた指揮者の名演論になっている。
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テレビでの音楽の解説が分かりやすく、ユニークなキャラクターに親しみを覚えていました。
(片山先生は)どちらがご本業か分からないのですが・・・・・・(笑)。
小学校から高校まで暁星なんですね~。