会社のSさんが昼休み、「先日(正確には10月18日(日))若杉弘指揮、東フィルの『午後のコンサート』を聴きに行ったら、若杉さんが来ていなくてガッカリしちゃった」という話をされた。「えっ、若杉さんはは今年の7月に亡くなられたんだけど」「道理で . . . 本文を読む
以前(平成19年)ボールトのブラームス交響曲全集3枚組(輸入盤)を1,000円足ら
ず(987円)で購入したことがあった。この演奏は「私のお気に入り」の一つで、
繰り返し聴いている。4番などは何回も聴いているので、購入価格を聴いた回数で
除するとかなり低い金額になるだろう。--経済学士の習性?(笑)
先日渋谷のHMVをうろうろしていたら . . . 本文を読む
トスカニーニの没後40年、生誕130年の平成9(1997)年、「トスカニーニ・ベス
ト・セレクション」と称して1枚1,000円のCDが発売された。いずれもモノラル録
音だが、そのうち10枚ほどを購入した。ヴェルディの「オテロ」もそのうちの1組
(2枚組)である。
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池上彰さんは元NHK記者、「週刊子供ニュース」のお父さん役で有名だった。私 と同年の生まれ、大学・学部とも同じである。 池上さんの趣味は読書である。たしか一年で300冊以上読まれるのではなかったか しらん。 . . . 本文を読む
渋谷のHMVに立ち寄ったら、小濱妙美(こはま たえみ)さんのCDが目に入
り、購入した。曲目の数が多いのが嬉しい。
小濱さんはシュヴァルツコプフの愛弟子である。芸大を卒業後芸大大学院を修了、
畑中良輔、小野光子に師事。シュヴァルツコプフに認められて昭和59(1984)年ス
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[のど風邪をひいてしまった。(不覚!)ワグネル定演本番前でなくてよかった
(笑)。休暇を取った。]
11月4日(水)、会社が終わってから午後5時50分頃、明徳幼稚園に入る。うかつに
もその時まで知らなかったが、当日は大久保昭男先生の発声練習があった。練習会
場では既に発声練習の真っ最中。(その時点でOBも二人来ておられた。)
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現在新国立劇場(中劇場)にかかっている「ヘンリー六世」については、スケジュ ールの関係から第3部だけを観ておしまいにしようと考えていた。ところが第1部~ 第3部を購入していた友人Aさんの都合が急に悪くなったため、「ピンチヒッタ ー」として、「ヘンリー六世」第1部「百年戦争」、第2部「敗北と混乱」を観た。 歴史をさかのぼる形になったが、 . . . 本文を読む
また「近現代史」に戻る。本書のタイトル「マッカーサーの二千日」とはいうまで
もなく、マッカーサーが日本に「君臨」した占領時代を指す。本書は占領時代の出
来事を簡潔にまとめたもので、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。
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「歌の翼に」を取り上げるのは二回目である。畑中良輔先生の喜寿(77歳)を記念
して、10年前にビクターから発売されたCD。歌唱はすべて畑中先生のものであ
る。
収められている曲は、下記の31曲。「五つの抒情歌」は本当にすばらしい、ロマン
チックにして、格調高い歌唱である。楽譜が見えないとはこのことである。若い人
にぜひ聴いてもらいたいものである。
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大学を卒業してクラシックのLPを買い始めた頃、まず傾倒したのがクナッパーツ
ブッシュであった。これは多分に宇野功芳さんの影響によるものだが、キングレコ
ードからクナッパーツブッシュのロンドン・レーベルが廉価盤として次々に発売さ
れたことにもよるだろう。
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昭和44(1969)年12月、ワグネル(男声合唱団)は定期演奏会においてOBと合同
でワーグナーの「タンホイザー」第2幕、第3幕ハイライト(福永陽一郎編曲、畑中
良輔先生指揮、独唱;長野羊奈子、平野忠彦--一部敬称略、以下同じ)を初めて
演奏した。
それ以来、何年かに一度現役、OBが一体となって同曲を演奏するのが恒例とな
り、 . . . 本文を読む
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今年はノモンハン事件70周年である。ノモンハン事件に関する新刊書が何冊か刊行
されているが、本書もその一つである。
司馬遼太郎はノモンハン事件について書こうと、例によって膨大な資料を集めヒア
リングを重ねたが、とうとう書かなかった。半藤一利さんが書いた『ノモンハンの
夏』(文春文庫)がいい。
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11月1日(日)、ティアラこうとう(江東公会堂)大ホールでワグネルOBの定期
演奏会を聴いた。この会場は、どの団体・演奏を聴いても、音の鮮明度が今ひとつ
で、いつもややこもったように感じる。その点はやや割り引いて聴かなければなら
ない。
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シェークスピアは16世紀後半から17世紀初期の人である。それは、日本ではだいた い信長、秀吉、家康の時代にあたる。そのシェークスピアが15世紀の英国--つま りシェークスピアが生きた時からざっと100年前の時代を背景に描いた史劇が『ヘ ンリー六世』である。第1部「百年戦争」、第2部「敗北と混乱」、第3部「薔薇戦 争」の三部作からなる。 . . . 本文を読む