人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

若杉弘 マーラー交響曲第1番

2009-11-15 05:15:13 | 音楽
会社のSさんが昼休み、「先日(正確には10月18日(日))若杉弘指揮、東フィルの『午後のコンサート』を聴きに行ったら、若杉さんが来ていなくてガッカリしちゃった」という話をされた。「えっ、若杉さんはは今年の7月に亡くなられたんだけど」「道理で . . . 本文を読む
コメント

メンゲルベルク バッハ「マタイ受難曲」

2009-11-14 09:19:09 | 音楽
以前(平成19年)ボールトのブラームス交響曲全集3枚組(輸入盤)を1,000円足ら ず(987円)で購入したことがあった。この演奏は「私のお気に入り」の一つで、 繰り返し聴いている。4番などは何回も聴いているので、購入価格を聴いた回数で 除するとかなり低い金額になるだろう。--経済学士の習性?(笑) 先日渋谷のHMVをうろうろしていたら . . . 本文を読む
コメント

トスカニーニの「オテロ」(「オテッロ」)

2009-11-13 05:12:25 | 音楽
トスカニーニの没後40年、生誕130年の平成9(1997)年、「トスカニーニ・ベス ト・セレクション」と称して1枚1,000円のCDが発売された。いずれもモノラル録 音だが、そのうち10枚ほどを購入した。ヴェルディの「オテロ」もそのうちの1組 (2枚組)である。 . . . 本文を読む
コメント

池上彰『そうだったのか!日本現代史』(集英社文庫)★★★★★

2009-11-12 05:09:35 | 近現代史
池上彰さんは元NHK記者、「週刊子供ニュース」のお父さん役で有名だった。私 と同年の生まれ、大学・学部とも同じである。 池上さんの趣味は読書である。たしか一年で300冊以上読まれるのではなかったか しらん。 . . . 本文を読む
コメント (2)

ブラームス「愛の歌」

2009-11-11 05:05:17 | 音楽
Y.ブラームスは一時合唱指揮者だったこともあり、合唱作品を数多く作曲している。 以前取り上げた「運命の歌」もそうだが、「愛の歌」も演奏会ではしばしば取り上げ られる。 . . . 本文を読む
コメント (2)

小濱妙美「Eternity-永遠(とわ)-」

2009-11-10 05:13:40 | 音楽
渋谷のHMVに立ち寄ったら、小濱妙美(こはま たえみ)さんのCDが目に入 り、購入した。曲目の数が多いのが嬉しい。 小濱さんはシュヴァルツコプフの愛弟子である。芸大を卒業後芸大大学院を修了、 畑中良輔、小野光子に師事。シュヴァルツコプフに認められて昭和59(1984)年ス . . . 本文を読む
コメント

ワグネル日記--大久保先生の発声練習

2009-11-09 05:18:11 | 音楽
[のど風邪をひいてしまった。(不覚!)ワグネル定演本番前でなくてよかった (笑)。休暇を取った。] 11月4日(水)、会社が終わってから午後5時50分頃、明徳幼稚園に入る。うかつに もその時まで知らなかったが、当日は大久保昭男先生の発声練習があった。練習会 場では既に発声練習の真っ最中。(その時点でOBも二人来ておられた。) . . . 本文を読む
コメント (2)

シェークスピア『ヘンリー六世』(鵜山仁演出)(2)

2009-11-08 08:24:13 | 演劇
現在新国立劇場(中劇場)にかかっている「ヘンリー六世」については、スケジュ ールの関係から第3部だけを観ておしまいにしようと考えていた。ところが第1部~ 第3部を購入していた友人Aさんの都合が急に悪くなったため、「ピンチヒッタ ー」として、「ヘンリー六世」第1部「百年戦争」、第2部「敗北と混乱」を観た。 歴史をさかのぼる形になったが、 . . . 本文を読む
コメント (2)

袖井林二郎『マッカーサーの二千日』(中公文庫)★★★★

2009-11-07 07:16:36 | 近現代史
また「近現代史」に戻る。本書のタイトル「マッカーサーの二千日」とはいうまで もなく、マッカーサーが日本に「君臨」した占領時代を指す。本書は占領時代の出 来事を簡潔にまとめたもので、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。 . . . 本文を読む
コメント

畑中良輔「歌の翼に」(2)

2009-11-06 05:12:27 | 音楽
「歌の翼に」を取り上げるのは二回目である。畑中良輔先生の喜寿(77歳)を記念 して、10年前にビクターから発売されたCD。歌唱はすべて畑中先生のものであ る。 収められている曲は、下記の31曲。「五つの抒情歌」は本当にすばらしい、ロマン チックにして、格調高い歌唱である。楽譜が見えないとはこのことである。若い人 にぜひ聴いてもらいたいものである。 . . . 本文を読む
コメント (2)

クナッパーツブッシュ「ワーグナー・アルバム」

2009-11-05 05:33:04 | 音楽
大学を卒業してクラシックのLPを買い始めた頃、まず傾倒したのがクナッパーツ ブッシュであった。これは多分に宇野功芳さんの影響によるものだが、キングレコ ードからクナッパーツブッシュのロンドン・レーベルが廉価盤として次々に発売さ れたことにもよるだろう。 . . . 本文を読む
コメント

ワグネル、「タンホイザー」そして第134回定期演奏会

2009-11-04 05:08:44 | 音楽
昭和44(1969)年12月、ワグネル(男声合唱団)は定期演奏会においてOBと合同 でワーグナーの「タンホイザー」第2幕、第3幕ハイライト(福永陽一郎編曲、畑中 良輔先生指揮、独唱;長野羊奈子、平野忠彦--一部敬称略、以下同じ)を初めて 演奏した。 それ以来、何年かに一度現役、OBが一体となって同曲を演奏するのが恒例とな り、 . . . 本文を読む
コメント (4)

田中克彦『ノモンハン戦争-モンゴルと満洲国』(岩波新書)★★★★

2009-11-03 08:02:24 | 近現代史
[ブログの記事がゆうに500を超えてしまった。検索にあたっては、カテゴリー、月 別のほか右上の「検索 このブログ内で」をご活用下さい。] 今年はノモンハン事件70周年である。ノモンハン事件に関する新刊書が何冊か刊行 されているが、本書もその一つである。 司馬遼太郎はノモンハン事件について書こうと、例によって膨大な資料を集めヒア リングを重ねたが、とうとう書かなかった。半藤一利さんが書いた『ノモンハンの 夏』(文春文庫)がいい。 . . . 本文を読む
コメント

ワグネルOB合唱団定期演奏会2009

2009-11-02 05:07:19 | 音楽
11月1日(日)、ティアラこうとう(江東公会堂)大ホールでワグネルOBの定期 演奏会を聴いた。この会場は、どの団体・演奏を聴いても、音の鮮明度が今ひとつ で、いつもややこもったように感じる。その点はやや割り引いて聴かなければなら ない。 . . . 本文を読む
コメント

シェークスピア『ヘンリー六世』(鵜山仁演出)

2009-11-01 08:48:28 | 演劇
シェークスピアは16世紀後半から17世紀初期の人である。それは、日本ではだいた い信長、秀吉、家康の時代にあたる。そのシェークスピアが15世紀の英国--つま りシェークスピアが生きた時からざっと100年前の時代を背景に描いた史劇が『ヘ ンリー六世』である。第1部「百年戦争」、第2部「敗北と混乱」、第3部「薔薇戦 争」の三部作からなる。 . . . 本文を読む
コメント